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今海外でマクロ経済を独学しているのですが、
銀行の利率が上がると海外資金流入が起こり自国の通貨の価値が上がる
というのがイマイチよく分かりません。

できたらものすごく簡単に説明して頂けると助かります。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

日本とアメリカの場合を考えます。

今どちらもほぼ0%の金利です。
もしもアメリカが金利を5%に上げると言うことになったら、円をドルに替えてアメリカに貯金したら1億の資金で年に500万の儲けになります。当然ドルの価値も上がりますので。もっと増えることになります。
 日本の銀行から借金してでもドルで貯金したら増えるかもしれません。
 資産家は100億ぐらい簡単に動かします。そんな金持ちが世界中に何千人もいるので簡単にドルが上がったり下がったりするのです。
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各国の中央銀行は、個人を相手にしません。


各国の金融機関(普通の銀行)を相手にします。

これは為替両替の為の資金です。
これを準備資金と言います。

これがその国の長期金利(預金)が上がると、その国の金融商品が注目され、替われます。
買うにはその国のお金が必要になります。

この両替を各民間銀行は滞りなく行わねばなりません。
なので、利上げを行う国の銀行は準備資金を増やします。

ということは相対的に、その銀行の国のマネーは売られます。
自国通貨売り、相手国通貨買い圧力が増えるのです。

例えば、日本銀行とFRBの関係でいうと、FRBは昨年までの金利政策を止め、今年の6月から長期金利を4%に上げる金融政策に転換しました。
しかしながら、実際の市場では隣国プエルトリコやギリシャのデフォルトが起こり、実際にはやや減少の動きで、現在は2.5%前後です。

なので、やはり今月末に昨年同様のアメリカのデフォルト危機が心配です。

なので、日本のドル円レートも
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/ …

このように円高基調から、緩やかに円安に戻っています。
※先月までは118円まで高騰しました。

日経平均も。明日には連休明けるので、この円安を受けて反転するでしょう。

すると、FRBの利上げなど吹き飛びます。
これは、外国人投資家が日本市場の金融商品を買い出すからです。

このような綱引きが行われています。
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日本の金利が上昇すると、いま他の国で運用している資金を日本に持って来て、日本で「円」で運用したいと考える人が増えます。



すると海外からの資金流入額が増えるし、他通貨を「円」に交換したい人が増えるので、円が買われて円高になる=円の価値が上がる、という流れです。
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