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とんでもない馬鹿に教える気で、宜しくお願い致します
金利と国債の関係について、何度読んでもわかりません
例えば、
景気が悪く、デフレになっている
金利を下げる
安全思考のため、株が売れず国債が売れる(価格上昇)
何らかの理由で景気が回復し、金利を上げる
国債が売れなくなる(価格下落)
1.ここまではあっていますか?
次に価格についてですが、あるサイトでは国債は自由に価格を変えられると書いてありました。
またあるサイトには2%の国債のあとに3%の国債が発売されれば、2%は価値が減り価格が落ちるのです。とかいてありました。
ここで混乱したのですが、
2.
○金利変動に伴なって価格変動が起こるのは既存の国債ですか?
例えば100円の国債(年利2%として)が発売されたあと、金利上昇(3%へ)が起き、2%で100円だったものを年利はそのままで、けれども結果として3%である恩恵を受けるために、それ以降の人たちはその国債が割安に買えるようになった
→つまり上昇後に買った人はメリットがあり、2%で買った人にはメリットがない
○それとも金利が変動するたびに新しい国債がどんどん発行されているのですか?
大変混乱しております。
あまり賢くないので分かりやすく教えてください
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
まず、債券市場というのが存在することを
分かってもらえばよいと思います。
債券というのは発行されたら満期になるまで
発行元は引き取ってくれません。
現金にするためには債券市場で売却する
必要があるのです。
既に発行されている債券(既発債)の
売買は証券取引所や証券会社の店頭
で行われます。
その時に市場での取引価格の変動がある
わけです。
債券の価格変動は金利との関係で以下の
ように変動します。
定期預金に例えてみましょう。
最近、定期預金はますます低金利になって
ますよね。以下のような定期預金があった
とします。
①5年前に発行された年利1%の10年定期
②現在販売中の年利0.5%の10年定期
※仮に両方とも元本継続で1年毎に
利子が払われるものとします。
どっちが欲しいと言われれば、①ですよね。
あと5年年1%の利子がつくのですから。
しかし、普通の定期預金は誰かが持っている
この10年定期を譲ってもらうことは
できません。
これが債券市場ではできるんです。
じゃあ①をいくらで譲ってもらえるか
ということになります。
例えば、100万円①で預けてあると
しましょう。
100万円にあと5年1%の利子がつくと
100万円×1%×5年=5万円の利子がついて
105万円になります。
一方で、②はあと5年では
100万円×0.5%×5年=2.5万円の利子で
102.5万円になります。
この利息の割合の差が市場価格となる
のです。
105万÷102.5万=1.02439…
1.02439…×100万≒102.44万
国債に置き換えると額面は100円なので、
102.44円が市場価格となります。
①は5年前発行の1%利回り10年国債
②は本日発行された0.5%利回り10年国債
と置き換えてもらえばよいと思います。
そして、仮に
③本日発行された10年国債が
1.2%利回りだとしたらどうなるでしょう?
①は前の計算からすると、
③が
100万円×1.2%×5年=6万円の利子
106万円ですから、
①105万÷③106万=99.056…
99.056…×100万≒99.06万
となります。
国債の価格としては
99.06円
となるわけです。
しかしこの場合でも5年後には満期を
向かえ、100円が償還されるわけです。
逆に言うと②のケースで価格が高く
なったまま、満期をむかえると、
102.44円で買っているわけですから、
損失となるわけです。
(利子はもらっているのでトントン
ですけどね。)
ということで、
債券相場は現在の金利変動で、過去の債券
との金利差で市場価格が変動する
というわけです。
実際には、この所の株価や原油価格の変動
で、昨日は長期金利が0.2%を割り込み、
国債の相場もこの所高騰していましたが、
後半で急落しました。
日本やユーロ圏は景気回復を狙い、
金融緩和、量的緩和を実施しており、
超低金利となっており、株価下落などで
『黒田バズーカ』と言われている
追加緩和の発動でさらに低金利になるとの
憶測で国債の相場も急騰することに
なるのですが、ここまで低金利となり、
それが長期化すると、過去との金利差が
少しずつ減っていき、債券価格も落ちて
いくことになり、日銀の買い取りで
何とかもっているものの債券投資の旨みも
徐々に減っていくことになります。
この時間差と金利差のカウントダウン
(時限爆弾)が日本国債の懸念事項では
あります。
長くなりましたが、
ご理解いただけたでしょうか?
No.1
- 回答日時:
金利が上昇すれば既存の国債を含む債券の価格は下落します。
以上!。基本的なことなので、これを理解してください。
>つまり上昇後に買った人はメリットがあり、2%で買った人にはメリットがない
メリットという言い方がいいかどうかわからないですが、金利上昇後は当然それを反映した価格になります。その前に買っていた債券は値下がりしますので、損失が出ます。
別に金利動向が変化するたびに国債が発行さけるわけではないです。
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