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山南さんが小走りする時に、よく膝の上(というよりも腿付近)に手を置いて走っているのを見かけるのですが、あの走り方は特に何か名前があるのでしょうか?何だか颯爽としていてカッコイイです。

A 回答 (3件)

これは中学時代私が剣道部だった時に顧問の先生に聞いた話です。



日本は昔も今も家屋や道が狭いですよね。
で、武士は通常二本の刀を腰にさしています。屋内でも脇差みたいな短いやつは腰にさしていることがあります。
そういう所で、両手を振って歩くと、着物の袖口が近くにいる武士の刀(柄や鞘)に触れることがあるんですね、狭いですから。
それって武士にとっては非常に失礼なことで、へたをすると無礼討ちなんてこともあるくらいです。
それゆえ狭い場所で、武士の近くを歩く庶民は、両手を腰の前に置いて(かしこまった状態で)袖口がひらひらしないように歩くのだそうです。
これは武士同士がすれ違うときでも同じで、立場的な上下関係で下の者が、あのような感じで歩くようです。

これは例えば、近藤勇が松平公の面前へ出る時とか、逆に退室する時(この時は後ろ向きに歩く)にも、手を腰にあてて、かしこまっています、という形で歩くはずです。

山南さんは、浪士組の中でも物事の分別や教養があり、尚且つそれを鼻にかけない謙虚さをあわせ持ったような役どころですから、あのような感じの、腰の低い歩き方をさせているのではないでしょうか。

それと同時に、山南さんは確か仙台か米沢あたりの武家の出ですから、近藤や土方と違い、生まれながらの武士なんですね。ですから武士としての礼儀作法みたいなものを身につけているのではないでしょうか。
他の浪士たちが肩で風をきるような歩き方をしている中で、山南さんのキャラクターを上手く表現しているのかな?という感じがします。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。

なるほど、自分の礼儀をわきまえた走り方なのですね。見ている私もなぜだか逆に畏まってきますよね。私も見習わなきゃ…。

お礼日時:2004/06/04 21:22

多分、はかまを押さえている走り方ですよね。


あれって、茶道でよくやりますよね(歩くとき)
すそを邪魔にならないようにということだそうですよ。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。茶道ですか、確かにあのシーンも気品がありました。

お礼日時:2004/05/31 20:39

直接番組を見ていないので違ったらごめんなさい。



右手と右足、左手と左足を一緒に出して走る走り方(歩き方)は日本古来の動作でした。

ナンバ走り(歩き)といいます。古式泳法等と同じで古武術から来ているそうです。

参考URL:http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/su …
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございました。ナンバですか、某陸上選手の走法で少し話題になったものですね。。

お礼日時:2004/05/31 20:37

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