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少年法など、意味がない、という意見に納得のいく反論をしてください。

A 回答 (6件)

まず、単純なところから指摘しましょう。



犯罪者として逮捕され、裁判によって裁かれる人というのの99%は軽微な犯罪です。
2014年の一般刑法犯の認知件数は121万件。そのうち、殺人事件は、1054件(予備・未遂を含む) つまり、殺人事件というのは日本で起きる犯罪の0.01%にも満たない例外的な事象である、ということです。そして、2014年の未成年者による殺人事件は52件(未遂・予備を含む)に過ぎません。
そして、その中で、親子喧嘩の末に親を殺した、とか、未成年者が子供を生んでその子供を殺した、とか、そういうケースも含まれます。しかし、こういうものはあまり報道されません。
結果、年間に数件、起こるかどうかわからない動機等がよくわからない、はたまた、身勝手な動機の凶悪犯罪ばかりがクローズアップされてしまいます。しかし、このような例外中の例外中の例外としか言いようのない事例で議論をすること自体がナンセンスと言えます。
ちなみに、少年犯罪のピークは1960年代前半で、年間300件以上あったのが現在は先に書いたとおり、年間50件前後。人口比でも激減しているのですが、統計1つ見ないで激増している、などとバカなことを言っている人が多い、と言う問題もあります。


犯罪をした人が、更生するために最も必要なもの。
それは、就職する、ということです。

警察に逮捕される。この時点で、学生であれば学校を退学になります。さらに、少年院などに入れば、経歴に不自然な空白期間が出来ます。
学歴もなければ職歴もない。しかも、経歴医不自然な空白がある。
この時点で、普通の人と比べて就職などの可能性が低くなります。そして、就職が出来ない、ということが、今度は「食べるために事件を起こす」などの動機へと繋がっていきます。
犯罪者は、刑務所に入ればそれで事件が終わり、ではありません。死刑にでもなれば別として、そうでない99%の犯罪者はやがて出所するのです。そして、その際には就職などが出来なければ新たな犯罪の芽となります。その観点で言うと、厳罰化などで刑務所に入れる期間が長くなればなるほど、そのリスクを高めるといえます。

少年法は、未熟な子供がやったことだから、というのが一人の理由になっていますが、それ以外にも理由があります。
それは、若い人ほど就職などがしやすいので、あえて保護する形にして、将来の犯罪の芽を摘もう、というものです。
就職雑誌などを見てもわかるでしょう。
「年齢は20代くらいまで」とか、「35歳以下募集」とか、そういうものが多い、ということに。
仮に18歳で事件を起こし、10年間、少年院にいてもまだ「20代を募集」で採用される可能性があります。しかし、20年にしたら、38歳ですから、募集そのものがなくなります。すると、就職できずに、となります。

まして、報道規制などをなくし、ちょっと調べればいくらでも名前も顔もわかるようにしてしまったら、ますます、その可能性は下がります。


犯罪を犯して刑務所に入っても、それで人生は終わりではありません。
やがて、社会へと復帰せざるを得ません。そのとき、社会で暮らしていける場がなければ、再びの犯罪へと向かわせます。
その観点で言うと、少年法を廃止する、というのは、犯罪者の社会復帰を妨げ、かつ、我々の税金を無駄遣いするだけの無意味極まりない行為と言えます。
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この回答へのお礼

ならばせめて、凶悪犯罪に対しては、徹底的な糾弾と、一生をかけたり贖罪を求めたいです。
更に年齢の引き下げを求めます。
せめて、18歳以上には、死刑を摘要されるよう。

詳細なご回答、誠にありがとうございました。

お礼日時:2016/03/01 14:02

更生が見込めるなら保護すべきである。


それまでの生活環境が主因であれば生活環境を変えることで教育をやり直せる。

・・・
自分は無理だと思うがw
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10歳で人を殺すのと80歳で人を殺すことに、大小が必要か?


ただ、少年法がなくなれば、裁き自体もなくなるという落とし穴的な論法はやめてね。少年法がなくなれば、現行法も年齢制限を外すというセットで論じないと意味が無い。
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少年の犯す犯罪はその多くが、家庭環境や彼を取り巻く環境によるものです。

彼自身の責任よりも彼を取り巻く環境から犯された犯罪と考えるからです。彼を指導育成矯正することで、いずれは日本の社会を支える一員になってほしいということです。
よって少年法は意味があります。
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今の少年法 など、意味が無い。


被害者の人権を全く無視し、加害者の擁護ばかり である。

知能傷害者は除外し、やっていいこと と 悪いこと の区別がつく、
6歳以上は 罪を問い、しかるべく施設に入れ 徹底的に、良し悪しを教えるべきである。

彼らは、罪に問われない事を知りながら、犯罪を犯している。
そういう知恵を植え付けると、将来 幾つもの犯罪に走るだろう。

義務教育で、道徳の時間を廃止した つけ である。
その子供達が、しつけの出来ない親に成る のだから、当然でしょう。
今、少年少女の犯罪 が 増加しているのも当然。

自由をはき違えている。
何をしても 構わないのでは無く、それには 責任と義務 が、伴うことを自覚してもらいたい。
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と、いうことは少年法は必要だ、という主張をするのでしょうか?


すべての事件が「悪意」で発生するものではないからでしょうか。
つい「誤って」起こしてしまった、なんてケースももちろんあるからです。

個人的には、逆で、
犯罪者がたまたま未成年者というだけで擁護され、被害者の人権が軽視・無視されている現状は納得いかないですけどね。
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