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初めまして、tamura_yuuです宜しくお願いします。
今遺伝子工学に興味があり、本を読んでいて「何て凄い世界なんだ」とビックリしっぱなしです。

そして色々と調べていましたら遺伝子工学がこのまま進めば不老不死は無理としても、30年後くらいには寿命を延ばしたりするのは本当に出来るかもしれないのですか?もしそうであれば人口が増えすぎて凄くおかしな世界になるので、こういった研究が進んで行くと怖いなぁと思いました、人を治したりする遺伝子工学は大賛成なのですが・・

過去ログを見返したんですけど、生物学が得意な方でも不老不死は反対との意見が多かったのですが、もし食料が技術が成長していくらでも取れるようになり、月に簡単に移住できるようになったとして「かなり非現実的ですが」その場合もやはり反対なのでしょうか??

皆さんの意見凄く聞いてみたいです、どちらか片方でも勿論良いので教えてください、色んな方のご意見を聞いてみたいです宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

最近の遺伝子工学をはじめとした生物化学系の発展はめざましいものがありますね。

もう神の領域に踏み込んだと言って過言ではないです。

さてtamura_yuu様は不老などには反対、治療には賛成とおっしゃってますが、実は遺伝子工学の技術は二面性を持っているものが多いです。つまりある技術が確立した場合、多くの人命を救えますが、悪用しようと思えばいくらでもできます。
例えばクローンやES細胞などについても倫理面でどこまで適用していいのか、世界で議論がなされています。しかし倫理で縛っても必ず抜け穴や闇で横行します。よく技術者は自分の研究だけには熱心だが、倫理面やその目的について興味がないと言われることも多いようです。これからは倫理と発展のジレンマにあえぐことは間違いないですね。

では回答です。まず寿命を延ばすってことですが、遠い未来でも一部のお金持ちの寿命を延ばすくらいしかできないと思うので、その技術のせいで人口爆発に関しては問題ないと思いますよ。仮に人口爆発が起きそうになってもそのころは月や火星に移住してたり、食料問題も技術革新で解決できると思います。
また植物への応用はすでに為されています。大豆やトウモロコシがその代表です。もしそのような時代に来た時、恐らく『背に腹はかえられぬ』的で黙認されるんでしょうね。だって他に方法がないんですから。そのころはちゃんと安全性が認められていると思いますし。
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この回答へのお礼

レスして頂きましてどうも有り難うございます!
ご意見大変興味深く読ませて頂きました、なる程そういう二面性を持っているのですね、うーんやっぱり片方だけ伸ばすっていうのは無理な話なんですね、勉強になりました。
この遺伝子工学の進み具合は何故こんなに早くなったんでしょうね、、クローンやヒトゲノム、ホントに不老不死が一般化しないか不安で仕方ありません、、

mojitto様が仰るように、そうやって一部のお金持ち という風に制限すれば人口爆発に関しては大丈夫そうですね、植物でも大豆やトウモロコシが技術革新で解決しているんですか、なる程そう考えて行くと不老不死が叶っても大丈夫かな?と思えるようになりました、ご丁寧にレスして頂きまして本当にどうもありがとうございました!

お礼日時:2004/07/21 01:43

「遺伝子工学の発展のおかげで寿命が延びる」


と言ったときに、「遺伝子工学のおかげで」というところに不安を感じるのか、「寿命が延びる」というところに不安を感じるのか、どちらですか?
人によっても感じ方が違うところだとは思いますけど。

「寿命が延びる」ということに関して、ですが、遺伝子工学を使わなくても、人間の寿命は延びてきたではありませんか。遺伝子工学的なアプローチはひとつの手段に過ぎません。遺伝子工学を含めた色々な技術のおかげで、人間の寿命は延びてきましたし、これからも少しずつ延びていくのかもしれません。
世界のお金持ち・日本人の平均寿命(余命)は世界一長いです。病気の効果的な治療法や予防法が発達してきたおかげですし、社会が安定しているおかげでもあります。一方、ある国では国民の平均寿命が30歳代で、日本の半分以下の年数です。
そのような視点から全人類の寿命に関して考えると、遺伝子工学が人間の寿命に貢献できる割合はとても低く感じます。遺伝子工学が発展すれば平均寿命を1年なり2年なり延ばすことができるかもしれません。でも、たとえば社会問題の解決は、もっと劇的に全世界の平均寿命を伸ばせるはずです。平均寿命が30年の国で、それを60年に引き上げるためには、遺伝子工学を発展させるよりも先にやることがあるはずです。アフリカのある国ではたくさんの人がエイズで亡くなっています。効果的な予防・治療法が開発されれば、その国の平均寿命は延び、人口も増えるでしょう。あるいは貧困を克服することがエイズの蔓延に最も効果的かもしれません。いずれにしろ、遺伝子工学だけがその方法ではありません。
ちなみに日本だって、老衰死する人間の数より、自殺や事故死のほうが多いですよ。
人間は色々な理由で死にます。
以上のような理由から、遺伝子工学の発達が人口の爆発につながるとは思えません。

「遺伝子工学」そのものに対する不安は、別の問題として大切だと思います。遺伝子工学に対する倫理的な問題は十分に検討されるべきだと思います。食糧増産のためならOKなのか、病気を治すためならOKなのか、目尻のシワを無くすなんて目的にはダメなのか。背を伸ばすのはどうか。
白髪を黒くするのは?
総入れ歯のお年寄りの歯を再生するのは?
人間に対してはダメだけど、他の動物の遺伝子操作なら良いのか。動物はダメだけど、植物にはよいのか。植物はダメだけど大腸菌なら良いのか。大腸菌で良くて人間でダメな理由は?

倫理的な問題がクリアになる事が条件ですが、私は遺伝子工学が医療に貢献することに賛成です。老化の防止も病気の予防につながりますので、これも賛成です。食糧の増産に貢献することにも賛成です。それによって、今までの技術では治療が困難だった病気が治るなら、それまで飢えていた人が食事を口にできるなら、ぜひともそうするべきだと思います。
世界から戦争や貧困などの社会的な問題がなくなることのほうが、遺伝子工学を発展させるより難しいことのような気がしてしまうからです。遺伝子工学が少しでも貢献できる部分があるなら、そうするべきです。
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この回答へのお礼

とても詳しいご回答本当にどうもありがとうございます。
僕もAbita様みたいな使い方だったら大賛成なんです、エイズや病気を治して平均寿命が上がってくるのならそれほどイイ事は無いと思っているぐらい、それは賛成です。

僕が言いたいのは、病気を治したり貧困をなくしたりして平均寿命をあげるのはりそうの未来ですが、遺伝子工学が発展してテロメアを無限に増やせるようになったとしますよね、寿命自体を自分でコントロール出来て、300歳とか400歳 又はそれ以上誰でも生きれたり寿命を買える日が来たら色々な面で危ないんじゃないかな?と思ってしまいました、例えば食料ですね、でも食料は技術革新でどうにかなるみたいですし、その頃には居住地も何とかしているでしょう、、

けど、申し訳ないですがそういうのはわかっていても、僕には単純に受け付けないだけですね、、色々な倫理的な側面等からご丁寧に回答頂きまして、有難うございました、とても参考になりました。

お礼日時:2004/07/21 10:01

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