「みんな教えて! 選手権!!」開催のお知らせ

主権も移譲されたのにテロがやみません。しかも、最近は、国際テロ組織による抵抗へと形態が徐々にシフトしています。彼らはイラク人に支持されているのでしょうか。率直な疑問です。もし、イラク人が支持しているなら自衛隊もじきにねらわれると思います。

A 回答 (9件)

こんばんは。


ご好意に甘えてまたまた書いてしまいたいと思います。

アメリカが最優先事項としているのは、mogapieroさんの言われるようにやはり治安回復でしょうね。それから、フセインの口封じ。親米アラウィ首相が起訴するとか言ってましたが、これもどうなるか見ものですね。

石油のお話が出ていましたが、アメリカにとって油田の所有者という立場はどうでもいいと思っているのではないでしょうか?
石油施設の復旧・管理・採掘、石油の流通・販売。これらを抑えるだけで莫大なお金が入ってくるのだから。僕らが1リットル100円で買ってるガソリンのいくら分が所有者のもとに入るんでしょう?おそらく10円もないのでは?
たまたま僕が今読んでいる本が、広瀬隆氏の「赤い楯」なんですが、中東で跋扈する石油会社や、それらと各国首脳の関係のことがたくさん書いてあります。

また、イラクの治安が安定したら、すぐにではないでしょうが、米軍に基地提供という話が出てくるでしょうね。米軍にとって、大きな足がかりができるのは中東政策を後押ししてくれますからね。軍需関係者も大喜びでしょう。

アメリカ人の差別意識と書いてありましたが、彼らの考えは「十字軍」の頃から何百年たっても、ちっとも変わっていないのでしょうね。「キリスト教の普及」という建前と「民主主義の普及」っていう建前は酷似してますよね。やってる内容はどっちも侵略ですが…。
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この回答へのお礼

CPAの時はアメリカが石油の利権を持っていたので、イラクからの石油輸出の代金はアメリカに入っていたそうです。イラクに石油利権がある今は、たとえアメリカが石油施設を動かしても、それ相応の賃借料をイラクに支払わねばなりません。アメリカはイラクの石油によってもうけますが、アメリカによって今の200万バレルから600万バレルまで増産できるようになり、その分イラクの収入も増えるわけですから、アメリカがイラクから搾取しなければ大きな抵抗はおきないでしょう。また、日本の領土問題をみてもわかるように、主権の所在というものは大きいですよ

お礼日時:2004/07/02 16:04

主権が移譲されたといってもまだ数日なので、テロがやまないというのには早すぎると思います。


建前的にも主権が戻った以上、テロリストの言い分もなくなってしまうわけで、現在テロリストを支援している人たちがここまま支援し続けるのか待つ必要があるでしょう。
去年の今頃みたいに占領軍のみを攻撃しているのなら、占領に対する抵抗であるという言い分もたつでしょうが、昨今の無差別化や過激化した状況でテロリストへの支持が続くのかは疑問です。
首切りのような過激なテロが起こるというのは、浅間山荘事件のように、もうロウソクの最後の派手なともしびを迎えてるかもしれません(←希望的観測)。
ただ、転換点を迎えてるのは確かなので、この質問はいまするのには時期でないと思います。
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この回答へのお礼

それはそうかもしれないですね。返答ありがとございます。

お礼日時:2004/06/30 16:59

こんばんは。


#2&#6です。
mogapieroさんの逆鱗に触れてしまったのでしょうか?
そんな意図はなかったのですが…。

アメリカ大統領ブッシュに任命されたアメリカ人ブレマーが実権を握る統治評議会から、国連主導の選出による暫定政府は両氏にとっても影響力を行使するチャンスが増える意味でも歓迎だったのだと思います。イラク人の大統領ヤワル氏の親族にはシーア派の人もいるくらいですから…。

ですが、ムチャクチャな大義を振りかざし、イラク侵攻に大金を投じ、さらに民間人・兵士らをたくさん殺されているアメリカが「イラク人による政府発足。よかった、よかった。みんなで頑張って民主化の道を歩んでください。」と言って、すべてから手を引くと思いますか?

誰も本当にアメリカがイラクの民主化だけを目標に戦ったとは思わないはずです。それだけの投資をしたのだから、それだけの見返りを期待するのは当然です。というか、それだけのものを手に入れるために、それだけの投資をしたと言った方が正しいかもしれません。

なのに好き勝手にやられたら困ってしまうから、ヤワル首相などの親米派を政府内に送り込んできたのだと思います。

傀儡か、傀儡でないかは、新政権のこれからの活動を見ていれば自ずと判明するでしょう。
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この回答へのお礼

全然怒ってませんよ。対論で世界が広がるのが嬉しいです。治安が安定する条件はcroissant50さんの意見に同感ですが、アメリカは徐々に以前もっていた野望というものをあきらめつつあるのではないですか。見返りを期待するなら石油利権がイラクにあるとは明記しないだろう。とりあえず、これ以上反米感情が増大するのは避けるので精一杯でないか。後は、アメリカ人の黒人に対する差別意識と傲慢さが問題であると思うが、もし治安が回復しないならここに原因があるのではないかと思う。

お礼日時:2004/06/30 16:57

こんにちは。

#2です。
またまた書かせて頂きたいと思います。

>果たして本当に傀儡政権でしょうか?シスタニ師もサドル師も支持しています。

はい、傀儡政権だと思います。両師の支持も「アメリカ人に統治されるよりはイラク人の方がマシ」といった程度の指示ではないかと。後者なんか特に米軍と戦ったわけですから。

暫定政府首脳陣の一人、アラウィ首相は亡命時、CIAとかなり近い存在にあったようです。おそらく、給料を貰っていたのでは?詳しくは↓

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGI …

ヤワル大統領は「今のイラクの治安悪化の責任の100%は、米占領政策にある。米軍の駐留はいらない」と公言していた。詳しくは↓
www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/200406/gu20040610_41.htm

とありますが、イラク軍の消滅した今、テロ対策など多国籍軍に頼らざるを得ず、発言力もそれほど期待できないのでは?また、あまりアメリカに逆らうと、テロのせいにして消されちゃうかもしれません。アメリカが彼らの思い通りにならないような人選を許すはずありませんから。


>回答NO5の資料にもあるようにイラクの人にも指示されているようです

回答#4でいいですよね?読ませていただきましたが、バグダットのたった200人に聞いたアンケートをそのままイラク人全体の意見と判断するのは危険では?「45%が満足」ということはたった95人ですよ。イラクの人口がちょっと分からないのですが、テロ死者の数よりも少ないではないですか。


>もしよければ判断の根拠をお聞きしたいのですが。

以上が僕の判断の根拠なのですが、弱すぎるでしょうか?
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この回答へのお礼

実質的に傀儡政権だったとしたらサドル師やシスタニ師は支持しないと思う。現にイラク統治評議会にはあれだけ抵抗したではないか。今の政権に希望がもてるから支持しているんのではないか。現に石油の利権もイラク人の手にあると明記している。今は両氏ともイラク復興にむけて治安の回復を願っていると考えるのが普通ではないでしょうか。

お礼日時:2004/06/29 23:28

昨日のテレビニュースで,イラクの人が新政府に望むものの1番が治安回復でした。


イラクの人たちもテロはいやなんでしょうね・・・

私見ですが,中東でテロを行っている人たちの目的は国をのっとることです!
アフガンでもそうでしたが,欧米に対抗した後,国をのっとるつもりの輩が多くいます。

イラクを支配し,自分達が支配層になろうとする,第二のフセインが多くいます。

またはイスラム教による,旧態善とした見えないものによる支配を望む人たち。(アラブ至上主義や民族主義を主張する輩)

いずれかでしょうが,共にアメリカ・キリスト教・ユダヤ人を憎んでいます。

その為邪魔となるものを,イラク人でもアメリカ人でも,テロにより排除しようとしています。
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この回答へのお礼

私も全く同感です。

お礼日時:2004/06/29 16:42

テロですが、イラク人に被害者が出ている限り


ほとんどがアルカイダが関与したテロでしょう。
このアルカイダはシーア派と大変仲が悪く、
アフガンでもシーア派を対象にテロを行いました。

M-14もテロを行っていますが、
中東の新聞各種によればこちらもイラク人には支持されていません。

テロを支持してるイラク人は過激派の極少数でしょう。
また、シーア派の大多数はテロ反支持です。

新政府ですが、支持が不支持を上回っています。
反米行為を取った人物を恩赦するなど
イラク人の支持を得ようとした結果でしょう。

ちなみに、新政府に関するアンケート結果

暫定政府への評価では45%が「満足」、17%が「不満」、38%が「どちらともいえない」と回答。
また、「多国籍軍がいなくても、イラク人だけで国を統治できると思うか」との質問には、
47%が「そう思う」と答えた一方、40%が「多国籍軍なしでは統治できない」と、
治安面での暫定政府の力不足を認めた。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00001006-mai-int
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この回答へのお礼

貴重なデータありがとうございます。データに基づいた回答を待っていました。

お礼日時:2004/06/29 16:52

イラク人自身が選択を迫られているのだと思います。


「イラク人」と一言で言ってしまいましたが、実のところ
民族や宗教の異なる様々な人が集まって作られている国です。
それぞれの民族・宗教etc.のために、どう行動するのがベストなのか、
それぞれが冷静な判断をしなければならないのです。
もちろん、アメリカに対する反感には抜きがたいものがあるでしょうし、
すぐにはおさまるものではないと思います。しかし、ともかく主権は移譲され、
イラクの人々が政治に参加する道が多少なりとも開かれたのです。
しばらくは不安定な状態が続くと思いますが、やがてはイラクの人々も
理性的な判断に傾いていくものと思います。
中東の人は、意外とクールというか、したたかに損得を見極める面もあります。
もちろん、新政権が大失敗し、イラクの人々を離反させる危険もありますが。

問題は国際テロ組織ですね。彼らは多分今後百年でも二百年でも戦い続ける
つもりでいるでしょう。戦場はイラクに限る必要はありません。状況に応じ、
世界中のどこででもテロ活動を行うと思います。ただ、今はイラクを主戦場と
しておくのが都合がよいので、イラクにいるだけです。

イラクの人にとって、テロ組織は両価的な存在です。反米的感情で共感し合う
部分は少なくないはずです。(共感させたのは、アメリカの大失敗です。)
が、治安を悪化させ続けようとする存在に好意的であり続けることはできません。
やがては孤立していくものと思います。その時にテロ組織がどこへ行くのか、
それは今は分かりません。
根本的に解決するのは、イスラム社会全体が豊かになることだと思うのですが、
難しいですね。
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この回答へのお礼

テロリストが孤立するようにアメリカもイラクの人も動いて欲しいですね。イスラム社会全体が裕福になれば解決されるというのは同感です。

お礼日時:2004/06/29 16:49

こんにちは。



主権が移譲されたといっても暫定政府は明らかにアメリカの傀儡政権だし、米軍も多国籍軍として依然駐留します。状況は何ら変わっていないのだから、テロも続くと思います。

テロ組織にしても、スポンサーからお金が出ている限りは止める必要性を感じないのでは?

自衛隊も当然狙われるでしょうね。今は亀の子状態で閉じこもっているから被害は出ていませんが、小泉さんの多国籍軍参加表明は「我々もターゲットにして下さい」と言っているようなものだから、いずれ攻撃されるでしょう。

元はと言えば、自国の利益のために勝手な理由をこじつけてイラクに侵入したアメリカが悪いのに、日本まで足を取られ抜け出せなくなってしまっている状態ですね。心中ですかね。
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この回答へのお礼

果たして本当に傀儡政権でしょうか?シスタニ師もサドル師も支持しています。回答NO5の資料にもあるようにイラクの人にも指示されているようです。もしよければ判断の根拠をお聞きしたいのですが。

お礼日時:2004/06/29 16:56

複雑な問題です。


しかし、テロはこれから増えることがあっても減ることは決してないでしょう。
その理由は、一言で言うと、「主権委譲」とは名ばかりで、実質的にはアメリカの傀儡政権だからということです。イラク暫定政権のメンバーを見れば、皆アメリカの息がかかった人たちばかりです。

アメリカはイラクの市民を今まで何人殺したのか、そして、これからも何人殺し続けるのか? この状況を見て、アメリカを敵視しない人たちの存在ほど想像しにくいものはないでしょう。

テロリストたちの大義名分を与えているのは他ならぬアメリカだと言わざるを得ない状況ではありませんか?
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この回答へのお礼

傀儡政権かどうかはわかりませんが、多国籍軍になっても無差別にイラクの人々を殺したら、十分テロリストに大義名分を与えることになりますね。

お礼日時:2004/06/29 17:00

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