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非正規雇用者、失業者が増えているのです?

A 回答 (8件)

非正規雇用者は増えています。

しかし、失業者は減っています。

非正規雇用が増えている理由は、安い労働力が欲しいと言う理由ではありません。
一番に大きい理由は、定年制と年金制度です。日本の企業は正規雇用者を原則60歳から最高でも70歳までしか雇えません。しかし、医療の発達と福祉の拡充によって、平均年齢は80歳前半まで上昇し、高齢者の身体能力も上昇し続けていることから、60歳を過ぎても働ける人が増えました。結果、それまで正規雇用で働いていた人たちが、60歳を境に非正規雇用で働くようになり、非正規雇用が増加しています。
男性の30~60歳までの非正規雇用の割合は10%弱なのに、60歳を境に約50%(60~64)、65歳以上では約70%に上昇します。比較すれば60~64歳は5倍、65歳以上は7倍です。そして、日本の人口は逆ピラミッド型ですから、年齢が上昇するほど労働人口も多く、非正規の比率も高くなるのは当然です。

非正規雇用が増えているのは、安い労働力というのは半分は本当ですが、半分は嘘です(小泉政権前の非正規が5%でしたから、今は2倍増えています。しかし、90年代の世界経済と2010年代以降の世界経済を比較するのは愚かです)。本当は、定年によって大量の正規雇用者が非正規で働くようになったので、非正規雇用が増えています。

失業者というのは求職しているが仕事がない状態の人です。
以前は、身の程を知らない、あるいは面子を大事にしたフリーターやリストラ組、引き篭もり・ニートといったウンコが、薬で狂ったのか正規雇用を求めていました。しかし、今はそれらのウンコやウンコと一緒に生活する家族が、自分達がウンコであることを認めたので、正規雇用を求めなくなりました。結果として、正規の職業に求職することをあきらめたので減っています。
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国内の完全失業率は、2014年:4.0%、2014年:3.6%、2015年:3.4%、2016年8月:3.1%と推移していますから、表向き失業者は増えていません。



一方、非正規雇用者は増えています。なぜ増えるのかというと、一言で言えば、正社員を雇っているとものすごくお金がかかるだけではなく、仕事がヒマになって正社員の数が過剰になっても、年老いて働きが悪くなっても簡単にはクビには出来ず、持て余すことになり、なるべくなら正社員は増やしたくない(非正規雇用者にしたい)からです。

戦後の高度成長期は人手が足りず、確保した社員(正社員)は大事に育てて転職されないように、会社は労使交渉を踏まえて優遇したんです。そういう労使交渉の長い歴史を経て、正社員はたくさんの既得権を勝ち取ってきました。有給休暇・慶弔休暇・育児休暇など数えきれないくらいの休暇制度、出張手当・住宅手当・残業手当・産休手当など各種の手当、退職金制度、福利厚生施設の充実化…など、上げればキリがないくらいあります。

なので、正社員を一人雇うと、その人の給料の2倍くらいにお金がかかるんです。それに毎年のように昇給や昇格があり、年が行って働きが悪い割に給料が高くなりすぎてもクビにできません。仕事がヒマになって人余りの状態になってもクビにできません。いまや正社員は悪くすると会社のお荷物になりかねないんです。

でも、非正規雇用者ならそういう既得権はまったくありませんから、正社員には決まったような高い初任給に関わりなく安く雇えますし、昇給や昇格もいらないし、不要になれば(余れば)簡単にクビにできます。非正規雇用者は安上がりで使い勝手がよくて便利なんですよ、会社にとっては。

高度成長期に出来上がった正社員の既得権は、いまの低成長時代には会社にとって足かせになるばかりなので、会社としては有能で会社の将来を託せる人は正社員として迎え入れ、そうでない人は非正規雇用者で間に合わせたいわけ。
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非正規雇用はふえています。

人件費をおさえられるからです。デフレなので、安かろう悪かろうの生産をするには、仕方ないかも。
派遣法改正?も後押しして、正社員は増やさない方向かと
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非正規は増えていますが、失業率は


減っていますよ。

ほぼ、完全雇用状態です。

非正規が増えているのは、人件費を下げる
ためです。
いつでもリストラ出来るようにするためです。

非正規が増えているので、失業率も減っている
という関係があります。

スペインなどは、若者の50%以上が失業
しています。

どうして非正規が増えているかといえば、
グローバル化して、途上国と競争するように
なったからです。

途上国は賃金が安いので、それに対抗するため
安い賃金の非正規が増えたのです。
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日本のいわゆる「正社員」っていう以下のような雇用形態



・毎年四月に未経験の新卒一括採用
・原則として終身雇用

は、世界的にみたら極めてめずらしい雇用形態みたいです。

世界標準からしたら、

・ある部門で人が不足したら、その部門で必要な経験者を採用
・経営者が気に入らない、あるいは人手が余れば、即、解雇

ってのが普通のようです。

つまりは、日本が毎年5~10%も経済成長できていた時代、会社は人手不足であり、「正社員」という会社にとって不利な契約条件で採用しても、企業は儲かったということでしょう。
そして、その時代は、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われるバブル期まで続きました。
日本に工場が沢山あって、人々の働きによる単位時間当たりの「付加価値創造」は大きかったのだと思います。

でも、冷戦が終わり、「グローバル化」が進みました。
さらに、コンピュータと通信技術が融合し、急速に時代はIT化が進みました。
この過程で、ホワイトカラー的な仕事、あるいは「事務職」といわれる仕事で働く人が急速に減ったと思われます。
また、「問屋」という業種が無くなり、通販利用者が増えると、「町のお店」っていうのも減ってゆきました。

昔の米国映画を見れば、広い部屋でずらり並んだ女性たちがタイピストとして働いている様子が映っています。
日本でも、「マイコンなんてちゃちなオモチャ、仕事につかえるか!」と言われていた時代、大型コンピュータにデータ入力するために、「キーパンチャー」という職種の女性が、大きな部屋でずらり並んでキーボードに向かって入力をしていました。
(彼女たちのタイピングスピードはメチャクチャ速いものでした。
しかも、そのスピードでタイピングしながらも、隣の同僚と雑談をしていました・・。)

そういう人たちもワープロとかオンライン・システムの発達により、職を失いました。

さらに、海外の人件費は日本の1/5~1/10で調達できることが知れ渡り、日本の工場の多くが海外に引っ越ししました。
そのため、日本から付加価値の高い仕事が減り、介護や居酒屋店員といった、生産性がゼロ、あるいは、付加価値の低い仕事ばかりが残ったのが現状ではないでしょうか?

最近は、AI技術が急速に発展しています。さらにロボット技術も急速に発展をしています。

今後、コンピュータに仕事を奪われる「業種」「職種」がさらに増えて、「コンピュータ化しても大して儲からない職種(時給が安い仕事)」ばかりが残っているのではないでしょうか?

つまり、会社経営者が「悪辣な金儲け野郎」だからではなく、科学技術発展の結果として、日本に「儲かる人間の仕事」が減っているのが根本原因に思えます。
この先、学生時代に「スマホ」ばかりいじって、読書や勉強をしない人たち、キーボードをまともに使えず、ITのことがほとんど分らない人間が会社に増えると、現在でも、世界的に見て生産性の低い日本人は、外国との競争に負け、もっと失業者やニートが増えると思っています。
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景気が良くなっているのは大手だけで、中小零細は景気が良くないのです。



だから、中小零細企業勤務の家庭の奥さんが職を求めます。
妻の労働は配偶者控除の恩恵を受けるレベルの方が
企業にとってもありがたいので、結果として非正規雇用(派遣やパート)が増えます。

というような理由だけじゃないんですが、
現状の経済は、国民全体に行き渡るほどにはよくなってないので
「非正規雇用でもよいから働く」という図式になります。

失業者も同じで、「とりあえず職を」となると非正規の方が間口が広いので
そういう雇用が増えて正社員雇用が増えないことになります。
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企業の利益追求のためには、人件費の削減をしつつ従来通りの業務の停滞は許されないわけで、そうなると必然的に非正規が増大していきます。

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日本全体が景気がよければ、人が欲しいですから失業者は減りますし、


継続的に利益があがるのであれば正社員も増えるでしょう。
それだけ今は日本全体が疲弊してきているのではないでしょうかね。
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