
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
「補足」を書いていただきました。これに基づいて、半分想像で書きます。条件の中の「rtを二端子間で測定した抵抗値とする」は、「rtを、『Y結線の』二端子間(他端子は開放)で測定した抵抗値とする」と解釈します。(問題文でそう定義していることを確認してください)
また、そもそも、Pcとか|I|は関係ないのですよね?
単純に「補足」の画像を見れば、左の図では「2端子間」の抵抗は「2r」ですよね。(残った1端子は「開放」として)
つまり、三相誘導機の巻線1個あたりの抵抗を r とすると、rt = 2r ということです。
ということで、「(左図)Y結線ときに二端子間(他端子は開放)で測定した抵抗値をrt (=2r) とすると、(右図)Δ結線のときには一相あたりの抵抗値は rt/2 (=r) になる」ということです。(右図では、これが「二端子間の抵抗値」ではないことにご注意ください。3つの抵抗の並列接続になりますので)
左図のY結線ときには、「一相あたりの抵抗」とは、中性点(Yの中心点)から見た各端子との間の抵抗ですから、「r1個」です。
また、右図のデルタ結線のときには、「一相あたりの抵抗」とは、上に書いたように2つの端子間に直接はさまれた抵抗「r1個」そのものです。
以上から、
「三相誘導機の巻線1個あたりの抵抗を r とすると、
Y結線の二端子間(他端子は開放)で測定した抵抗値は rt = 2r であり、
Y結線のときの1相あたりの抵抗は r=rt/2、
Δ結線のときの1相あたりの抵抗は r=rt/2 となる」
ということで、「Y結線でも、Δ結線でも、一相あたりの抵抗は rt/2 と考えればよい」ということになります。
要するに、いずれの結線でも「一相あたりの抵抗は、巻き線1個分」ということです。
蛇足ながら、ここから先で、実際に三相交流で運転するときの「二端子間」(線間)の電圧・電流を考えるときには、他端子は「開放」ではないので、単純に上記の「抵抗値」にはならないことにご注意ください。
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質問した自分が答えてくれてる方の質問に2日も気付かず申し訳ありませんでした。
問題を見直してみて気付いたことでrt/zのzは間違いで本当はrt/2でした。申し訳ありません。
一相あたりの抵抗rというのは自分は図のようなことだと考えてました。