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ある需要家の変電設備において、灯動変圧器が使われており、負荷には三相と単相が接続されています。この単相の負荷ですが、変圧器2次側の3つの相のうちのひとつの相からだけ接続してあるとすれば、変圧器自体の負荷の相バランスはくずれますが、一般的にいって、変電設備の中の灯動変圧器の2次側単相分は3相にわたってバランスよく配分されて負荷に接続されているのか、それともやはりあるひとつの相からのみの接続になっているのでしょうか。
 図面しか手元になく、現地にての確認ができないのでお尋ねします。図面上での変圧器記号は丸が二つ、その中にそれぞれデルタ三角があり、二次側の三角の一片の中間にタップ点がありそこから線がでています。
 わかる方いらっしゃいましたら、回答宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

図面が正確であれば、灯動トランスが設置されていてデルタの1相を単相と供用しています。


キュービクル式ではスペースの制約もありV結線はあまり見ないです。
オープン変電所では時々見かけます。
どちらにせよ、単相のN相は接地しなければならないので3相からバランス良く単3をとる事は不可能です。
スター結線の3相100Vならバランスをとる事は出来ますが、そのタイプの灯動トランスは見た事ありません。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
質問ですが、
>単相のN相は接地しなければならないので3相からバランス良く単3をとる事は不可能です。

この意味は:
三相デルタを考えるとき、ある一つの相の中間点(中性点)と他相の中間点(中性点)の間には、電位差があり、それを地面を介して接地線にて短絡することは事故に直結する。よって、灯動変圧器の二次側三相デルタにおいて、単相負荷を二つ以上の相から取ろうと考えた場合、単相負荷はどの相においても中性点にて接地する必要があるので、結論として、灯動変圧器の二次側で負荷バランスをとることはできない。:
というふうに考えて良いですか。

お礼日時:2015/12/21 01:40

>>灯動変圧器の2次側単相分は3相にわたってバランスよく配分されて負荷に接続されているのか、それともやはりあるひとつの相からのみの接続になっているのでしょうか。



3相にわたってバランスよく配分することは不可能なのでひとつの相からのみの接続のなります。
銘板に3φ〇〇kw 1φ〇〇kwの記載がありますので負荷がそれ以下なら問題はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、現物を見るというのが本当に大事ということを再認識しました。

お礼日時:2015/12/23 00:13

灯動変圧器の場合、異容量になっているのが一般的だと思いますが、考慮して計算されたのでしょうか?


総合容量100kVAの場合、電灯50kVA+動力50kVAとか
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この回答へのお礼

考慮してませんでした…。このアドバイスで今回悩んだことがらが解決しました。
check-svcさんの異容量という言葉がでた時点で気づかなければならなかったかもしれません。
lupan344さんのスターの話などもすごくためになりましたが、今回はいろんな角度からアドバイスいただいたkoikoiarareさんにベストアンサーを送らせていただきます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/12/23 00:19

No2です。


私の回答の意味は質問者さんの解釈の通りです。
非接地回路向けには可能なので不可能と書いたのは間違いだったと思いますが、
No3さんも触れているように、動力トランス+単相トランス1台の組み合わせでも不平衡になるので
バランスをとる必要もないし、需要も無いと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
 今回私がこのような質問をしたのは、あるキュービクル変電設備(変圧器は灯動1基のみ)において、負荷の定格容量を合計してみると単相をとる相のみ変圧器容量の1/3をかなり超えていました。ここで私は、「もしかすると灯動の二次側3相で単相負荷を3つの相で平等配分接続しているのでは」と考えました。そう考えれば、全ての負荷が定格稼働していても計算上問題ありませんでした。ただ、koikoiarareさん、lupan344さんのお話を理論的に聞くと、やはり不平衡前提のトランス及び接続だということがわかりました。
 当該設備の設計においては、負荷の需要率を低めに考えたのかもしれません。

お礼日時:2015/12/21 23:35

一般的には、Y-Δ(1相中間タップ付)で制作されますが、図面はΔーΔになっているんですよね?


この場合は、各相のインピーダンスが等しくなると、1次側が1相しか電流が流れなくなったり、2次側の電圧変動が出る場合があります。
そのような理由から、Y-Δで制作するのが普通です。(メーカーの標準品は全てY-Δです)
動力トランス+単相トランス1台の組み合わせでも、不平衡なわけですから、合理化して動力トランスと単相トランスを一体化したものなので、元々、不平衡に作られています。
したがって、三相からバランスよく単相を取るような設計ではありません。
ちなみに、三相の1相の中間タップは接地しなければいけないので、三相側は接地できません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり、バランスよく単相負荷をとることはできないんですね。

>三相の1相の中間タップは接地しなければいけないので、三相側は接地できません。

という部分ですが、koikoiarareさんのおっしゃることと同様に
:二次側の中間タップを接地できるのは1つの相だけ:
というふうに理解したいと思います。

お詫び
1次側はスターでした。(図面を見直しました)ご指摘有難うございます。

お礼日時:2015/12/21 22:47

灯動共用変則(異容量)V結線だと思いますよ。


二次側は三相4線式で可能ですが、電灯(単相3線式)と動力(三相3線式)は別配線でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、V結線かもしれません。

お礼日時:2015/12/19 23:28

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