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学校の授業で濃塩酸・濃硫酸・濃硝酸などの強酸をいくら薄めても、正確な塩酸・硫酸・硝酸はえられないと聞いたのですがこれはなぜなんでしょうか?

例えば1mol/Lの濃硫酸に100Lの水を加えても正確にいえばこれも0.01mol/Lではないのですか?

A 回答 (3件)

>それだったら正確な濃度の強酸を作ってためておくことはできないということになりませんか?


>実験の時に使う強酸はどうやって保存しているのですか?
 よいところに気がつきました。学生実験程度でしたらそれでも済むのですが、正確に滴定するときは、必ず標定作業が必要なのですよ。(先ほどは度忘れして思い出せなかった)
 ⇒中和滴定( http://www.busitu.numazu-ct.ac.jp/suzuki/tshp/ty … )

中和滴定でシュウ酸水溶液を使って水酸化ナトリウム水溶液の濃度を調べる - YouTube( )

 No.2でも書きましたが、潮解性や風解性のない固形の酸や塩基、またはその塩をつかって、きちんと評定しないと正確な濃度は分かりません。私はシアン化カリウム(青酸カリ)なども使いましたが、さすがに高校までの実験では使わないでしょうね。


  
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この回答へのお礼

とても参考になりました!リンク先のサイトも分かりやすくて良かったです!
確かに固体を使えば空気の影響も小さくなっていいですね。
ここまでしてくださってありがとうございますm(^^)m

お礼日時:2015/01/12 21:50

混乱されているのと、疑問は授業のとき聞かないと教師の真意は分からない。


>例えば1mol/Lの濃硫酸に100Lの水を加えても正確にいえばこれも0.01mol/Lではないのですか?
 これは明らかに違う。正確な0.1mol/Lの塩酸水溶液1mLを水で希釈して1Lにすれば、ほぼ0.01mol/Lになります。
1) 1mol/Lの濃硫酸に100Lの水を加えても
 間違い!!、1mol/Lの濃硫酸に水を加えて100Lにすると

 また、濃塩酸、濃硝酸のような揮発性の酸は揮発で、濃硫酸のような不揮発性で吸湿性の酸は吸水で、そしていずれも空気中の二酸化炭素を急速に吸収して開放しておけば刻々と濃度が変わります。

 そのために、滴定などで正確な濃度の酸やアルカリが必要なときは、潮解性や風解性のない酸や塩基で検定をしなければなりません。

 そのあたりを聞き漏らしたのでは??

 せっかく教師から学ぶのですから、疑問を感じたらすぐに聞きただすこと!!そのための授業です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!私もしかしたらORUKA1951さんの言っていた通りに先生の話を聞いてなかったかもしれません・・・

確かに空気と接していたら空気中のCO₂やH₂Oと反応して濃度が変わってしまいますね!しかし、それだったら正確な濃度の強酸を作ってためておくことはできないということになりませんか?実験の時に使う強酸はどうやって保存しているのですか?

お礼日時:2015/01/12 17:05

正確な塩酸とか硫酸とか、の意味が何か、ですかね。



エタノール100mlと水を100ml混ぜても200mlにはならない、という話ですか?
pHが2の溶液を100倍に薄めてもpHは4にはならない、という話ですか?
あるいは塩酸は揮発性、というような話ですか?

この回答への補足

回答ありがとうございます!そして、すみません説明不足でした。

強酸の濃度(mol/L)の話です。なぜ濃塩酸を薄めても正確な濃度の塩酸ができないのかが分からないのです・・・

補足日時:2015/01/12 15:31
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