
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
アニリンの沸点は180℃強あり、普通に蒸留すると厄介ですが、水と共沸するので、水蒸気蒸留は結構簡単な分離法です。
溜出後の凝縮液は、そのままでアニリンと水に分離(一部相互溶解はしますが)するので、回収が簡単です。
ニトベンの残存量分析は、ガスクロマトグラフでやるのが普通だと思います。ppm単位で確認できます。
No.2
- 回答日時:
#1 さんの回答で良いと思いますが,少し補足いたします。
アニリンは空気中で徐々に酸化されて褐色になります。この酸化は熱がかかると促進されますので,通常の蒸留ではかなりの酸化物が混入する事になり,純度の高いアニリンを得る事は出来ません。
そこで,低温での蒸留を行う必要がある訳ですが,その方法には減圧蒸留と水蒸気蒸留があります。水と混ざらない化合物の場合は,より操作が容易な水蒸気蒸留が好ましいですので,そちらを行ったのでしょう。
あるいは,水蒸気蒸留を実際に見せる(行わせる)事も目的だったのかもしれません。
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