プロが教えるわが家の防犯対策術!

いつもお世話になっております。
生涯独身がほぼ確定している者です。

日本では晩婚化、未婚化が進み結婚せずに人生を送る人も多くなっているといいます。
そういう世相を反映してか(?)、
結婚だけが幸せじゃないというような意見や言説や記事を見かけることも多くなりました。

けれど、本当に果たしてそうなんでしょうか?
「結婚イコール幸せ」という式が絶対ではないことは理解できますが、
だからといってそれは、独身のままで幸せになれるかどうかとは何の関係もありませんよね。

結婚していないと、嬉しいことや楽しいことがあってもそれを家族と共有できません。
失職や大病などクリティカルな出来事に遭遇したときに家族の協力を得られません。
子供ができないと、DNAを次代に残すことができず、
老いて身体の自由が利かなくなっても一人で全てのことに対処しなければなりません。
なにより寂しいし、悲しい。
確かに独身でいることもメリットも少しはあるでしょうが、
上記のデメリットのほうがはるかに大きいもののように感じられてしまいます。

生涯独身でも幸せなんて本当にありえるのでしょうか?
もしありえるのなら、その理由や体験談を教えてもらえないでしょうか?
もしありえないのならば、独身者はどう生きていけばいいのでしょうか?
私みたいな人間におすすめの書籍等などありましたら併せて教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (17件中1~10件)

私は離婚歴があって、現在は独身の40代後半のものです。




いきなりですが、まず最初に、参考図書を挙げておきます。「サラリーマンの悩みのほどんどにはすでに学問的な答えが出ている」(西内啓著 マイナビ新書)、この本は簡略的過ぎるきらいはありますが、とっつきやすいのでよろしいかと思います。たとえば・・・以下のような一節があります。

「幸福度に関連する要因のうち、「金持ちか」「出世したか」「結婚しているか」といった外部要因が左右する幸福度は10%ほどしかありません」(234ページ)

この書籍は大変入門的なものですが、もうすこし手ごたえのある書籍を読むと、もうすこし深くわかると思います。興味あればどうぞ。

さて、先の回答者の方々も書かれていますが、私も、質問者さんのご意見についての、具体的な反証を挙げてみたいと思います。

例えば、

結婚していないと、嬉しいことや楽しいことがあってもそれを家族と共有できません。→結婚すれば、配偶者の苦難も一緒に背負う事になる。(非常に頻度が高いです。配偶者の悲しみ、苦しみで、本当に辛い思いを共有した方は多くいらっしゃると思います。)

失職や大病などクリティカルな出来事に遭遇したときに家族の協力を得られません。→配偶者が大病や失業などの問題に直面した場合に、自分の事以上に厳しい状況に陥ることがよくあります。

子供ができないと、DNAを次代に残すことができず、→結婚しても子供がいらっしゃらない家庭は多くありますし、そして、子供の事で苦しい思いをするご家族も多くいらっしゃいます。さらに、DNAを次世代に残すことが、なぜ個人の幸福になるのでしょうか?

老いて身体の自由が利かなくなっても一人で全てのことに対処しなければなりません。→逆に、配偶者が老いて身体の自由が利かなくなった時に、その配偶者の生活を支えるために、ご自身の人生すべてが犠牲になることは、これまたよくある事です。

なにより寂しいし、悲しい。→申し訳無いのですが・・・結婚すれば、ずっと永遠に配偶者が質問者さんの事を愛してくれる、などと言う事は、稀です。残念ながら、そうでない可能性が十分にあります。結婚した相手が、3年ぐらいして、自分のことなど見向きもしなくなったら、その時の寂しさ、悲しさというのは、独身であることの寂しさ、悲しさの比ではありません。それに、そういう家庭は多く存在します。

確かに独身でいることもメリットも少しはあるでしょうが、
上記のデメリットのほうがはるかに大きいもののように感じられてしまいます。→以上のことから、結婚するデメリットも、とても多いと考えます。

ここから先は思いっきり私見なのですが・・・そもそも、人生に幸福など存在するのか?というところから考える必要があると、私はそう思います。私の考えは、「瞬間的な主観的幸福感の他には、実態を伴った幸福など存在しない」と、そう考えています。そして、世の中一般的に信奉されている「このような人生が幸福」という考え方は、どこに基礎を持つのかを、よく考えるべきと思います。私たちは、所詮、類人猿の一種で、その願望や感情は、類人猿の一種としての動物の進化的な生存戦略を最適化するようにプログラミングされてしまっている存在です。そのようなプログラミングがなされている以上、「結婚する」「子供を持つ」「社会的に成功する」といった事柄を満たしたい、という願望がセットアップされてしまっているのです。そして・・・そのセットアップが、本当に個人の幸福と関係があるのか?その点を掘り下げるべきと考えます。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

おすすめいただいた『サラリーマンの悩みのほどんどにはすでに学問的な答えが出ている』、
早速amazonで購入して読み始めています。
普遍的な人間の悩みには、既に先人たちが答えを探しているという部分がなんとも心強いです。

そして、結婚がかならずしも幸せになるとは限らないこと、丁寧に書いてくださって
ありがとうございます。
この質問にも多くの回答をいただき、
「ありえる」と考える方と「ありえない」と考える方がいて、
一概にどちらとは言えないのかもしれないと考え始めています。
結婚が幸せになるとは限らないのならば、
つまり独身が不幸せになるとも限らないということでもありますし、
大切なのは既婚・未婚問わず、幸せになろうと努力し続けることなのかも……
と思いました。

そして、私は「幸せになりたい」一心でこの質問をしたのですが、
そもそも人生の幸福とは何かを問う必要があるという指摘は、
私にとって思いもよらぬものでした。
確かにそうですね。幸せっていったいなんでしょう。どういう状態なんでしょうね?
この辺りを考えるには、まだまだ本を読んで勉強しなければなりませんね。
考えるきっかけをいただいて、どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/12 00:26

今の日本は乱れすぎています。

例えば、結婚は金次第とか、日本に限らず収入が無くなるとアウトとか、自殺率が高いとか、子供を生んでも仕事が無いとか、戦後レジュームの負の側面が集約されてしまっています。そもそも、全ての人が幸福は負けがあって勝ちがあるゼロサムゲームでは考えられません。そんな中で私以外私じゃないの、結婚も自分に手の終える人としたら良いと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私の質問に16人もの方がご回答くださりました。
本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

「ありえる」派の方も「ありえない」派の方も同じくらいいて、
「不幸な既婚者よりはまし」「ありえるが既婚者ほどではない」「幸福は既婚・未婚関係ない」など
他にもいろいろな意見が集まりました。

こんなに回答が集まったのは嬉しいことですが、かえってますますわからなくなった、というのが正直なところです。
どっちが正しいのか、私には判断できません。

でも、それこそが正しい答えなのかもしれません。
つまり、既婚か未婚かだけで幸福であるか否かを判断はできないのでしょう。
当たり前のことですが、幸せな家族もいれば不幸せな家族がいて、幸福な独身がいれば不幸な独身がいるのでしょう。
だからこそ、日本も含む全世界の先進国で、未婚率が上昇しているのかもしれません。

結婚が幸せへの直通切符ではないように、独身は不幸への直通切符ではない。
それがわかっただけでも、なんだか前向きにこれからの人生を歩んでいける気がします。

それに、もし16人全員が「ありえない」と回答をくださったとしても、
私は私の人生を生きるしかないのだから、
たとえありえなくても私は生きていかねばならないのだから、
今の時点で幸福か不幸かを問うこと自体が無意味だったのかもしれません。
こんなことを書くと、回答者さんに怒られそうですが……。
でも、それに気がつけただけでも、この質問をした甲斐がありました。
私は、私の選んだ道が正しかったと、最終的に胸を張って言えるように、
生きていきたいと思いました。

回答をくださった皆様、本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/12/21 23:04

弁護士の友人から聞いた話ですが、子供が罪を犯したりすると「私の子供ではない」と身元の引き取りを拒否したり、当たり前ですがそういう人物が出るとその家族、親族全てが不幸を背負うことになるそうです。



また、家族を養いDNAを繋ぐにはある程度の資産なども必要です。

資産は「DNA」の中にもあります。遺伝的な病気、容姿、能力…そんなことを考え出したらキリがありませんし、運命を操作することになるかもしれませんが、自分の病が子孫に引き継がれることがわかっていて遺伝子を残さない方もいます。

家族を持つ、ということは簡単なようですがそれなりの「覚悟」や「能力」に加えビジョンを持つべきだと考えます。

そういうことを考えていない夫婦が我が子の命を奪ってしまうのではないでしょうか?

そういう悲しい出来事が起こらないという点では、独身で過ごすことが幸せと言えるかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですね、家族を持つがゆえの不幸というのもあるのかもしれません。
私はそれでも家族を持てる人がうらやましいですが……。
既婚者は独身だった頃もあるから、両方の幸福を知っている、という他の方の回答がありましたが、
独身は結婚してないゆえに、既婚の苦労を味わわずに済んでいる、ともいえるのかもしれません。
多くの方に回答をいただきましたが、だんだんわからなくなってきました。
ご回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/21 22:52

独身で楽しいことは既婚者は経験済みです。

幸せってのは、家族を持ってからしか実感してませんね。自分以外のことが絡むことで幸せってのは、育てなきゃ無理ですからね。仕事でも、「あれは違うよねぇ」と未婚者の年寄りが若い既婚者の遠回りの根回しをしていることに気づかないで苦言を吐くのを見るとけっこう滑稽ですが、黙ってます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですよね、既婚者は独身の楽しみも知っていますよね。
じゃあやっぱり既婚者のほうが楽しみを多く知っているということになるんですかね。
すみません、私の読解力がないせいで、後半の遠回りの根回し云々の部分はよくわかりませんでした。
ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/21 22:48

どういう毎日を送るかで、


幸せ不幸せは変わります。
充実感に溢れている独身の友達いますよ!
結婚はしたくないそうです。
向き不向きもありますからね。
一人ぼっちにならないように、気兼ねなく付き合える友達がいるといいよね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

そうですね、せめて一人にならなように友達は大事にしなければなりませんね。
幸福になるには、既婚・未婚がキーになるのではなく、
日々の過ごし方にあるということでしょうか?
この質問の回答も「ありえる」派と「ありえない」派とでわかれておりますので、
もしかしたら本当にそうなのかもしれません。
ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/21 22:47

NO.1です。


>空を飛び回りたかったのに鶏に生まれてしまった状態です。
自分を好きじゃないんですね。
それじゃあ、だれも好きにならない。
ということになるんですよ。たとえるならですが。
理想の自分がそこにないのはなぜですか?それは、人の人生を理想にしてるからじゃないのでしょうか、まさか、家の事情で、とか、他者が邪魔をして、
結婚ができないということでしょうか?
そうだとするなら、質問に盛り込んでもらわないと、それこそ、
解決策は迷宮入りです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

自分を好きじゃない、というご指摘は当たっていると思います。
自分を好きじゃない人間は、他人を好きになれないというのも当たっていると思います。
もしかしたら、根本の問題は既婚・未婚ではなくもっと他のところにあるのかもしれません。
二回も回答くださり、どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/21 22:45

けれど、本当に果たしてそうなんでしょうか?


   ↑
果たしてそうです。
独身は独身で楽しいことは沢山あります。



結婚していないと、嬉しいことや楽しいことがあって
もそれを家族と共有できません。
   ↑
それは確かにあります。
喜びは倍になります。
しかし、家族がいれば、苦しみ哀しみも倍になります。
娘が引きこもりの知人がいますが、見ていられないほど
辛いです。
母親に暴力を振るう息子を持っている知人もおります。



失職や大病などクリティカルな出来事に遭遇したときに家族の
協力を得られません。
   ↑
その代わり、養うべき妻子がいませんから
お金は貯まります。
お金があれば、そんなモノ、屁でもありません。



子供ができないと、DNAを次代に残すことができず、
   ↑
それはありますが、じゃあ残してどうなるのか。
子供といえども、他者に過ぎません。



老いて身体の自由が利かなくなっても一人で全て
のことに対処しなければなりません。
   ↑
金さえあれば問題ありません。
そして独身なら金は貯まるはずです。



なにより寂しいし、悲しい。
   ↑
慣れます。
人間はどんな環境にも慣れ親しむことが
出来る動物です。

しかし、一度結婚の味を知ると、もう戻れませんね。

今から思うに、独身でも十二分に楽しい人生を
送ることが出来たな、という感はあります。



生涯独身でも幸せなんて本当にありえるのでしょうか?
   ↑
ありえます。
自由で良かった。自分にだけ責任を負えばよい
のですから、楽です。



もしありえるのなら、その理由や体験談を
教えてもらえないでしょうか?
  ↑
仕事から帰ってタタミにひっくり返り、
ああ自由だ、としみじみしたことは
何度もあります。
金にきゅうきゅうとしている妻帯者を目にして
優越感に浸ったこともあります。



もしありえないのならば、独身者はどう生きていけばいいのでしょうか?
私みたいな人間におすすめの書籍等などありましたら併せて教えていただけると嬉しいです。
  ↑
勉強することだと思います。
長い間勉強していると、人生、人間について
判ったような気になります。

ワタシはこれを勝手に「悟りだ」と吹聴しています。

どう生きようが、人間は死ぬのです。

何もかも小さいことです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

「ありえる」とのことですね。
私の書いた不安に一つずつ答えてくださってどうもありがとうございました。
とても勇気が出ました。
結婚して家庭を持つことの幸福へのあこがれは、
やっぱり私の中で深く根付いていて簡単には消えそうにないですが、
というか多分一生消えないとは思うのですが、
独身であることで不安がったり悲しがったりするのは辞めたいですね……。
思い通りにはなかなかいかない人生、
これからもずっと勉強して、考えていきたいと思います。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/20 23:51

>>生涯独身でも幸せなんて本当にありえるのでしょうか?



自分が「この世」に何の為に生まれてきたのか?
自分の人生の意味は何であるか?
自分はどこから来たのか?

ということなどは、思春期のころまでには、誰しもが考えるのではないでしょうか?
そして、生涯独身だった偉人は多いですけど、2人をあげるとすれば

・ニュートン

万有引力の法則を発見した人であり、その法則を生み出す過程で、数学の微分積分法を生み出しました。
微分積分法について、ライプニッツと「どちらが先に発見したか?研究を盗んだんじゃあないか?」という問題が発生しましたけどね。
いずれにしても、理科系・工学系に進学するならは、数学(主として微分積分など)は必須であり、数学無しでは、成り立ちません。
つまりは、現代の高度な機器(携帯・飛行機・家電など)は、全てが数学の恩恵を受けて生み出されているといえます。
数学があるからこそ、人類は月に行くことが可能になりました。

・ニコラ・テスラ

リアル「マッドサイエンティスト」です。
でも、彼の発明が無ければ、人類は電気をふんだんに使うことができないままだったでしょう。
エジソンは、電球を発明し、発電所や送電線を作りました。
でも、それらは直流システムであって、発電所の近く、数百メータくらいしか電力を供給できませんでした。
しかも、そのパワーは、電球を光らせるのがやっとというレベル。

ニコラ・テスラは、交流システムを発明し、ナイアガラの滝の発電所を作り、何十キロ先までも、強力な電気のパワーを届けることを可能にしました。
彼は、送電線無しで、世界のどこにでも強力な電気エネルギーを無償で提供できるシステムまで考えていたそうです。
しかし、彼のスポンサーでもあるモルガン財閥は、「研究成果をタダで人々に提供するためのシステムなんて許せん!」とスポンサーを下りて、それは実現しませんでした。
この研究で、テスラは小規模な無線送電に成功したらしいのですが、これに関してはほどんど研究資料が残ってないといいます。


そういえば、飛行機を発明したライト兄弟も独身を貫ぬきました。
「妻と飛行機の両方は養えない」というのが理由だったそうです。

自分がこの世に生まれた目的の達成と、結婚することを天秤にかけたとき、どっちが重要になるか?は明らかですよね。
そして、死の床にあるとき、生涯が独身であっても、目的の一部でも達成できていたら、幸せに死んでゆけると思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ものすごい偉人を紹介してくださってありがとうございます。
ただ、偉人と自分を引き比べるのはさすがに怖れ多すぎますね……(笑)
自分がこの世に生まれた目的ですか。
たしかにそれを達成できれば、幸せに死んでいけると思いました。
問題は、その目的が、自分にもさっぱりわからないことです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/20 00:05

生物の本能を満たされなかった生涯には、真の満足感が不足で、幸せ感も自分納得のまがい物になってします。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

「ありえない」ということですね。
でもさすがに、回答者さんの意見には同意しかねます。
生物の本能云々というならば、人間も生殖に関係しない文明文化知性を捨てて
犬や猫と同じような暮らしをすればいいのですから。
むしろそういう文明文化知性こそ人間の人間らしさの根拠なのでは?
回答ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/19 23:32

有名人でも黒柳徹子、森光子、原節子、佐良直美、新珠美智代・・・


どっちを選択してもメリットデメリットは有りますから
諦めるしかないでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

生涯独身の有名人もたくさんいらっしゃいますね。
そうですね。結婚しないのではなく、結婚できない場合は、
諦めるしかありませんよね。
すぱっと割り切れれば楽なのですが、
どうしてもそうはいかなくて……。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2016/12/19 23:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!