
No.6
- 回答日時:
くだら、しらぎ、の語源については諸説あり、はっきりしたことは分からないらしいです。
私の聞いた説は次のようなものでした。
百済が滅んで日本に渡ってきた百済の人が、尊字の「ら」をつけて百済を呼び、卑字の「ぎ」をつけて新羅を呼んだ。
ひゃくさいら→くだら
しんらぎ→しらぎ
中国の人たちは、ヒャクサイ、シンラ、のような読み方をすると聞いています。(発音は変わってるかも)
早速の回答ありがとうございました。
日本へわたって来た百済人は、尊や卑字をつけ”くだ「ら」と”しら「ぎ」と呼んだのですね。
そして、百済について、日本とは違った関係である中国は、”ヒャクサイ、シンラ”とわりに素直に呼ぶのですね。
No.5
- 回答日時:
百済だけではありません。
同様のことはいくらでもあります。高麗→こま・・・高麗芝、高麗人参などはこうらいと読みますが、高麗川はこまがわと読みます。
釜山→ぷさん
木浦→もっぽ
香港→ほんこん
北京→ぺきん
南京→なんきん
etc
中国、朝鮮、日本は漢字を使って表記します。
発音はそれぞれの国、時代によってかわります。
ベトナムもかつては漢字表記をしていました。ベトナムの漢字表記は越南です。
ベトナムという発音表記は日本人流のものです。(英文表記は VIET NAM です)
朝鮮の地名の表記もおそらく古い時代に朝鮮語の発音を漢字で表記したのでしょう。
その漢字表記をそのままにして朝鮮語の発音をそのまま日本流発音に変えて読みました。
百済などのように古いものは、初めに現地の人の発音を聞いた日本の人が、日本人流に発音したのがそのまま読みとして定着しました。
朝鮮語だけで起きている現象ではありません。
天麩羅も合羽ももとはポルトガル語です。
漢字の音読みも呉音と漢音があります。(漢和辞書をご覧ください)
中国へ留学した僧侶などが持ち帰ってきました。
時代によって異なる音として聞いて帰って来たのがそのまま定着しました。
持ち帰った当初は中国の人にも通じたのでしょうけれども、時代とともに中国側の発音がかわり現在は全く通じません。
日本も万葉集の時代と現在とでは日本語の発音が違います。
早速の回答ありがとうございました。
<百済だけではありません。>
ですね。
<日本も万葉集の時代と現在とでは>
かなり異なっていますね。明快な説明を出すことは、難しいですね。
No.4
- 回答日時:
>『クンナラ』と『ナラ』は深い関係にあります。
企業で言えば本社と工場の関係です。こんにちは。 #2の再入場です。
(1) 百済→奈良へ
『クンナラ』がその滅亡後、どうなったのかを記述していませんでした。 続きを少し説明します。 662年、百済は滅亡します。 王の一族は逃れて東の海岸から東を目指して舟を出し、今の島根県中部に上陸します。 大社市近郊にある日御碕(ひのみさき)に上陸し、ここに定着します。 そしてここから山陰を通って近畿中部を目指します。
古事記に出て来る神話のひとつに大国主命(おおくにぬしのみこと)の国譲りがあります。 土着の豪族と和解し、平定しながら東へ進んで行ったのです。 そして710年国を樹立し、都を平城京と名づけます。 しかし、この時代を『奈良(なら)時代』と呼びます。 『なら』は朝鮮語で今でも国という意味で使われています。
(2) 『くんなら』→『百済』
ハングルはリエゾンします。 韓国人の名前を使ってリエゾンを説明します。
十年ほど昔、『冬のソナタ』というドラマが一世を風靡し、韓流ドラマブームが起きました。 ヒロインの女性チョン・ユジンが、学生時代に事故で死んだ恋人とそっくりなイ・ミニョンに出会い、彼と婚約者のキム・サンヒョクとの間で心を揺り動かす、せつなくも優しいラブストーリーでした。 このドラマでドラマ恋敵キム・サンヒョクをパク・ヨンハという若い俳優さんが演じました。
パク・ヨンハ。 これを韓国人が発音すると、我々日本人には『パッギョンハー』と聞こえて来ます。 自然にリエゾンしているのです。 『クンナラ』も我々日本人には『クダラー』と濁った音となって聞こえて来たのだと思います。
再度の回答ありがとうございました。
1.百済と日本との関係が、クンナラに影響を及ぼしているのですね。
2.クンナラとクダラとは、リエゾンに関係しているのですね。
No.3
- 回答日時:
>百済を、くだら、と読むのは、(私にとってのみでしょうか)難しいです。
なぜ、百済は、ひゃくさい、と読まず、くだら、と読むのですか?
↓
◇韓国での発音は知りませんが、我が国に伝来し広まってるのは百済観音(くだらかんのん)とか百済(くだら)からの帰来人と言う風に「くだら」が普及し慣用化され定着していると思います。
◇固有名詞や地名・国名であり、教科書での指導要領やルビで定着した読み方に準じるのでは・・・
例えば、白村江の戦いが私たちが学んだ時代には「はくすきえのたたかい」でしたが、子供の教科書では「はくそんこうのたたかい」と読むそうです。
漢字表記は音読みや訓読みをベースに時代や学説によって、歴史の史実や名称も変化している場合があります。
その場合に多数派の変化や読み易さ等で一般化され、定着する読み方はあるでしょうが、百済を「ひゃくさい」とはあまり聞かないです。
ただし、誤用を含め「ひゃくさい」が社会的に広まると、やがて「くだら」と「ひゃくさい」が併記される可能性はあります。
※白村江の戦い(はくすきのえのたたかい、はくそんこうのたたかい)とは、663年(天智2年)8月に朝鮮半島の白村江(現在の錦江河口付近)で行われた、倭国・百済遺民の連合軍と、唐・新羅連合軍との戦争のことである。
早速の回答ありがとうございました。
<「くだら」が普及し慣用化され定着してい>
ますね。
弁解するようですが、”百済”を”くだら”と読む(読ませる、方が私の心情に相応しいのですが)ことはかなり不自然だ、と感じていました。もっと自然な読み方、例えば”ひゃくさい”などがあろうに、と思っておりました。
No.1
- 回答日時:
同じ漢字でも今でも中国の北と南の地方では読み方が変わります。
日本に中国の文化、言語、漢字などが流入してくる経路が
さまざまで、特に朝鮮半島経由で入ってきたものと思われますが、
ちょっとかわった読み方をする地域の人たちの言葉が
定着したものと考えられます。
こちらが詳しいです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
大阪には百済と書いてそのまま「くだら」という地名があり、
少し前まで駅名にも使われていたくらいですから、
大阪の年配の人には逆にくだらいがいの読み方がピンときません。
また奈良にもくだらじという寺がありますから割とポピュラーなんです。
早速の回答ありがとうございました。
引用して頂いた文章を読み、理解できたことだけを、書きます。
もともと百済の地は、”くだら”(漢字は不明)と呼ばれていた。そこへ、占領軍が来て、百族を救ってやったという意味で”百済”(読みは不明)と名付けた。よって、”百済”の読みが、”くだら”になった、ということですね。
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