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世の無常をあらわす言葉を教えてください。
詩の形でも、有名な言葉でも、四字熟語でもことわざでも、一文字でもよいので、お願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

世間虚仮


唯仏是真(聖徳太子)

この世界は、仮初めで空しい。
ただ、み仏のみが真なのだ


厳密なことをつっこまれてもイヤなので、少し上品に訳してありますが、

内容・情感的には、かりそめ(無常であるからかりそめ)で、うそっぱちばかりの、この世に対する絶望感や嫌悪感が良く出ていると思います。虚仮には、嘘っぱちという否定感が読みとれます。ただ、み仏のみが真の存在なのだという時、これは宗教的な無常観・諦観に立った人物の言葉なのだと思います。

ここまで普通の人間は割り切れませんね。。「世間にもホントはあるよ、それより仏ってホントかいな?」くらいが大多数の人ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

聖徳太子ですか、思いつきもしませんでした。
「世間虚仮」はまさに唸らせます。「唯仏是真」はこの時代の人だからこその考え方なのでしょうね。宗教的なことはべつとしても、「世間虚仮」の表現はすごいです。

やはり時代に名を残した人々も、世の無常を感じていたのでしょうね。世間のホントがなければ割り切れるものを、ウソも存在するからややこしいものです。

お礼日時:2004/07/18 00:34

蛇足ですが、最初の一行だけでしたので全文を載せました。


・涅槃経:雪山偈「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」
雪山童子が修行中、羅刹からこの偈の前半を聞き、後半を聞くために
我が身を捨てて供養した。※いろは歌はこの偈の意をとったもの。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、すみません。
全文ありがとうございます。わが身を捨てて供養とはすごいですね。ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/08/23 11:54

いろは歌。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いろは歌。そういえば、あいうえお表的な感じで普段は忘れがちなこの言葉も、奥深い意味があったのですね。

お礼日時:2004/07/18 00:25

織田信長ということで、少し・・・



本能寺の変での短い会話

襲撃しているものが明智光秀軍とわかり
織田信長が言ったという言葉

「是非もなし」

このたった一言にこめられた無常観は万感に迫る凄みがあります。
死ねば極楽も地獄もない、ただ土くれとなるのみ、と言い切った男のこのたった一言は本当に凄いなあと感じます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「是非もなし」ですか。信長は色々な意味で本当にすごい人でしたね。
それだけにすごかった覚悟もこの言葉に表れていますね。
この人には本当、すごいとしか言いようがないです。

お礼日時:2004/07/18 00:22

行く川の流れはたえずして、しかも元の水にあらず。


(方丈記)でしょうか。

揚げ足とりでごめんなさい。
No.5 の名言は、舞の「敦盛」の一節のはずです。信長が好きでよく舞ったことで有名ですが、オリジナルの言葉ではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
行く川の流れは絶えずして、(方丈記)も無常をあわらしていますね。

いえ、「敦盛」ですね。知らないままでいるより、
指摘してもらった方がありがたいです。

お礼日時:2004/07/18 00:18

我、日暮れて道遠し・・・・

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
中国の方のお言葉だそうで・・・。無常に憂いが見え隠れします。

お礼日時:2004/07/14 12:54

「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとく なり」 by 織田信長

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
この言葉は知りませんでした。人間五十年というところまでで…。出てきましたね~、信長!さすがです。

お礼日時:2004/07/14 12:50

 丁度最近、芭蕉が李白の詩を引用していると


いう回答をしましたので(参考URL)そこからです。

中国、唐の時代の詩人、李白の『春夜宴桃李園序』より

★「夫天地者万物之逆旅、光陰者百代之過客」
(天地は万物の逆旅、光陰は百代の過客なり)
天地:この世
逆旅:宿屋、はたご

光陰:月日
百代:永遠
過客:旅人

 この世というのは(全ての物にとっての)宿屋
であって、月日(時間)というのはその宿屋を
永遠に泊まり歩く旅人のようなものだ。
(1つにのところに留まらず、常に動いている。)

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=922255
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
月日は百代の過客にして・・・有名な言葉ですね。言われてみればこれも、世の無常を示すものですよね。
夢は枯野をかけめぐり・・・これも好きです。

お礼日時:2004/07/14 12:47

生死



「せいし」ではなく、「しょうじ」と読みます。

生死+しょうじ で調べてみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
仏教の言葉なのですね。「生死」と言う文字はインパクトが強くてびっくりしました。
奥が深い言葉なのですね。

お礼日時:2004/07/14 12:44

ものすごくありきたりな意見で恐縮なんですが、やっぱりものすごく無常をあらわしていると思うので。

。。


「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくにごとし。」(『方丈記』)

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ」(『平家物語』)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

方丈記の最後の一文、世の中に~は思い浮かびませんでした。そんな文が繋がっていたのですね。
平家物語の冒頭は有名ですよね。私も、これほどよく無常を表しているものは「すごいな」って思います。

ありきたりでも、またこうやって書いていただけると印象も違って見えてくるのでありがたいです。

お礼日時:2004/07/14 12:41

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