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家から車で15分もしない範囲に動物病院が7軒(どれも系列ではなく個人運営)もあるのですがこれって臨床獣医が明らかに飽和してるってことでしょうか?
地域は東京です。

A 回答 (2件)

その分野が飽和状態にある、というよりは


「地方などに行きたがらない」獣医師が多いのかもしれません。
確かに東京、それも23区内で、獣医がやたら多いところはありますが...
(それでも経営が成り立つから多いのかもしれません。
一説によると、ワクチンだけでも儲かるという話もありますし。)

この質問サイトでも、車で1時間ちかく行かないと、
一番近い動物病院まで行けないとか、
そういう話もけっこうありましたので、
必ずしも(特に国内で)飽和状態になるほど多すぎるという
わけでもないのかも。

まじめにやると、設備投資などにも非常にお金もかかりますし、
常に新しい知識を得るべき分野でもありますし、
また朝早くから夜まで緊急の対応をしようとおもえば
ほんとうに大変ですし、基本、全科診療が多いものの、
特に力を入れる分野がある場合、さらに日々勉強と
設備投資の日々になるのが獣医という仕事だと思っています。

一方、実際にいましたが、オスの猫の日帰りの去勢手術すら
自分で出来ず、外注で別の医師を召喚して手術する
(でもそういう説明は一切なし。たまたまそこにかかった
近所のひとから話が漏れてきた)とか、患者が来るたびに
マニュアルをめくって似た症状を探すとか、そういう
あまりに適当な、なぜ獣医をやるのかという医者もおり、
人間の医者に比べると、訴えられにくいからか?
安易に動物病院を運営しているところもあります。
上記の例は、ちなみに都内です。
そこは私が知る限りでも数十年それでやっていけてますので、
そんな、相当ダメな医者でもやっていけるから、
(そしてそういうところは、年をとっても病院を閉めない場合も多いから)
結果として動物病院が増えているのかもしれません。
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農林水産省から以下のような資料が出ています。


http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/zyui/pdf/ …

これを見てみると、臨床獣医師のうちペットを対象とする「小動物診療」の獣医師が毎年増え続けているのがわかります。
一方家畜を対象として「産業動物診療」の獣医師は増えていません。(家畜相手の獣医師は開業している場合もありますが、農協の共済組合勤務の獣医師がほとんどです)

また、ペットの飼養頭数は特に犬については、年々減少しているので、一人の獣医師当たりのペット数は間違いなく減っていて、現状が飽和まで行っているかどうかはわかりませんが、このまま行けば将来的には小動物診療の獣医師が飽和するのはほぼ間違い無いと思います。

新卒の獣医師数はずっとほぼ変わらない数字なのですが、卒業後小動物診療の職につく獣医師は平成6年に35%ですが、平成16年には50%に増えていますが、その後徐々にですが減っていて平成26年には40%になっています。
この数字も平成16年を境に小動物診療の獣医師が飽和に近く必要数が減っているのを伺わせます。
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