A 回答 (9件)
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No.9
- 回答日時:
No8の回答で、バイオ燃料の記載がありますが、明らかに間違いです。
まずバイオ燃料のエネルギー収支はマイナスです。
どういことかというと、バイオ燃料を燃焼させて得られるエネルギーより
バイオ燃料を作るときに消費するエネルギーの方が大きいということです。
ただ唯一、エネルギー収支ばプラスのバイオ燃料があります。
それはブラジルでサトウキビから作られるバイオ燃料です。
理由はサトウキビの栽培や収穫が手作業で行われているためです。
アメリカのトウモロコシの場合はすべて機械化されているので
エネルギー収支はもちろんマイナスです。
作れば作るほどエネルギーを無駄にしているのです。
それでもアメリカでバイオ燃料が事業として成り立つ理由は、
まず農家に農業支援の補助金が政府から与えられ、
バイオ燃料生産者には、新エネルギー開発の分野の補助金が政府から与えられるためです。
つまり二重の補助金に支えられ、このバイオ燃料というものは成り立っているのです。
騙されないようにしましょうね。
No.8
- 回答日時:
石油は、物理的に無くなるのではなく、石油を主たるエネルギー源として位置づけて使う人が減る事により、事実上、その表舞台から降板してゆくと考えています。
当然、あと何年などと言う議論も不毛となります。
石油はほんの10年前までは、1バレルあたり10ドルあたりで推移していました。
1バレルあたり30ドル未満ならば、代替エネルギーの出番はありません。
新燃料と呼ばれる、ガスから石油を作るGTL(ガス液化燃料)も石炭から石油を作るCTL(石炭液化燃料)もメタンハイドレードもバイオも自然エネルギーもコスト的に太刀打ち出来ないから、実験室レベルの基礎研究でしかありませんでした。
ところが、近年、石油は60ドル以上に高騰してしまいました。
しかも、地球温暖化対策が急がれる中、CO2排出量で有利なバイオ燃料が本格的に起動し始めました。
バイオ燃料には、その高効率燃焼時のCO2排出量よりもその原料(トウモロコシ・サトウキビなど)の育成時の光合成によるCO2を吸収量の方が多いというメリットがあります。
バイオ燃料を使うと、CO2が減らせるわけですね。
こうなると、イケイケドンドンで新技術が開発され、コストもどんどん低下してくるわけです。
もしも、今のまま石油の値段が下がらなければ、バイオ燃料の方が安くなるのも時間の問題です。
今後、30年ほどでエネルギー構造が根本から変異する事になると見通しています。
ということで、私の回答としては、無意味な議論になるということで、、、
失礼しました。
No.7
- 回答日時:
資源の寿命は埋蔵量を使用量で割ったもので、使用量は増え続けているので、寿命が延びている原因は埋蔵量が増えている事によります。
埋蔵量が増えてる理由は3つあり、一つ目は新油田の発見、二つ目は技術の進歩、三つ目は価格の高騰です。
何故「価格の高騰」が「埋蔵量の増加」をもたらすのかと言うと、コスト的に合わなかったため算入されなかったものが、「可採埋蔵量」に含まれる様になるからです。
例えば石炭について言えば、可採埋蔵量の10倍と言われる確認埋蔵量が地下深くにありますが、価格が高騰すれば地下深く掘り進んで行くことが経済上成立する様になります。
最近の事例では2003年の原油高騰により、カナダ・アルバカーキーにあるオイルサンドが「可採埋蔵量」に算入されたため、北米地区の石油寿命が一桁から50年に一気に延び、世界全体も10年以上延びた事があります。
従って、石油資源は有限ですが、石油の寿命より文明の寿命の方が短いので、枯渇するまでは使い切れないと考えています。
No.6
- 回答日時:
(2007年6/21)現在では火力発電の比が相対的に低下してきていますが、発電所のボイラーの発電効率や自動車の燃費向上や、レジ袋削減やPETボトルのリサイクル等の動きの進展によってもこの手の年数は相当ぶれるのですが、私個人としては21世紀前半迄は枯渇しないと信じたいですね。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/energy/pdfs/b- …
http://www2.pf-x.net/~informant/toukei/worldoilg …
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data2 …
No.5
- 回答日時:
私の周囲には石油関係の友人が多いのですけど、誰も今の仕事に見切りをつけて辞めようという人はいません。
現在石油は後30年で枯渇するといわれていますけど、この30年という数字は昔から言われてきており、10年前に後30年といわれれば、現在は後20年のはずですけど、相変わらず30年です。
これは技術革新で、油田に水やガスを送って、取れなかった部分の石油が汲み上げられるようになったり、深海などこれまで調査できなかった場所で油田が発見されたりと、技術革新で、予想埋蔵量は変化しているんです。
石油関係者は後80年とか言い出していますけど、エネルギーの多様化で消費が減れば100年200年になるかもしれません。
No.4
- 回答日時:
懐かしい話ですね。
あれはアメリカの石油会社が流したデマでしたっけ?30年後には枯渇するぞって。実際に、30年経ってみたら後30年持つって言ってます。それで大儲けした人があの国には多いですから。それは、掘削技術の進化と未開発の場所が多く見つかったという事で伸びてます。ロシアなんかどれだけあるかホントに未知ですし、海底油田もどこにあるか判りません。
また、省エネルギーという考えが浸透してますから、昔に比べ絶対的な使用量は減ってます。ただ、減ってますが遅れて開発の進んでいる国があるんで、どうなるかわからんのが現状でしょう。まぁ後30年は持つんではないでしょうかね。それまでには違う燃料に代わるかも。
No.3
- 回答日時:
30年以上はあるでしょう。
いろんなところを掘りまくってるので。(^^;
ただ、石油を使う頻度は減っていくんじゃないかと。>環境の問題とかで
需要は永久に不滅でしょうが・・・。
No.2
- 回答日時:
30年前も30年後になくなると言われていました・・・
じつはいつ石油がなくなるかは分かりません。
というのも、新しい油田が発見された場合や、新技術によって今までゴミとして捨てざるを得なかったような微細な石油を利用できるようになるかもしれないからです。
じっさい、30年前と比べると、油田の数も採掘技術も格段に向上しています。
いまのところ、インドネシア沖やベーリング海峡あたりに新しい油田があるのではないかと言われています。
なお、今確認されている埋蔵量・現在の技術、現在の石油消費量から割り出す可採年数はあと30年~50年と言われます。
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