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池波正太郎先生の「鬼平犯科帳」を最近読み始めました。

しかし、文春文庫から出てるやつなのですが、「同心」とか、昔の言葉が多くて、「はて?どういう意味だろう」というのが多いです。いちいち辞書で引くと時間がかかりますし、皆さんはどうやって読むのを楽しんでいますか?

A 回答 (5件)

鬼平はドラマ化されていますから、そっちを先に見てから読むのも一興。


剣客商売や仕掛人梅安もぜひ読んでみてください。
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とりあえずは、ボンヤリとした感じで先に進むしかないのでは?


同心も与力も役人の一種という感じで

で、読み進めていけば、似ているようだが微妙に違うのが徐々に把握出来る
言葉遣いやシーンの様子から何となく与力の方が格上?という感じで

予備知識のない状態で、いきなり最初から100%隅から隅まで読み取れるのは難しい

でも、そんな感じでも幾つか読み込んでいく中で細かな部分も理解できていく
自分はそんな感じで過ごしてきた

尚、感覚的に言うと昔の作品てあまり、細かな役職の違いに拘りはないかも
最近の作品だと、岡っ引きと目明しの違いとかまで作品中で解説しているようなものあるが
古い作品でそう言う違いに触れているようなのを見た記憶が無い
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たぶん最初はわからないまま読んでた。


繰り返し文中に出てくる言葉については何となくの想像で理解できるし。
ドラマも見ていたから「なるほど」と理解することも多かった。
現代ものであっても警察組織の役職名とその地位や役割を正しく理解してる一般人は少ないでしょ?
それでも何となく刑事ドラマみてるし。

でも興味もったらなるべく調べてみると良いと思います。
調べた結果、字面だけじゃ理解できないことも時代劇には多いのだけど、物語の中で「ああ、そういう事か」とわかる事も多いですから。
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大概は現代読みでいいですが、


意味不明では理解しにくいでしょう。
時代物読む場合は最初流れが途絶えるけど
古語辞典手元に置いておいた方が先々
面白さが倍増しますよ。
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深く考えずに読み飛ばして良いと思います。



馴れです。
物語の核心に触れるような言葉がわからないと困りますが、同心とか岡っ引きなんて、江戸時代の警察官だな、くらいの理解で問題ありません。
それと、鬼平では、作者の池波正太郎さんが意図をもって作っている言葉もあるので、それもあんまり気にしないでいいです。
たとえば、これは文中に解説がありますが、盗みのことを「勤めする」なんて、江戸時代の盗賊が本当にそういっていたわけではなく、池波さんの創作です。

なぜか時代小説とか時代劇に、時代考証の正確さを求める人が多いようですが、小説はあくまで小説です!ドラマはあくまでドラマです!
No.3さんのおっしゃるとおりです。「相棒」の杉下右京さんのような警察官がいるわけないです。時代小説にでてくる目明し=岡っ引きもかなりデタラメですけど、気にしないで「物語」を楽しみましょう。

と、ここまで書きつつ考えているんだけど、鬼平で難しい言葉なんてあったっけ?
時代小説好きとして、思いつくままに適当に解説しておくので、参考にしてください。


○長谷川平蔵について
平蔵は、旗本です。これは徳川幕府の直接の家臣、それも将軍様に会える身分ということ。旗本としての役割は御先手頭。お先手組という部署の長です。将軍様に会えないのは「お目見え以下」といって御家人といいます。
これは生まれつきの身分で、変わりません(たまに出世することもあるけど、それは例外)。そして平蔵の部下たちも、「うさぎ」の木村忠吾など全員、一生、平蔵の部下です。同じく生まれつきの身分なんです。

そして、ここがややこしいのですが、火盗改はあくまで加役。臨時のお役目なんです。
つまり平蔵は、御先手組の組頭という身分のまま、臨時に任命されて、火付盗賊改めのお役目「も」つとめています。
ということで、もし平蔵が火盗改を解任されても、忠吾や佐嶋忠介などは、一生、長谷川平蔵の部下であり続けるわけです。彼らが平蔵を「お頭」おかしらと呼ぶのは、お先手組の頭という意味です。

ちなみに、平蔵は旗本としても非常に優れていたので、たしか年俸は1500石くらい。これに加役の役目料として400石をもらってます。だけど小説のなかでは、お役目料ではとても足りないので、自分の財産をはたいて捜査費用を捻出したり、密偵たちに心づけをわたしている、となってますね。

鬼平では、主人公なので偉そうですが、旗本としての身分でいうと、中くらい。町奉行のほうが偉いです。
ただ、命令系統が異なるのに役割が似ているので、奉行所と火盗改はライバル的な描かれ方をしています。



○町奉行
正式には江戸町奉行ですが、単に奉行、町奉行というと、もう江戸の町奉行のこと。現代の都庁長官と警視総監を兼ねたような存在。捕物帳などでは、もっぱら裁判官的に描かれることが多い。「お白州」でお裁きをする人ですね「遠山の金さん」とか。
お白州は奉行所内の場所で、本当に白い砂利がしかれていたそうです。奉行がお出ましになるのがここ。

○与力
部長とか専務とかぐらい。同心の上司。何人かいて、交代で役目をつとめます。

○同心(八丁堀同心)
町奉行所の同心は八丁堀に住んでいたことから、八丁堀とも呼ばれます。
鬼平に出てくるのは、平蔵の部下で、町奉行所の同心ではなく、役割としての同心。まあ、町奉行所でも鬼平の部下でも、同心といえば警備などの実働部隊と思っておけば間違いないです。
同心にも種類がいろいろあり事務職の人だっていたのですが、時代劇にでてくるのは八丁堀同心のなかでも、町廻り同心がほとんどですね。毎日、江戸の町を回ってにらみをきかせていた人たちで、実は江戸全体で30人ていどしかいませんでした。

○岡っ引き(目明し、御用聞きすべて同じ意味)
同心の非公式な手下。奉行所からお給料はもらってない。同心が個人的に「この者を知っておる」みたいな文書を渡して捜査に当たらせていたが、給料はほぼなし。だから奥さんに商売をやらせている人も多かった。身分はふつうの町人。ただし、十手をかさに悪いことをする人も多く、嫌われていたとも。
良い岡っ引きは、時代小説の主人公になってることが多い。「半七捕物帳」「銭形平次」とか。で、だいたいライバルに悪いことをする岡っ引きがでてくるのが娯楽時代劇の一つのパターンです。あ、ええと、小説として「半七捕物帳」は面白いけど「銭形平次」は個人的にオススメしません。

長文失礼しました。
もし、わからないことがあったら、何でも聞いてください。読んでる途中でメモしておいて、まとめてアップしてくれればまとめて答えます。というか、みなさんが答えてくれると思います。

時代小説、楽しんでください!
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