ホームシアターのスピーカーシステムについて

Question

ホームシアタースピーカーを検討していますが、複数のスピーカーを設置するタイプではなく、サウンドバータイプ（？）を考えています．スピーカーが平べったいバー状になっていてテレビの前に置くタイプで、一つのスピーカーですが5.1ch（サブウーハー付）になっているものです．これらの、特性を見ると、スピーカーは出した音を前方方向はもちろん、橫の壁に反響させてサラウンド効果を発揮するとうたっています．ということは、スピーカーを設置した部屋の両サイドには壁が必要になると思いますが、リビングに設置した場合、部屋のレイアウトにもよりますが、ガラス窓があったり、ダイニングテーブルがあったりと、我が家の場合、両サイドがどうしても壁にならない状況です．そのような場合はやはり期待するサラウンド効果はかなり落ちると考えた方がいいのでしょうか？
最近、家電量販店でもかなりこのタイプのスピーカーを見かけ、手頃でいいなと思っているのですが、部屋のレイアウト次第というのが、何ともいえない感じなのですが．いかがな物でしょうか？

parts · Accepted Answer

Ｑ／そのような場合はやはり期待するサラウンド効果はかなり落ちると考えた方がいいのでしょうか？

Ａ／このタイプのスピーカーはバーの内部に指向性のある数十個の小さなスピーカーを複数の方向に向けて配置しています。その反射を利用するのですが、機種によってはその際にマイクによるオーディオチェック機能を備えており、どのスピーカーに対してディレイを有効にすべきかを詳細に関するする製品もあります。そういう製品だと多少は、サラウンド効果が上がる可能性がありますが、後ろが完全にひらけた場所の場合は、効果はほとんど出せないことがあります。

特に、これらの技術で優れているのはYAMAHAのYSP-4300ぐらいかと思います。ヤマハと他社は比べものにならないほど違いがありますので、ご注意ください。尚、ディレイを利用する特性上、ディスクリートタイプのスピーカーに比べて、慣れるまで若干の音位差などを感じる人もいると思われます。これに慣れることができない場合は、たぶんすぐに処分することになると思いますので、こだわり持ちの人で、店頭で聴くことができるなら、聴いてから購入した方が良いです。まあ、この手の製品はある程度は妥協が必要ですのでお気をつけください。

テレビの音が聞き取りにくいなどがあるなら、悪くはないです。
http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/hometheater-systems/digital-sound-projector/ysp-4300_black__j/?mode=model

単純に5.1ch相当を再現するだけなら、スピーカー2本でもDolby VirtualやDTS Dimension Technology などを取得した製品でも200度程度までならいけるかと思います。これにセンタースピーカーがあれば、ほとんど十分に感じるはずです。
これの欠点は、東部伝達関数（HRTF）を使うため、最初の数分間は音に人が慣れる必要があるということです。特に5分から10分程度経過して没入すると、音の臨場感がよりクリアに聞こえるようになります。
こちらも、テレビの音をよくしたい場合には良いかも、出来れば独立したアンプと専用線ではないスピーカーを用いた製品が良いでしょう。最初は、2.1chで最終的に5.1chにという事も可能です。
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/hometheater/basev50/

また、スピーカー6本を全て前方に設置するFront5.1方式に対応したアンプを導入すれば、フロントスピーカーより少しリア用スピーカーの位置を外すだけで、さらに音の低位感をあげることが出来ます。

360度をフルで完全にカバーするには、リアに2chのスピーカーが必要ですが、その場合でもリアスピーカーは視聴する人の頭の高さより、上に斜め下方向に向けて設置してください。環境によっては、設置は結構手間です。

そのほかの方法としては、デジタルサラウンドヘッドホンシステムを購入する。
他を圧倒するのは、ソニーのMDR-HW700DS。9.1chサラウンドを自宅で手軽に聴ける最強のヘッドホンとなります。ただし、一緒に聴く人数分のヘッドホンが必要で、オープンエア型ではなく、完全な密閉型ヘッドホンであるため、夏は蒸れます。冬でも、暖房が効いた部屋では、耳の周りが汗だくになるかも・・・。投資額は高くなります。
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-HW700DS/

poteti800ne · Answer

バータイプ、ボードタイプともにスピーカーが聴取者の前方にしかない。
これではどうやっても5.1chサラウンド環境の構築は無理です。
メーカーは様々な策を弄して「5.1chに近い物」を提案し発売していますが
所詮は疑似的、バーチャルなものです。
おっしゃるように反射音を利用するのは部屋の大きさ、壁(窓）の有無、壁の材質に左右されます。
またSPと聴取者の間には障害物がないことも必要となってきます。
付属マイクで測定し内蔵プロセッサーで補正をかける機種も存在しますが
「無い壁」を演出するのは無理がありすぎます。
お手軽設置が売りのはずが意外や設置環境の影響をもろに受けるのです。

結論として、バータイプ、ボードタイプのSPではサラウンド効果は落ちます。

TV付属SPよりはまともな音が聞くことができ
おまけでサラウンド的な音の広がり感も期待できる、その程度の物です。

bluemurder · Answer

液晶テレビの音がひどすぎるために、バータイプなら場所をとりませんし、
サブウーハーがついてくるタイプが多いですが、サブウーハーを鳴らさなければ、
迫力もありませんし、バーだけ鳴らしてもサラウンドの効果は薄いと思います。
もちろん音はＴＶよりはいいと思います。

でも、いかにも「バー」から出ている音ってわかってしまうのがつらいです。
テレビの「前」に置くのがとても不自然に感じるのです。

5.1chでも、いちばん難しいのはセンタースピーカーです。
セリフが聴き取りやすく、かつ画面と自然に調和するのは難しいです。
視覚が聴覚よりも勝りますので、多少画面が離れていても気にならない。
っという人もいますが、私は不自然さが気になります。

でも、5.1ｃhのようなものは配線や設定が面倒なのもわかります。

http://www.phileweb.com/news/d-av/201409/16/35579.html
接続は、ものすごく簡単です。

gn_drive · Answer

リビングに5.1chサラウンドを設置しましたが、やはりスピーカーが命です。特に後ろのスピーカーが全体の音場を作るのです。壁から理想な音が反射されなければ、その音場が作られません。

でも正面はもっと大事なので、アンプや他のスピーカーはそのままで、正面の２つだけインピーダンスが同じオーディオ用のもっと良いスピーカーに変更しました。

たぶんテレビのスピーカーが少し良くなった程度で、直ぐにあきてしまうと思います。例えが悪いですが、JBLのスピーカーが付いたノートパソコンで音に拘っているという感じの自己満足レベルになってしまう可能性があります。

面倒でも配線してスピーカーを設置した方が良いと思います。その価値はあると思います。

nijjin · Answer

>配線等考えるとちょっとめんどくさくなってしまって・・・．
迫力あるサラウンドをとるかちょっと残念な状態で我慢するか・・・のどちらかですね(^^;
幸いHT-SS380のリアスピーカー用のケーブルは10mあるので邪魔にならない部屋の隅っこを通すということも出来ると思います。
カーペットとかあるとその下に敷いちゃうのも手かと・・・

nijjin · Answer

反射するもの（壁・家具）の距離や材質で左右されます。
調整できるとはいえ限界はありますし反射するタイプの場合、反射するものが無ければその効果は薄くなると思われるので
可能ならバーではなく実際にスピーカーを後方に配置できるタイプが望ましいと思います。

SONY HT-SS380
http://kakaku.com/item/K0000238025/

ホームシアターのスピーカーシステムについて

Ｑ／そのような場合はやはり期待するサラウンド効果はかなり落ちると考えた方がいいのでしょうか？

バータイプ、ボードタイプともにスピーカーが聴取者の前方にしかない。

液晶テレビの音がひどすぎるために、バータイプなら場所をとりませんし、

リビングに5.1chサラウンドを設置しましたが、やはりスピーカーが命です。

>配線等考えるとちょっとめんどくさくなってしまって・・・．

反射するもの（壁・家具）の距離や材質で左右されます。

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