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大規模な送電用の電線を支えるものとして、大きな鉄塔がよく使われています。
安価に堅牢で高い構造物を作るには鉄が適しているのかもしれませんが、
よく考えると、鉄は導体なので電気を通します。

大規模な送電線は電圧も非常に高いので、万が一何らかのトラブルが発生して送電線が切れて鉄塔に触れて強いまうと漏電する可能性が高くなり、危険なのではないかと思うのですが、なぜ鉄が使われているのでしょうか?

避雷針としても機能するとか、何か特別な理由があるのでしょうか?
それとも、安価で堅牢ということを重視し、絶縁は別の方法で十分に対策しているので大丈夫という考え方なのでしょうか?

詳しい方、またはご存知の方いらっしゃいましたらお願い致します。

A 回答 (2件)

鉄のような良導体ならば切れた電線が触れれば大電流が流れるのですぐに発電所、変電所の遮断器(ブレーカー)が動作して停電します。



木や陶器のような絶縁体でも高圧ですから表面の汚れなどを通って漏電しますし、コンクリートのような半導体でも同じです。
こちらの場合大電流にならないので遮断器が動作せず却って危険な場合もあります。(先日の籠原駅の事故もこの例)

支柱を絶縁物にする意味は有りませんから、運搬組立が容易で安価な鉄が使われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、支柱を絶縁物にすると、遮断機が動作しないために却って危険なのですね。
勉強になります。鉄が使われている理由が納得できました。

お礼日時:2016/04/04 11:30

>避雷針としても機能するとか、何か特別な理由があるのでしょうか?


送電線はよく見ると3の倍数+1の電線で構成されています。
一番上が避雷用の電線です。

>それとも、安価で堅牢ということを重視し、絶縁は別の方法で十分に
>対策しているので大丈夫という考え方なのでしょうか?
東京タワーなどでもわかるように、鉄が一番安価で堅牢だと思います。
絶縁は碍子で十分にしています。
一般に、1万Vの電圧が空中放電できる距離は1cmです。
ですから50万Vの送電線でも碍子で絶縁し、50cmの距離が離れて
いれば絶縁できます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはり鉄が安価で堅牢な良い材質なのですね。

お礼日時:2016/04/04 11:28

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