辺野古を埋立てないことが普天間移設の原則だったはずなのに…!?

辺野古を埋立てない日米合意が普天間移設の原点なのに、ベトナム戦争時の新基地計画を蘇らせてすり替えるペテンが行われたとか…。

　これでは、辺野古新基地が普天間以上の新たな負担を沖縄にもたらすことは見え見えですね…。

　そもそも、普天間の機能を（分散できるものは分散しても可だが）損なわない代替施設を用意してくれれば普天間を返してもいい、但し、期限は７年以内と合意したのだから、代替施設案による普天間返還という基地問題の解決方法は期限切れですねと言えば済むのがアメリカの立場のはず。
　それをここまで引き延ばしたのは、ベトナム戦争時の新基地計画復活の妄執に取りつかれた輩が多いということでしょう…。

　実際、埋立工事のコンクリートブロックがサンゴを傷つけている問題で、法に基づく沖縄県の立ち入り調査を米軍が拒否したのには唖然としました。
　おまけに、カーター国防長官が米軍の非礼を詫びもせず、
「キャンプ・シュワブ（辺野古）への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを再確認致した」
　と、日米防衛相共同記者会見に臨んだのを見た時には、
｛普天間を返して欲しければ、副大統領も経験したモンデール大使がした約束と違うなどとウダウダ言わずに、沖縄の海と金を差し出せ｝
　とすごむ、ただの恐喝屋にしか見えないなと呆れました。

　…こうもアメリカの無茶苦茶が重なると、沖縄の問題が他人事では済まなくなって来てしまい、以下の２点の具体的経緯を明確にして整理できればと思います。

Ｑ1，橋本総理とモンデール大使の間の条件付き普天間返還の合意内容と背景
Ｑ2，沖縄に新たな負担を押し付けないように辺野古を埋立てない日米合意がなされていた筈なのに、ベトナム戦争時の新基地計画にすり替えられて、埋立工事が始まった経緯。

　※１点についてのanswerでも結構ですが、Q1のみの場合、現行と違う部分は指摘して下さい。

No.4 回答者： oshietejoe 回答日時： 2015/04/18 13:00

現行と違う点のみです。

Ｑ１Ｑ２は他の方におまかせします。

実際、埋立工事のコンクリートブロックがサンゴを傷つけている問題
>>
岩もコンクリートブロックも結局は岩礁として機能しますので陸地が増えるだけです。また、消波テトラポットを入れると漁礁にもなります。基地ができて進入禁止エリアができるとその部分の環境は守られます。長い目で見た場合海の環境を壊すことにはならないと考えます。
一般的に海の環境問題になるのはおそらく工場などの汚染水と浄化の妨げの問題だけです。

海のある漁村の多い地区で暮らすとこの意味がわかると思いますが、日本にある数々の大きい港が環境を破壊しているとは思いません。現在、日本の南海上にある西ノ島が自然に大きくなっていますが、将来この付近の海中は魚パラダイスになると期待します。

おまけに、カーター国防長官が米軍の非礼を詫びもせず・・・云々
>>
国防の課題に関しては、政府とアメリカの交渉となるでしょうね。
日米安保関連は国防の最優先の課題です。

この回答へのお礼

１、質問と関係ないことばかりですね…。
それに、環境問題を言うなら、安部総理のお膝元の岩国基地で、「有力な漁場ともなっていた干潟を埋め立てたため、その代替として10年程度の期間で人工干潟を創生する計画が実施されている。」（Wikipediaより）が、うまくいっていないことと比較していってもらわないと…。

2、《カーター国防長官が米軍の非礼を詫びもせず》とは、米軍が、埋立法の県知事の義務と権限に基づく立ち入りを拒否して、自治権を侵害したことです。
　他の市町村でも、地方自治の侵害だと声を上げた所もあるでしょう…。
　その非礼が国防の課題のために許されるというのは、旧日本軍が国防のためといって、沖縄の方言を話しただけでスパイだと沖縄の人を切り殺していた精神構造を連想させますね…。

お礼日時：2015/05/05 21:46

No.3 回答者： paulrachel 回答日時： 2015/04/18 10:08

＜「埋立工事のコンクリートブロックがサンゴを傷つけている問題」＞

「沖縄の珊瑚」という広い目で議論するのであれば本土の人も理解出来ると思います。例えば公共事業による赤土汚染といったテーマがあるようですね。この公共工事に知事はどのようなスタンスでおられた／おられるのか。
http://www.koubunken.co.jp/0125/0125.html

単なる基地の工事を止めるためのとっかかりと受け止められると珊瑚保護の議論は進まないと思いますが如何でしょうか。

＜「アメリカの無茶苦茶」＞＜「辺野古を埋立てない日米合意」＞
鳩山さんも辺野古反対を引っ込めましたし、沖縄県の仲井真弘多知事が政府が提出した沿岸の埋め立て申請を承認したことで歴史が動いたわけで、今更過去の議論の歴史を蒸し返す必要はないと思われます。

本土のいろいろの課題でもよく左翼の人たちが政府の政策に言いがかり的議論を展開した歴史があります。例えば成田空港建設反対の運動は無意味に長期化しました。広い目で見て抵抗勢力の運動としか見えないのですね。

この回答へのお礼

1、ＳＡＣＯ最終報告で「撤去可能なもの」と埋立を排除したのは、米軍施設内が無理で、やむなく海上ヘリポートにしても、沖縄の負担を出来る限り少なくし、「基地の固定化」を避けるためだったと、橋本元総理は国会で語っていますが、それを、一般の埋立の問題にすり替えて、安部政権は埋立を強行したということですかね…。

2、それに、鳩山さんを例に出すにしても、過去の話でなくて、 防衛利権族が偽情報を流して普天間の県外移設を妨害していたことが明らかにされた今の話をして貰わないと…。
　防衛省…http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/140.html
　外務省…http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-176779-story …
　日米合同委員会…http://mizu8882.blog.fc2.com/blog-entry-518.html
　民主党…http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/556.html

3、仲井真弘多知事こそ、過去の議論の歴史を蒸した男でしょう！
　ＳＡＣＯ最終報告の普天間移設期限はとっくに過ぎていた。
　それに、米国海兵隊を沖縄に引き留めたのは日本だったことも明らかになっていた。
　　http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/1-6 …
　日本の安全保障に重要なのは空軍力と海軍力。在沖海兵隊は無用という専門家も少なくない。
　　http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235123-story …
　実際、沖縄の海兵隊は、朝鮮戦争後、予備役や新兵の訓練場として設置されたもので、戦力になるまで育った2000人強の部隊は殆ど日本にいないし、辺野古弾薬庫の近くに普天間を移設できる目処が立たなければ、弾薬庫がなくて実戦に役に立たない普天間が閉鎖されるのは時間の問題だった。
　まさか、議会が反対しているのに、どうせ任期が残り少なくなったからと金で転ぶ知事がいようとは思っていなかった人が多いのでは？
　　http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/po …

お礼日時：2015/05/06 00:45

No.2 回答者： at9_am 回答日時： 2015/04/11 21:07

> Ｑ1，橋本総理とモンデール大使の間の条件付き普天間返還の合意内容と背景

http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/r …
が詳しいですので、これを読んで下さい。

> Ｑ2，沖縄に新たな負担を押し付けないように辺野古を埋立てない日米合意がなされていた筈なのに、ベトナム戦争時の新基地計画にすり替えられて、埋立工事が始まった経緯。

埋め立て工法を言いだしたのは日本側であり、その点についてアメリカ側が「合意を守れ」と主張する筋の話ではありません。
埋め立て工法に変更したのは民主党の菅・野田政権時代であり、それまでは埋め立て工法ではなくフロート工法でした。SACO合意では三つの工法が実現可能とされていました。
なぜ埋め立て工事にしたのかといえば、それ以前の自民党政権が埋め立て工事としなかったためです。

この回答へのお礼

現行案が公にされたのは、2006年の再編実施のための日米のロードマップですよ。
　民主党の前。

　小渕政権の時、国防総省に通じた米国の埋立会社が、軍民共用空港なら米軍の使用期限が過ぎたら全て沖縄県の空港になるのだから、SACO最終報告の「撤去可能なもの」という制限は不要だと地元の埋め立て業者と政府を動かし、「米軍の使用期限を15年に限定した軍民共用空港」案で埋立の準備が進んだ。
　…これは、沖縄が埋立に同意したという印象を作るための策略だったと考えるのが自然…。

　「茶番だ」と評していた田中真紀子外務大臣は更迭されたし、急転直下で現行案に変わった時、沖縄県知事が反対を表明し、米軍の施設内に代案を出した事実を自民党は、殊更、隠そうとしている。
　実際、安部・翁長会談で、翁長知事が、一度は政府が採用した沖縄県の案を話しているのに、安部総理は、現行案が嫌なら代替案を出せと言ったらしい…。
　安部総理が学歴詐称でマスコミを賑やわす程のオツムだというだけの話に過ぎないかもしれないが、安部総理が、沖縄県が埋立に同意したと発言したのは重大…。
　もっとも、翁長知事の「前提が変わった」という言葉に、安部総理は無反応だったということなので、ただのパープリンなのかもしれないが。

　ちなみに、今、自由な立場になった小泉元総理は、普天間返還を決めた橋本総理と同じフロート式がいいと言ってます…。
　http://www.sankei.com/west/news/140114/wst140114 …
　小泉元総理が埋立に否定的だったことは、現行案をラムズフェルドと決めた収賄犯の守屋武昌の著書から伺える。
　町村外務大臣から米軍単独施設のための埋立を強要され、背後に危険な日米合同委員会の圧力を認めざるを得ず、外務省案よりは影響の少ない、海上部分を少なくして橋げた式も可能な、辺野古岬案の位置に落ち着いた。
　しかし、小泉元総理は、国会で、工法は決まっていないと答弁。

※埋立にゴーサインを出したのは、第一次安部政権。
　それも、地元との協議会で現行案に反対意見が表明されると、以後、協議会を開かず、埋立のアセス調査を隠れて開始し、病院に逃げ込んだ。
　　http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21597-storyt …

お礼日時：2015/05/06 14:03

No.1 回答者： toshipee 回答日時： 2015/04/11 18:38

難しいところだねぇ。

すべては「最低でも県外」が効きすぎてるんだけど。
でも、知事さんも、反対者もその対米の会議に参加させればいいと思うんだけどね。「どこかに作らなきゃ、アメリカも敵となるよ」「名目は中国北朝鮮の進出を見張ってるんだけど、いいのかな。いなくなっても」ってことだと思う。
それはおそらく「本当の地元の人」は知ってると思う。それも大事だし、実際基地がなくなれば、その仕事にあぶれた人の雇用は、沖縄自身が生み出さなきゃいけない。それを地元は疑ってる。基地がなくなるのは、関係がない人にとってはいいことだが、それを基盤にしているヒトをどう扱うのか。沖縄は迷っている。
移住して、沖縄人になったふりをしている輩が多いと聞くし、実際地元民は、その反対者の作ったガラス片入りのテープを血だらけで剥がすことも多いと聞く。
歴史的背景ってのは、実は関係ないと思うよ。要はアメリカも「なくてもいいのか、我々は日本を護ることから、手を引くぞ」ってのは、どちらでもいいことのように思う。ただ、日本についている方が、中国の暴走のまま手を組むより、国際理解は得やすい。日本に爆弾が落ちても、自国に犠牲者なく、軍隊が発動できる。いいリトマス紙だ日本は。
憲法9条ってのは、実は影武者に武器を持たせているだけじゃないのか。他国はアメリカ軍を日本の防衛軍と思っているのじゃないのか。自衛隊は下請けで。

この回答へのお礼

１．普天間返還を引き出した原点は、少女暴行犯の米海兵隊員らが引き渡されなかった事件、米軍の治外法権を安部総理の祖父岸信介が認めた差別的な「日米地位協定」に反発した運動だったはず…。
　それを安全保障の問題とすり替えた投稿があるのは、安部政権の情報操作の賜物でしょうか？

2、おまけに、SACO合意で「地位協定の運用の改善」とうたわれているのに、取り除くべき危険を、安部政権は「地位協定によって少女暴行犯の米海兵隊員らを逮捕できない現実」でなく「普天間の危険」にすり替えた。
　それも、地位協定のせいで、危険な訓練飛行の場所ですら米軍の自由で、住宅地に墜落しても警察が捜査できないので刑事罰による事故抑止効果も望めず、訓練時間、騒音も、住民はお願いするだけの弱い立場という問題を解決せず、通常離着陸では他の飛行場と同様に目立った事故もないのに、住宅が密集している状態を「普天間の危険」と騒げば、尻馬にのった世間が辺野古の埋立を後押ししてくれると利用。

３、さて、ベトナム戦争時の計画はhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2 …、http://atsukoba.up.n.seesaa.net/atsukoba/image/h …
　現行案と軍民共用空港案を合わせると、丁度、合致します。

　振り返れば、沖縄返還時、日本政府が滑走路や住宅を整備した普天間に、山口にいた予備軍で帰る基地がないベトナム帰還兵が移って来て、空軍の補助基地で弾薬庫もなく比較的安全な飛行場を、危険なヘリコプターの訓練が行われる海兵隊の基地にしたりと…、「本土並み（基地返還）」が空手形だった上に、安部総理の大叔父佐藤栄作には、二度も騙された歴史がある。
　ところが、公開されたオーストラリア外務省の公文書で、米側の海兵隊撤退の動きを日本政府が引き止めたことが明らかにされた。
　　http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-215065-story …

　せめて、安部総理には、普天間を危険な基地に変えた一族の責任にケジメをつけて、普天間の部隊を岩国に連れ帰るぐらいのことはして貰わないと…。
　そうすれば、すべて解決…。

お礼日時：2015/05/06 17:39