![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?8acaa2e)
A 回答 (2件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.2
- 回答日時:
最高裁は,現金に代えて約束手形が交付された場合,消費貸借は手形交付時に手形の額面で成立するのか,手形を割引に出して現金を手にしたときに実際に手にした額面未満の割引額で成立するのか,について,手形交付時に手形の額面で成立すると考えるようです。
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id …
「通帳+印鑑」≒「手形」,「預金引き出し」≒「手形割引による現金化」と考えると,通帳+印鑑の交付時に消費貸借が成立するものと推測されます。
要するに,要物性は歴史的な理由で成立要件とされているだけで,現代にそぐわない(たとえば銀行融資は普通預金への振込が基本で,現金で渡されることはほとんどない)のだから,経済的価値が移転した段階で消費貸借が成立する,という風に考えておけば良いと思います。
No.1
- 回答日時:
>>それともBが預金通帳と印章を受け取った時点でp金を引き落とすかの有無にかかわらず成立するのでしょうか。
そうだと思います。預金通帳と印章があれば自由に現金を利用することができ、いわばポケットに現金が入っているのと(法的には)差異はないでしょう。とすれば、預金通帳と印章の交付があった時点で要物性の要件を満たしたと考えてよいと思われます。むろん現金を実際に引き落とせば文句なく要物性を満たしたと考えられますが、そうでなくとも「物を受け取る」(民法587条)に該たるでしょう。
逆に引き落としがないと要物性の要件を満たさないとすると、例えばBが画面を操作してBの債権者Cに送金をした場合、要物性を満たさないことになってしまいますが、これは不都合です。
>>この場合にBがAに対して返す際の方法を教えていただきたいです。
返す方法については民法587条は特に規定していませんので当事者の意思によるでしょう。Bは Aの口座に振り込んで、預金通帳と印章を返還するということもあるでしょうし、現金と預金通帳、印章を手渡しで返すという場合ももちろんあるでしょう。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 個人事業主・自営業・フリーランス 個人事業主の事業仕訳について 1 2022/07/03 15:20
- 個人事業主・自営業・フリーランス 事業用現金の仕訳が分かりません 1 2022/07/10 11:57
- 簿記検定・漢字検定・秘書検定 他社に負担してもらったお金。自社にとっての勘定科目は何になる? 4 2022/09/29 09:40
- 消費税 消費税還付を受けるための輸出免税の会計処理(仕訳)を教えてください 4 2022/07/14 12:48
- 財務・会計・経理 Uberの配達員をやってます、 一日終わったあと帳簿をつけてますが例えば1日が売上9000円で2日が 2 2022/09/16 10:21
- 財務・会計・経理 簿記の質問(難問です) この場合の仕訳、記帳方法を教えてください。 6 2022/09/13 13:52
- 会社設立・起業・開業 個人から法人へ貸付する場合 金銭消費貸借契約の返済期限について 2 2023/04/29 16:08
- 預金・貯金 定期預金証書(定期預金通帳)をその銀行の貸金庫に預けておく方法が有るのでしょうか? 3 2023/06/10 16:16
- その他(お金・保険・資産運用) 初めまして。 現在スポーツ少年団にて会計をしています。 今までは全ての現金を会計担当が自宅で預かる形 3 2023/05/12 11:14
- 財務・会計・経理 この仕訳おかしいでしょうか? 3 2023/01/15 13:08
おすすめ情報
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報