プロが教えるわが家の防犯対策術!

以前から、「良い絵本だ」ということは聞いていて、
読む機会がなく、読めなかったんですが、
たまたま子供を病院に連れて行ったら、
そこの待合室にあったんで、よんでみました。
感想は・・・。
意味がわからない・・・。
言いたいこと(教訓?)がわからない。
感動しない、でした。
私って、読解力ないんだなーと思い、なんかショックになりました。
今までは何回も生き返っていた猫が、なんで最後に好きな人が死んで、その後自分が死んだ時はもう生き返らなくなったんですか?
というか、今までは何で何度も生き返っていたのか、その意味と、最後死んだ時はどうして生き返らなかったのか、その意味がわかりません。
あー、こんなこと書いてて、自分で「自分は馬鹿です」って言ってるみたいで、なんか恥ずかしくなってきました。
もう、子供もいるいい大人なのに・・・。
だれか私に教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

私も,感動できなった一人です。


子どもの頃にプレゼントされたのですが,まず「なんで何回も死んだり生きたりできるんだ?」と疑問,「生き返ったときは前の記憶はあるのか?」と疑問,さらに「全然100万回も生きてないじゃん」と憤慨,なんのことやらわからず,そのまま本棚の一角で何年も放置してました。
大人になって,いろんな解説などを目にするようになり,改めて考えてみれば,「愛することの幸せ」「命を精一杯使った生き方」などの教訓は読み取れないこともないですが。
生きる上で大切なことをどんな形で自分の中に取り込むか,その形は人それぞれなんだと思います。あの絵本の形ですんなり取り込める人もいるだろうし,別の形をとった小説が適している人も,誰かの実際の体験を書いた随想なんかがぴったりくる人もいるんでしょう。あなたも,私同様,あの絵本では本筋以外のところにひっかかりがあって,受け取るべき本質がすんなり取り込めないだけだと思います。気にしなくていいんじゃないですか。
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この回答へのお礼

そうです!
私、本筋以外のところでひっかかっちゃって、作者の伝えたいこと(別に伝えたいことなんかないかもしれないけど)が感じ取れないんですわ。
それが、「生き返ること」だと思います。
気にしないでいこう。
すっきりしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 00:25

私は児童文学科で、直接作者の佐野洋子さんから


この絵本についてのお話を伺いました。
佐野さんのおっしゃった話では、「100万回」という数には特に
意味は無く、「とてもたくさん」というイメージを表したかったのだそうです。
また最後に死んでしまったのは、「愛」というものを得ることができたからだ、ということです。
とても簡単な説明になってしまいましたが、感動するしないは
人それぞれです。佐野さんもそう話しておられました。


参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

作者は日本人だったんですね。
愛を得たからもう生き返る必要がなくなったということですね。
ふむふむ。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/07 13:49

みんなが「いい本だ」と言っても自分にとってはそうじゃなかった、というのは好みとか、感性の違いなど


あるので、あなたが悩む事ありませんよ~。
絵本を読んでの感想は、10人いたら、10通りなのです。
「自分は馬鹿です」なんて思わないでください。
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この回答へのお礼

そうですね。
この本を読む前にいろんなところで良い評判をよく見聞きしていたので、それも良くなかったかも。
まっさらでこの本を読めば、こんなにショックは受けなかったと思います。
とりあえず、これはこれでよしとしようと思えるようになりました。
ちょっと大げさですが。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 00:35

生きた、と言っても同じ姿で生きつづけていただけで何度も死んでいるんです。


要するに「生まれ変わり」というのが当てはまると思います。
私は動物ものにはひたすら弱いので、これを立ち読みした時に危く目頭を熱くするところでした。(ちょっとしちゃいましたけど)
けれど、人が死ぬ、戦争ものには感受性が異常に鈍いようでここ数年泣いたことがありません。
感動する、しないも人の勝手です。

あと言いたいことがあるんですが、たぶんあまり良い風には受け取られないと思うのでスルーして下さっても結構です。

えっと、わからないところはわからないままでいいんですよ。
たとえば銀河鉄道の夜。最期カムパネルラは何処かへ行ってしまいます。
カムパネルラは死んでしまったのか、それとも何処かで生きているのか・・・。
そういう、「不思議の間」の感覚が好きな人もいるんです。
だから、なぜあの猫が100万回も生まれ変わって、猫のままで、100万回も死んで、生き返ったのも、もしかしたら神様が愛を知らないこの猫に愛を教えたかったのかもしれませんし(悲観的にとらえないで下さいね!)それともなんとなく死んで、なんとなく生き返っているうちに(猫が)白い猫と出会って、それで愛して愛されて、「なんとなく」が必要ではなくなりました。
白い猫と一緒に天国へ上ったり、違う何かに生まれ変わったり・・・。
とにかくそういう「想像性」を掻き立てるような絵本なんです。
実は自分がその猫の生まれ変わりなのかもしれない、なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
そのわからない部分をいかに想像し、作り上げることで「大好きな絵本」「感動する絵本」に作り変えられるのです。
別に想像性を生かさずとも、文章からその教訓を読み取るプロフェッショナルの方もいらっしゃるかもしれませんが、
大体の読者はその想像で補っている方々が多いと思います。
ちなみに私の場合は想像はしてみるものの、物語事体は変えられないから、とか思ってなんとなく切なくなってしまいます(そんなところも魅力ですが)
中坊が何言ってんだ、って感じですけれどもね。
えっと戯言ですので聞き流してくださっても結構です。

他の方々も素晴らしい事を書いていらっしゃるので必要なかったかもしれません・・。
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この回答へのお礼

私は銀河鉄道の夜は読んだことないんですが、最後あの人は死んだの?まだ生きてるの?どうなの?みたいなのを想像するのは好きですね。
でもあの絵本では想像することはできなかったですね。
想像する前に意味が理解できなかったからですかね。
また、日を改めて読んでみたら、今度は何か感じれるかもしれないですね。
でも、正直面白くない絵本でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 00:21

「100万回生きたねこ」が正しいタイトルです。



不思議なお話ですよね。わたしが最初にこの物語に出会ったのは、10年以上前、NHKテレビの「母と子のテレビ絵本」という番組でした。
絵本の絵にあわせて、岩崎加根子さんが朗読しているものでした。最初の何ページ分かは、ねこが生まれ変わっては愛されて死んでいく、繰り返しですよね。「変な話」と思いながら見て(聞いて)いたのですが、白いねこが現れたあたりからストーリーが動きます。

番組を見終わったあと、すぐ本屋さんにいって本を買いました。別にその時点で「感動した」とか「好きになった」わけじゃなかったのですが、妙に印象に残って、「もう一度読みたい」と感じたからでした。

手元において何度か読むことが、今でもあります。最初は「変な話だけど、なにか印象に残る」程度だったのですが、今では「好きな本」のひとつです。
感動したのかと聞かれると、正直いって「はい」とは言いづらいのですが、色々考えさせられる物語だと思っています。

何度も生き返った、誰のことも愛さない、自分だけが大事だったねこが、初めて他者を愛したときに、もう二度と生き返ることがなくなった。
「なぜ」という理由を作者は書いていません。それは読者それぞれが答えを出すことなんでしょうね。何度も読んだわたしにも、明確な答えはいまだに出ていません。

本を読んで感じることなんて、ひとそれぞれです。世間で「おもしろい、感動した」と言われている本を読んで「ふーん」で終わってしまったこと、わたしには何度もありますよ。「100万回……」を読んで「だから何?」で終わった知人もいます。

馬鹿なんて思う必要、ありませんよ。上に書いたように何度も読んだわたしも、あの本の意味は理解できないんですから。

参考URL:http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=00101 …
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この回答へのお礼

あの本の意味を理解されていなくても、好きな本になるのですね。
いろんな人がいろんな考えを持てるようにあえて、作者はそう作ったのかもしれませんね。
私が「意味わからん!感動しない!」と言っても、作者は許してくれるんでしょうね。きっと。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 00:11

直接回答になってませんが。



作品は読んだ時点で読者のものと言います。
作者が作品に特定のメッセージを込めていようがいまいが、読者が解釈したメッセージが、その読者にとっての作者のメッセージになるのだそうです。

私はこの本は知りませんが、世間で騒がれてる本でも読んで『何じゃこりゃー???』と思うことは度々です。
でも『これは好きだー』と思う本は好きなわけで。
それでいいと思うので、わからなければわからないでいいんじゃないでしょうか?
バカどうこうではなく、好みの問題だと思います。
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この回答へのお礼

私も、みんながいい本だと言っても、自分にとって良い本だとは限らないと思っています。
でも、自分にとって好きな本か嫌いな本かは本の内容を理解した上で、決めれるんじゃないかと思っていました。
ここまで意味が分からない本は今までなかったし、しかもその本が、いろんなところで推薦されてたりしていたのを読む前から知っていたので、読んでみて意味が分からない自分にちょっとショック受けちゃいました。
これからは、わからなくていーやって思うことにします。
そのうち子供からこの本の意味を教えてもらえたらと思って・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 00:07

100万回生き返った猫は幸せだったでしょうか?


愛を知り、生き返らなかった猫は不幸せだったでしょうか?
「愛のある一回の人生は愛ののない100万回の人生よりも尊い」というのが作者のメッセージではないかと思います。
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この回答へのお礼

だんだん何かが分かってきました。
私の理解できない理由。
生き返ることの意味が作者と私とでは違うような気がします。
私の生き返ることの意味は、3の方のお礼に書いたとおりでして。
生き返れるのはいい人で天国で生き返る順番を待ってて、悪い人は地獄に落ちるみたいな。
なんで、いい猫とはいえないこの猫が何度も生き返るんだ?
で、最後はいい猫になったのに何で生き返れないんだ?
っていう疑問がありました。
作者は外国人ですかね?
この辺、宗教的?民族的?な考え、関係してるんでしょうか。
でも、日本人でも理解できている人たくさんいますもんね。
私一人の考え方かな?
あ、ちなみに私は無宗教ですが。
あと、猫の絵が可愛げなく描かれているように感じ、それも理由あるような気がします。

お礼日時:2004/08/01 00:01

私もよく判らなかったのですが・・・。


(立ち読みだったので)

幸せを得た(知った)ので生き返る必要が無くなったのだと思ってました。

幸せを得るまで執念深くよみがえる姿は可愛そうだなっとも思いました。
(永眠できて良かった、良かった)
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この回答へのお礼

あんなに飼い主から可愛がられていたのに、幸せではなかった猫は確かに可哀想ですね。
でも、私が読んだ感じでは、猫が死んで、飼い主からすごく悲しまれてますよね。
あれで十分幸せなんじゃないの?って思います。
あれで、幸せを感じない猫が何で何度も生き返れるんだ?って疑問ありました。

最後に幸せを感じて死んで生きますが、生き返れなくても、猫はもう満足だったんですかね。
とりあえずはハッピーエンドですかね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/31 23:49

昔読んだうろ覚えですし、あくまで私が解釈したものの感想ですのであしからず。


参考程度にお読みください。

>>今までは何回も生き返っていた猫が、なんで最後に好きな人が死んで、その後自分が死んだ時はもう生き返らなくなったんですか?

この主人公の猫はずっと誰かに可愛がられ、愛されてきました。そして、ただ意味もなく生きてきました。
しかし、初めて誰かを愛することを覚え、初めて本当の生きていくこと=人生を知ったのではないでしょうか。
そしてそこで初めて彼は自分の人生に満足し、もう二度と生き返ることはありませんでした・・

つまり、たくさんの人に愛される事より、たった一人でも愛する誰かを見つけることが幸せである。

そんな内容で解釈したと思います。
私も大して感動とかしなかったし、好きな絵本でもなかったんですが、友人が人生のバイブルと読んでいたのを覚えてます。
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この回答へのお礼

そんな風に解釈できるのですね。
私には全く理解できませんでした。
今考えると、猫は初め、自分のことが大好きで、みんなに可愛がってもらいたかったから、何度も生まれ変わってたんですかね。
私自身は、生き返ることができるのは現世でいいことをしたから生き返れるのであって、なんで、こんな自分大好き猫が何度も生き返れるんだ!で、最後いい人生を送ったのに何でその時は生き返れなくなるんだ、と思って、そこらへん理解できない部分でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/31 23:44

もう、いやだなー。


すなおに、わかんないことはわかんない、かなしいことはかなしい、で、いいんじゃない?
人もしくは生き年生けるすべてには、『死』が待ってりる。
そこら辺の意味を、読んだ人が感じればいいんでないかい?
だれも、『バカだなー』なんて言いません。
気持ちは、人の心の内側にあるものですから。
回答になってないかも、でごめんなさい。
でもここでひとつの回答例をだして説明するのは、あまりにも野暮だと思いましたので。
ひとつだけ、この猫は、本当はもう一度生きることもできたでしょ。それを終わりにした猫の『思い』を感じてあげて、想像してあげてください。もっと世界観が広がると思います。
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この回答へのお礼

全てには死が待っている。
なんで、100万回生き返っていたのに最後は生き返らないの?
本当はもう一度生き返ることもできたんですか?
最後生き返らなかったのは自分の意志で生き返らなかったんですか?
それとも神様のいたずらでそうなったんですか?
何で?何で?
わからない。
感動するしないの前に、本の内容、意味、言いたいことがわからないんです。
それが分かった上で、感動するしない、共感できるできないを判断したらいいんだろうけど、そこまでいかない。
こんな感じです。
私って人の気持ちとか痛みとか分からない人間なのかなーなんて、ショックにもなりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/31 01:02

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