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白人は他の人種より優れているという人種差別思想は100年前まで盛んだったようです。

その中で、黒人に対する蔑視はかなり昔からあったようですが、500年前までは中国やイスラム圏の方が文明の程度が上であり、300年前まではオスマントルコの軍事的脅威があったわけですから、白人は自分たちを脅かす可能性のあるアジア人を差別することがなかっただろうと思います。

特に中国(当時は清)は、18世紀までは英国との貿易が大幅な黒字だったわけで、それに困ったイギリスが貿易赤字を取り返そうと阿片を密輸して19世紀の阿片戦争につながっていくわけですが、このことからしても白人が18世紀まではアジア人、特に東アジア人を差別することはなく、対等以上の関係として見ていたはずだと思うのですがどうでしょうか。
当時のイギリスは中国との交易で不利な立場に置かれていたわけで、その状況で自分たちを優れていたる存在だと思えなかっただろうと考えられるからです。

質問者からの補足コメント

  • 白人が他人種より優れているという意味の差別です。白人至上主義とも言いますね。

    白人がアジア人に最初に出会った日という意味であればフン族がヨーロッパを荒らし回った頃でしょうね。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/10/26 13:07
  • 当時は中国人も白人を蔑視してましたね。
    日本人も白人を毛唐などと言っていたくらいですから。

    昔は外国人蔑視、異人種蔑視はどこの国、どこの地域にもありました。今も完全に消えていないでしょう。

    白人至上主義が世界中に広まったのは、少なくともアヘン戦争以降ではなかったでしょうか。
    それに白人というとイラン人、北方インド人も加わりますからややこしくなってきます。

    No.4の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/10/26 20:27

A 回答 (5件)

差別自体は世界中どこにでも昔からあるでしょう。

ただ偶然と区切りの問題だと思います。
虐げる側も蔑視があるなら虐げられる側も蔑視はしますし、中国だって昔から中華思想のもとにアジア諸国はもちろん世界の全ての国を「蔑視」して(かどうかは知りませんが少なくとも下に見て)ますし、日本人も「毛唐」とか「くろんぼ」とか、白人黒人を「蔑視」する言葉があるわけです。
白人同士にしたってイギリス人を「ライミー」と呼んだり、ドイツ人を「ジャガイモ食らい」と呼んだり、そもそも「自国民の優位主義」「人種差別思想」自体はどこにでもあります。(日本は他国に学び続けた歴史からか比較的少ない気がしますが、やっぱりあります。特に明治以降、戦後以降はだんだんと傾向が強くなっている気もします)。

その中で「白人至上主義」がピックアップされるのは、大航海時代以降の海洋進出による急速なグローバル化が進み始めたときに白人国家が世界中に植民地を持ち、他人種を奴隷としたからでしょう。
それまでにも他国民を奴隷、あるいは支配下に置いた国家はありましたが、あくまで地続きの国や地域同士によるもので、他人種を支配するためにはまず同じ人種の国々をある程度統一、支配下に置かねばならず、それを飛ばして遠く「海」を超えた地域を植民地として大規模支配するようなことはそうないことでした。
しかし近代以降、西洋が海を超えた支配を行ったことによって、隣同士であった「白人」同士は対等の関係を維持しながら、遠い「黄色人」「黒人」を奪い合うように支配下に置くことになり、結果として上位に立つ「白人」と下位にいる「有色人」という人種による構造が出来ます。これによって「白人優位」と「有色人種の劣位」というのが強く印象に刻まれたのだと思います。

世界の先進地域というのは時代とともに移り変わりますし、偶然「海洋進出」「グローバル化」が大きく進んだ時代に西洋が先進地域となったことによってピックアップされるようになった思想だと思われます。
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大航海時代って呼ばれるころからじゃないでしょうか。


ただマルコ・ポーロなんかは、インドや中国の人たちを下に見ていたようにはない気がするので、微妙なところですね。
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中国(当時は清)は、18世紀までは英国との貿易が


大幅な黒字だったわけで、それに困った
イギリスが貿易赤字を取り返そうと阿片を密輸して
19世紀の阿片戦争につながっていくわけですが
   ↑
ところがです、当時の記録をみますと、
あちこちにアジア人蔑視の記載が窺えます。

中国人については、態度が尊大で、知能が低く
公徳心に欠ける、なんて記述もありました。

そもそもモンゴロイド、というのはダウン症
患者のことです。

これらの区分は、ドイツ人学者
ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバッハ
が始めたもので、アヘン戦争以前の話です。

彼によると、コーカソイドつまり白人が最も
美しく、優れている。これは人類学的な事実である、
白人から遠くなるにつれ、醜く、劣って行く、
んだそうです。

白が良いイメージで、黒が悪いイメージになった
のは、これが発端だということです。
(放送大学 文化人類学 より)
この回答への補足あり
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日本でも昔「白粉」という化粧があった。


とかく「白」は綺麗という印象があり 中国でも美白を古来から求めてきた歴史がある。
これにより 有色人種が卑屈になり白人を持ち上げる図式が発生し 本来は差別してないのに差別に移っていく理由の一つになっているだろう。
実際の肉感的な魅力とは別に あくまでイメージ的なものだが 現在でも高額商品のCMには白人モデルが使用されるケースも多く 根強いものだ。

そして富国強兵策が世界に吹き荒れると 植民地として比較的穏やかだった農耕漁業民族 主として有色人種の国が植民地と化した。
一つには「明確に見た目でわかる下の民族」として 紛らわしい白人が居るより支配がしやすいのも理由ではあったろう。
こうして世界的に 「白人が上」という概念が定着していった。
ある意味 アジア系民族への本当の意味での差別は この植民地から始まったのだろう。

白人民族の多くは十字軍もバイキングもそうだが 過去に多国を支配し奪う攻撃的な歴史を持つ。
そこには歴然とした「民族差別」があり それは日本のような部族単位の小さなものではない 民族の誇りと存亡に根ざした 深く暗いものだ。
「我らは支配し 管理すべき者達であり 一切の反抗は無駄で愚かで あえてそれを行う者は悲痛な後悔と 残酷な運命が待つだろう」という 破滅を片手に持つバイキングと同じ 歪んだ残酷な欲望と 血に酔った支配を欲している。
白人至上主義を唱える者の多くは ただ己のそういった欲望を満足したいだけで 差別というよりカルトに近いと思うが 民族という背景があるから厄介だ。
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差別の定義によるんじゃないでしょうかね


人間というのは基本、自分の価値観と違う存在には寛容になれません
文化の違う人がいたら無意識で恐怖と拒絶するものです
そう言った意味ではアジア人と出会った瞬間からと
定義するのが正しいと思います

白人=キリスト教徒と定義したら又話は変わりますし
大航海時代を経てアヘン戦争辺りの時代の大英帝国、英国人と
定義したら又変わってきます

質問が所謂、白人至上主義が何時から(どの出版物が代表的か)
という話なら、スミマセン忘れました
この回答への補足あり
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