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コーニング社のパイロセラム(白色不透明なガラス?)のキャセロールを購入しました。
実家の母が結婚以来使い込んでいるのと同じタイプです。デパートで聞いたら製造中止だというので、オークションで古い未使用品を見つけました。

私が買ったものは、母のと製造年代はだいたい同じ(25~30年ぐらい前)だと思うのですが、ガラスの色が真っ白で、母のは黄みがかっています。

ちょっと不安になったのでお伺いします
1)ガラスって経年劣化しますか?
2)箱入りで眠っていた場合と、料理に使用して熱膨張を繰り返した場合とでは違いますか?
3)60年代頃の耐熱ミルク・ガラスもアンティークとして人気ですが、かなり強度が落ちていると考えるべきでしょうか?
4)コレールなどの全面強化ガラスは、割れた場合に激しく飛散して危険とのことですが、パイロセラムはどうなんでしょう?

以上、一つでも結構ですので教えてください。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

> ガラスに結晶ができて乱反射して白く見えるという意味かな?と考えたのですが、正しいでしょうか?



正しいと思いますよ。

> 耐衝撃性が強いとはどこにも書いてありません。

ですと,強化ガラスの処理まではしていない(応力が残るような冷却処理をしていない)ともとれますね。

> 「ガラスセラミックの耐熱ガラス」であっても「強化ガラス」でなければ、激しく割れるってことはないのでしょうか?

耐熱ガラスかどうかは,使用温度領域での熱膨張率の小ささで決まります。これは,ガラスそのものの材質で決まります。一方,強化ガラスかどうかは材質によって決まるのではなく,製造の処理方法で決まります。ドロドロに溶けたガラスをゆっくり冷やせば普通のガラスになりますし,両表面に風を吹き付けながら急激に冷やせば,両表面に圧縮応力が残って強化ガラスになります。というわけで,耐熱ガラスと強化ガラスは,原理上,両者を兼ね備えることも可能なのです。

もしパイロセラムが両者を兼ね備えたガラスなら,当然,激しく割れることを危惧しなければなりません。ただ一般論として,熱膨張率の小さな材料は,その表面に応力を残すことが困難です(応力を残すには熱膨張率の差を利用するため)。よって,両者を兼ね備えたガラスでも,激しく割れるほどの応力が残っているとは考えにくいのも事実です。

結論。激しく割れることはないと思うが,断言は出来ない。詳しくはパイロセラムの製法を知る必要がある。
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この回答へのお礼

さやえんどうさん、再度のご回答ありがとうございます!
分かりやすいご説明で、強化ガラスと耐熱ガラスの違い、納得できました。
強化ガラスは表面で引っ張って中身を押さえ込むわけですね。だから表面の小さな傷が問題になるわけですね。

パイロセラムの製法は見つかりませんでしたが、ガラスの性質を知った上で大事に使っていこうと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/06/29 11:32

どなたからも回答がありませんので…。

私は化学&物理で飯を食べていますが,商品名の知識については素人です。

> 母のは黄みがかっています。

キッチンハイターで落ちるなら有機物の汚れですが,如何でしょう? でなければ,直火などによって不純物原子のドープや欠陥が生じ,不純物準位が形成された結果の発色とも考えられます。が,ごく表面のことなので,脆さなどにはあまり影響を与えないと思います。

> 1)ガラスって経年劣化しますか?
> 2)箱入りで眠っていた場合と、料理に使用して熱膨張を繰り返した場合とでは違いますか?
> 3)60年代頃の耐熱ミルク・ガラスもアンティークとして人気ですが、かなり強度が落ちていると考えるべきでしょうか?

食器の使用時や洗浄時につく微小の傷によって脆くなることはあり得ます。が,熱膨張などが原因で脆くなることは考えにくいです。まして,箱入りで眠っていたのであれば劣化は全くないと思います。

> 4)コレールなどの全面強化ガラスは、割れた場合に激しく飛散して危険とのことですが、パイロセラムはどうなんでしょう?

コレールについてよく知らないのですが,一般的な強化ガラスは,両表面に応力が残るよう作ってあります。ですので,表面に傷が付くなどして応力のバランスが崩れると,一気に破壊が進行します。場合によっては激しく飛散するでしょう。

パイロセラムもあまり詳しくないのですが,ネットで簡単に調べたところ,どうやら結晶性の高いガラスみたいですね。パイロセラムの強度がこの結晶性のみに由来するものなら,上記のような劇的な破壊は起こらないと思います。が,詳しくはその製法を見なければ分かりません。

もし nako007 さんが,ネットなどでパイロセラムの製法を見つけましたら,それを補足して下さい。再度回答させて頂きます。

この回答への補足

「パイロセラム」は、製品説明書によると「結晶化ガラス(ガラスセラミック)」とのことです。
ガラスセラミックとは、石の粉が入っているというのではなく、ガラスに結晶ができて乱反射して白く見えるという意味かな?と考えたのですが、正しいでしょうか?

見た目は純白で、非常になめらかで、叩くと金属質の音がします。
「超耐熱ガラス」で「フリーザーからオーブンへ直行させても大丈夫」とのことですが、耐衝撃性が強いとはどこにも書いてありません。

コレールもパイロセラムも、米コーニング社の製品で、見た目が磁器に似ていて白いので、ちょっと気になったのですが。。。

「ガラスセラミックの耐熱ガラス」であっても「強化ガラス」でなければ、激しく割れるってことはないのでしょうか?
この点、お時間があるときに教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。

補足日時:2004/06/28 18:06
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この回答へのお礼

さや豌豆さん、ご回答ありがとうございます!!!
お礼が遅くなって申し訳ございません。何度覗いても書き込みがないので、諦めて放置しておりました。

経年と単純に使っただけでは、劣化はしないんですね。ありがとうございます。
母のお鍋は漂白してもあまり白くなりません。でも強度に問題がないというお話で安心いたしました。


ご回答どうもありがとうございました!

お礼日時:2004/06/28 18:05

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