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50年以上前から研究しているのにおかしくない?

A 回答 (6件)

 自分の知人にロボット工学に進んだ奴がいるのですが、#4さんの仰るように、ニューロを持ったエアコンやファジーな洗濯機や扇風機はみな、定義によっては人口知能になるという笑い話をしていました。

そして(当時の)日本AI学会が人工知能の定義を諦めたという「落ち」でした。

 #1さんの仰るようにエキスパートシステムなら、実用に供用されているものは既にいくつもあります。問題は、「果たして機械は、自分のやっている事や,やっている事の意味を理解し、意識できるのだろうか?」という点でしょう。

 この点に関してロジャー・ペンローズは、まさに上記のような問題意識で非常に面白い本を書いています。「皇帝の新しい心」と「心の影」がそれで、いずれもみすず書房から出ています。

 ロジャー・ペンローズは車いすの天才であるホーキングの共同研究者で、フィールズ賞(年齢的に無理か(^^;))やノーベル賞をいつ取ってもおかしくない、数学者・物理学者です。

 そんなノーベル賞級の人が、読むのに骨は折れますが、頑張って一般啓蒙書を書いてくれました。彼の良いところは、現在の数学的・物理学的成果から徹底して逸脱しない事です。にも関わらず結論は現状ではクレージーで、そのぶん非常に示唆に富んだ内容になっています。参考になると思いますが、値段は高い・・・(^^;)。
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 また分割して回答してしまった。

いつもやってしまう。

 人工知能の世界で昨今のトレンドは「機械学習」というものが脚光を浴びています。

機械学習
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E6%A2%B0% …

 今回は質問の対象から外れるかも知れませんが「カオス理論」も人工知能の一種と見なされています。

 応用例として、気象の変化の将来予測(平たく言えば天気予報)や株価の変動を予想するなど。


 今後はインターネット技術を応用・発展させて、「ビッグデータ+人工知能」の組み合わせで研究を進めるようです。


 開発言語はありますが、あまり話題としては広がっていないようです。

>Prolog
http://ja.wikipedia.org/wiki/Prolog

 Prologの利点として与えた情報を基にして【推論ができる】などがあります。
※検索機能にあらず。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E6%A2%B0% …
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 人工知能ですが。



 研究段階や試行錯誤を行っている段階では人工知能と呼称しますが、実用化されるとそれぞれの分野に適した状態で新しい名称が割り振られていく関係で人工知能とは呼ばなくなりますね。

 一時期、家電製品で「エアコンならニューロ」、「洗濯機ならファジー」なるものがキャッチコピーだったりもしますが、すでに組み込まれています。


 たとえて言うならば自動販売機を「ロボット」とわざわざ呼ぶかどうかの違いになります。

 つまり、定義がどうなっているか?によるの、人工知能と呼ぶ場合もあれば呼ばない場合など、様々です。


 先日、真夜中の番組で「東大入試ロボ」の特集番組を見ていたのですが、自然言語処理(日本語の文章のことです)が大幅に改善されているようです。


 たとえば、IBM社が独自開発に成功した全米クイズを倒して優勝したワトソンというのはどういう扱いになりますか?


 今のところ、研究段階で達成しているのは3歳児相当のIQ(知能指数)がありますが、人間なら当たり前に理解できる一般常識をデータベース化させるのに時間がかかるとはいえ、最近のは性能が向上しています。
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自律的判断は非常に難しいでしょう。

人間に対する躾すらできないんだから、それを機会に導入するのは無理やね。
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 人工知能(AI)って要するに「人間の頭脳」と同じものを「機械的に造り替えてできる装置」のことでしょ。


それを具体化するには、先ず「人間の頭脳」そのものを完全に解明できていなければ話にもなりません。
 その人間の頭脳とやらにも、様々な領域があって、例えば記憶もあれば知識を得るとの部分もありますが、なぜそうなるのかと考える思考過程や思考回路は知識や言語だけでは説明することも困難です。
 哲学や文学といった領域をコンピュータオタクは理解することができていません。そのロジックが如何に構成されているかを把握せねば、そのロジックに対する反証を行うことも不可能になります。
 そうした基本部分にはまだメスが入っていない状態と同じなのですよ、50年以上経過しているとしても。
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 60年どころか、17世紀から研究されていますよ。

おそらく、天才の知性を凡人でも真似たいといった動機などがあったのでしょうね。百科事典(データベース)と適切な推論規則さえあれば、賢い人間と同じ判断ができそう、といった見込みだったのでしょう。

 実用を目的としたものはおいておきましょう。エクスパートシステムなどなら、実用段階のものがいくつもあります。ゲームなら、将棋をするための将棋ソフトはプロ有段者レベル、リバーシ(オセロ)の世界チャンピオンはもう長らくコンピューターが独占しています。

 もっと単純なレベル、数字の計算だけに限定するなら、世界最初のコンピューターといえるエニアックが作られたときに、既にコンピューターは人間を遥かに凌駕していました。円周率を何億桁も求める計算なんて、もうパソコンレベルです(何兆桁も実はパソコン)。

 人間らしい知性を持つAI(人工知能)について、お尋ねなのだと思います。ある意味、永遠に実現しません。それは、人工知能を研究している目的が、人間の知性がどういうものか調べることだからです。

 作りたいAIがどういうものか分かっていなくて、作りたいAIが作れれば、そのAIの作り方が分かるということです。ある意味、鶏が先か、卵が先か、みたいな話なんですね。

 ですので、偶然に当たりとなることを期待して、むやみやたらにAIを作ってみるしかありません。試すべき可能性の数が膨大過ぎる上、その一つ一つが情報量的に巨大なものであるため、遅々として進みません。

P.S.

 さらに、人間が知性を獲得するのに重要な五感をどうやって持たせるかも、よく分かっていません。これも、人間がどうやって五感を脳で情報処理しているか分かっていないからです。五感を持たせるアプローチも、鶏が先か、卵が先か、みたいな感じになっています。
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