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葬送による通過儀礼についての質問です。
故人の戒名の付け方は、遺族の意思、生前の故人の意思が重要であろうと思います。
又これを強制するものではないと考えるのです。私のお付き合いする寺院ではその様に
なさっておられますが、一部の寺院で檀家に対し半強制的に戒名・儀式・を強要してい
ることに触れましたところ『高級ブランドVS格安商品』との比較についてご回答を頂きました。

一般社会で使われる商品を対象にご紹介をいただきました。
又、購入出来る財がなければ購入しなければ良いという意味も良くわかります。
消費者は、高級ブランドを『格安にしろ』とも言いませんし、私の場合財もありませんし、その一品の価値観も持ち合わせませんので購入する意思もありません。
私が教えて欲しいのは、その高級ブランド(意味不明な)を身に纏いたいのではなく半強制的に庶民に売りつける行為によって、庶民から宗教が遠ざかる事を危惧するのです。
高齢で亭主を亡くし、余生をどの様に過ごそうかと悩む遺族に「なしなしの金」を出させてはいけない。
世相は、その様な事が起きていても直接自分のみに降り掛らなければ僧侶に対し忠言もしない。
その様な事が水面下で多く起きているのです。

結果的に、墓の位置付けが自宅に置けないかという疑問になってくるのです。
以前、同じ質問を行いました。その時、ご僧侶の回答『故人は菩提寺に還る事が望ましい』との回答は当然でありますが、高齢化社会を向かえ先立った、ご主人の墓参をしてあげたいと思っても寺まで行く足(移動手段)がない、仮に寺に行けても墓地までの移動も困難、そしてお花の水を替えることも難しい、そこで自宅に安置できたのなら毎日の『供養の手向け』ができると思います。
そして、ご僧侶が時期に合わせてお参りしてあげれば檀徒との繋がりが深くなり今まで以上の関係が保て、これによって、ご僧侶への信頼は大きくなるのではないかと考えます。
これは、無理なことでしょうか?  教えてください。

A 回答 (1件)

>墓の位置付けが自宅に置けないかという疑問になってくるのです。


確かに、昔は自分の土地等に「墓石」を建立していた時代もありました。
しかし法令が、墓地に関する規制をしている以上は難しい面も多々あります。
私見ですが、墓地の造成時に「バリアフリー」を許可条件とするのがいいのかなと思います。
本来、お墓に納骨しているのも骨壺から出して「土に返す」という基本的な意味があるのですが、それすら守られていない状態でかろうとの中に骨壺のままで納骨している事もあります。

>ご僧侶が時期に合わせてお参りしてあげれば檀徒との繋がりが深くなり今まで以上の関係が保て、これによって、ご僧侶へ の信頼は大きくなるのではないかと考えます。
この意見には、同じ考えです。
ですので、墓地に関しては不可能でも「お骨」の状態で自宅に安置することは違法ではありません。
自宅の仏壇の前又は脇に専用の棚を作り、お骨を安置する事で納骨と同じではないかと思います。
御僧侶が、「月命日」「祥月命日」「春と秋のお彼岸」「お盆」にその檀家宅を回ることで絆は切れることなく、また、檀家の僧侶への「信頼」が強くなると思います。
最近の檀家回りでは、「お布施」の金額も「最低いくら」という事を言っている僧侶も居るようですが、もともとお布施と言うものも「気持ち」で出すものですが「商売の額」という側面も出ています。
それでは、お布施が高いから呼べないという事が出てきます。
10万円出せる家庭もあれば、1万円がやっとという家庭もあります。
それによって、高額のお布施を出せる檀家を「優遇」していることも事実です。

戒名の件ですが、確かに「ブランド化」していることも否定できません。
戒名の種類で、金額が高くなるのも可笑しな話です。
戒名は、亡くなった方の生き様や功績でつけるものだと思います。
また、檀家の間でも「見栄」で高額な戒名を望むことも拍車をかけています。
本来、宗教と言うものはお金ではなく、心で信心する物というのが私の考えであり基本なんです。
見栄とブランド化が、今日の寺院と檀家のつながりを希薄にする根源だと思っています。
私の父の戒名は、御住職がこの戒名を是非と言われて付けて頂きましたが、戒名の代金は必要ありませんでした。
必要最小限の費用で、戒名を与える事が本来の姿ではないのかと思っています。
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