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動物などが呼吸する時に取り込む空気の多くは窒素ですが、個体にとってどのような働きがあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

酸素の濃度を調整する働きです。


大気圧で100%酸素の中では人間は生存できません。
逆に大気圧で10数%以下の酸素濃度でも同様です。
植物が光合成で生存に必要な物質を取り込んだのちの
残り物(排泄物)が酸素で、その酸素が空気中に一定量あることで、
発生したのが活発に動き回ることができる
いわゆる動物ですから、その発生時の環境がないと
動物は生存できません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/11/24 10:21

#1のお答えは「間違ってはいない」が「強引過ぎる」と思います。


確かに酸素分圧が全圧に等しいと、過呼吸状態になり「呼吸障害」
を起こしますが、全員が過呼吸を経験する分けでは無い様に、
酸素分圧に対する順応性はバラバラです。

さらに酸素が光合成で「栄養分」を得た植物の「廃棄物」のように扱うのも
非常にオカシイ。最初にシアノバクターが光合成を始めた時には地球
規模で大災害が起き、嫌気性の生物はほとんど全滅し、海は酸化された
鉄などの沈殿で酸性に近くなりました。だが現世植物の祖先はシアノバクター
よりも光合成効率の高い葉緑素を取り込み(これはものすごく面白い)
シアノバクターが苦労していた代謝系を最適化しました、十年程前に
nature誌に発表されたように、例の「恐竜」の絶滅した、「多分」
隕石の衝突(まだ異論が結構強いが「なにか」は起きた)ことにより
酸素濃度は何と60%から15%以下にまで激減し、エネルギー効率の
悪かった恐竜は絶滅し、呼吸系が「異常」だった「鳥類」と「ほ乳類」
だけが生き残れた。多分この衝撃では酸素濃度が高かったため地上の植物は
全て焼失したと思われます。この間窒素は何もしなかった。
かなり昔窒素の代謝が見出されてビックリされたが、代謝の無い方がおかしい
なぜなら根粒細菌などは窒素を取り込んでいるからです。
だが窒素の代謝は余り騒ぐ必要がない、ほ乳類は蛋白から得て尿素として
排出し、鳥類は尿酸の形で排出するのでほとんどの植物は「窒素代謝系」
を必要としない。だから生物の窒素代謝は「些末」な問題に過ぎない、
つまり窒素は無きゃ困るが#1のお答えの様に「無いと世界が破滅する」
っぽい「必要度」は余り無い、ただの「傍観者」だと考える方が近い、
と思う。
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この回答へのお礼

科学的なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/11/25 07:52

呼吸による摂取という意味では動物の個体には何の働きもありません。


植物は根の働きで窒素を摂取して、植物自身の個体を作りだしています。
この出来上がった植物の個体を動物が食物という形で摂取することで動物の個体を形作っています。
つまり、動物は植物を介して空気中の窒素を体内に取り入れています。
動物の体を形成するアミノ酸をはじめタンパク質などは窒素を含有した化合物です。
間接的とは言え空気中の窒素なしでは動物は生存できません。

動物の呼吸器は現在の組成比と圧力(大気圧)を前提として作られていますので、空気中の窒素が消滅して大気が希薄になると生きていけなくなります。
そういう意味では、大気圧を維持するのに役立っているという見方もできるかと思います。

太古の地球で現在とは異なる組成比の大気が生まれていれば、現在とは全く異なる光景が広がっていたでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/11/25 07:53

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