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よく言われていますが98%の濃硫酸で鉄が溶けないが。希釈していくと溶けるのはなぜですか?
化学式ではどのように解析しますか?
また、濃硝酸でも同じ事が起きますか?
硫酸、硝酸、塩酸での鉄の不導体化は?%以上で起きますか?

A 回答 (2件)

溶けるとは水に溶け込んでしまうということ。


濃硫酸は硫酸そのものですから、水は含まれていない。せいぜい硫酸鉄になるだけ
濃硝酸、濃塩酸は酸化窒素、塩化水素の水溶液ですから、水が存在する。
硫酸と同様、
硝酸(HNO₃)の液体、塩酸(HCl)の液体でも溶けません。(^^)
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これは、本気で考えていくと難しい問題ですね(^^ゞ


98%の濃硫酸には、残りの、2%分しか水が含まれていないので、この組成の溶液中では、
鉄の酸化皮膜⇔溶解した鉄イオン
の平衡が、左に極端に寄る、ということだと思います。

2FeO(OH) +3H2SO4 <-> 2Fe(SO4)3 + 4H2O ←これが左に偏る
※酸化皮膜の化学式は定義するのが難しそうですので自信なし。

実際には式の右辺は、2Fe^3+ + 2SO4^2- + 4H2O でイオン化しないと溶けないはずです。(^の記号は上付き文字が入力出来ないので代用で)

これらの溶解度が低いため、酸化皮膜が溶解せず、不動態を作り、結果、溶けない、と。

濃硝酸の場合、もう少し水分が多いので同じ理屈で説明出来るか分かりません。

濃塩酸の場合は溶けるはずですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大体は、わかるような気がしますが?
もっと詳しく説明をいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

お礼日時:2015/10/16 23:10

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