No.20
- 回答日時:
>「夢」「希望」「努力」「忍耐」などの、かつて日本人が美徳とした価値観を否定(回避?)する思潮は、そのかわりにどういう価値観を持っているのだと思いますか?
「現実を見据えながら、生きにくい社会でどうサバイヴするか」では
>最近の若い人が作る歌を何気なく聞いていると、「夢ばっかり言わないでね」とか
「努力はたいてい報われない」なんてセリフがよくあります
井上陽水の「傘がない」(1972年、アルバム「断絶」より)など、社会の厳しさや虚しさを描いた曲は過去にも多く発表されているので、その傾向は今に始まった事ではない
とはいえ、今のミュージックシーンにそういった曲が多いのは、社会に不安を抱える若年層の共感を呼び、ヒットに繋がるといった戦略的な要素もあって、必ずしも作り手の本心を反映しているわけではないと思われる
>現実を見据えながら、生きにくい社会でどうサバイヴするか
ああ、それはあると思います。脅かされている部分と、直観している部分とあって。
私が聞いている範囲では、「社会批判」というより、「悪口」に聞こえます。
>戦略的な要素もあって、必ずしも作り手の本心を反映しているわけではない
これが問題だよね。
No.17
- 回答日時:
こんにちは。
★ 「夢」「希望」「努力」「忍耐」
☆ に大きくかかわる《勤勉なる性格》を取り上げるとしても 世の中
の変わりようは まだまだ分からない。決定的かどうかは 分からない。
★ 美徳
☆ が廃れて来たか。なおまだ程度問題であるかも分かりません。(と
感覚を述べるのみになりますが)。
大きな変化は 昔に言う《天子さま》が そろそろその位から降りたい
と言い始めたこと。そしてそれにともなって おそらくまだ目に見えな
いところで・目に見えないかたちで 人びとの心や考え方が変化して来
ているのではないか? と憶測されることがらです。
明仁は 昭和天皇のしりぬぐいをして来ました。誠実な性格でていねい
にしっかりと――おそらく《全身全霊で》――務め〔と信じたところ〕
を果たそうとして。
これで 裕仁の・かの《人間宣言》が 地に足をつけて実際のこととし
て成ったという感じに――われわれには思いがけないかたちで――成り
ます。
だとすると これから何代どういう譲位の制度のもとに女系の問題をど
う解決して天皇がつづくか分かりませんが どういうかたちになろうと
みな同じ人間だということが 成文の制度に限らず社会の地位や身分の
仕組みのもたらすナラハシとしての思潮や風潮・あるいはつまりそうい
ったクウキに対して 大きな変化を余儀なくする。のではないか?
つまり 同調圧力が 必ず・質的によわまる。
民主制のおそらく深化をともなう進化が 期待されます。いろんな紆余
曲折も予想されましょうが 楽観します。理由説明抜きでです。
あとは 経済としてグローバルな超ガリ勉資本主義の問題。(《拝金主
義》がどうだこうだと問題にする頭が残っているかぎり あたらしい局
面に移行するのは 望み薄。その理念主義一辺倒が そうならばなお拝
金主義を助勢しているのでは?)。
中国共産党の覇権主義とともに ほぼお手上げの状態でしょうか。
>世の中の変わりようは、まだまだ分からない、決定的かどうか分からない
言わずと知れたことです。そして、
>楽観します。理由説明抜きです。
どうしたことでしょう。これでは、何も言わないに等しいのではないかと。
おそらく、あなたの宗教観(私の定義では宗教になります)のことを暗に言わん
としているのだろうと思います。
日本の「天子さま」は敗戦とともに「神」でなくなり、「仕方なく」残されたものに
過ぎなかったわけです。それが七十数年の「風化」を更に受けているのですから、日
本国民に大きな影響を与えるということは「ない」と言っていいと思いますが…
No.16
- 回答日時:
かつての日本の経済成長を支えた集団主義的な性格は、
稲作農耕民族の労働集約的かつ年間を通じたな作業に
由来する濃厚なコミュニティ、大家族制+母系社会に
よる依頼心の強い性格に由来していた。
しかし、高度経済成長における核家族化や共働き、
地域コミュニティの希薄化、点取り競争の学校教育
への過度の依存などにより、伝統的な集団主義的文化
の世代間伝承が阻害され、自己チューな人間を量産し
てしまった。
それに加え、アメリカ追従の小泉氏や安倍氏による
雇用の流動化政策によって、日本的な家族的経営
(終身雇用&年功序列)は破壊され、一億総中流
だった日本社会は(アメリカに次いで)貧富の格差
の大きな社会となり、拝金主義が蔓延したのだ。
もはや日本は日本的でなく、過去の遺産を食い潰して
生き延びているだけだ。
(やがて凡庸な無資源+自己チュー人間な貧困国に堕す)
松下幸之助などは、水道の水のように「物」を社会に流通させたい、
との心情であったと言います。
そのような思いから高度経済成長はなったと言えると思います。とこ
ろが気が付けば「浪費文明」に堕していたということですね。
自己中つまり「エゴ」ですね。拝金主義なんてその典型ですね。
もはや日本は、過去の遺産を食い潰して生き延びているだけで、いずれ
貧困国に堕すことは残念ながら、全くその通りだと思います。
そのように、時代は変わってしまった。
No.15
- 回答日時:
現実的になっているのだと思います。
高度成長期なら未来に夢も持てますが、日本の将来にいい材料がないので、諦めているのでしょう。
TVではグルメだ旅行だと楽しそうな話題が繰り返され、大人達が経験したバブルも面白可笑しく話されますが、自分達には関係ないと思えばシニカルにもなります。
それに一時期のメディアで、夢を追うことが凄く美化されて持ち上げられましたが、それを信じて我が道を歩んだ人達のほとんどが夢破れてしまっています。
自分の周囲でそういう人達を見てきて、頑張ってもその程度っていうのを感じているのかもしれません。
少し前のアンケートで、若い女性の夢の上位に「可愛いおばあちゃんになること」というのが入りました。
それだけ自分の人生に、何も期待していないということです。
「精神論・根性論」は非合理的であり、無駄が多く、馬鹿のやること、時代錯誤
であると、決めつけている節があると思います。
何故そうするかと言えば、楽をしたい、自分さえよければいい、をひそかに正当
化したいからではなかろうかと。
No.13
- 回答日時:
いい質問ですね。
「かつて日本人が美徳とした価値観を否定(回避?)する思潮は、そのかわりにどういう価値観を持っているのだと思いますか?」
⇒どういう価値観というよりも、親も含めて大人達が子供達に無理やり夢をもたせたことへの反発なのでしょう。
夢をもっても、現実の社会は、その夢が実現しないことを若者は知ってしまったのでしょう。
”その反発を表現している”のだと思われます。
仰る通り「反発」という心が原動力の一つであろうとは思います。
一世代前には、「頭ごなしの父親」「教育ママゴン」への反発が、非行少年・暴走族
なんていう形で暴発したものが、現代では少し様相を変えて現れているのでしょう。
しかし、昔は自分を犠牲にしたものが、今は人を犠牲にするようにずる賢くなっては
いないでしょうか?
No.11
- 回答日時:
筑波大学は、情報・ロボット技術を駆使したリハビリテーションや機能回復、及び自立生活支援、自動車運転の安全性・快適性を向上させる人間機械系研究、デバイスアートによる工学者の表現力の高度化等、エンパワーメント情報学に関して世界をリードする実績を有するとともに、芸術およびビジネス科学の専門教育組織を有する稀有な総合大学です。
さらに、学生が日常的に切磋琢磨し、展示を通じてシステムを洗練する研究スタイルが特徴の「エンパワースタジオ」や、学生が寝食を共にし、コラボレーションを促進する「エンパワー寮」といった人材育成の場を提供します。
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研究環境
http://www.emp.tsukuba.ac.jp/environment/researc …
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例えば大工さんだったら、腕をとことん磨きたいとか独立して大きな会社を
作りたいといったことは「大志」で、しっかりした収入を得たいとか、きれ
いな嫁さんをもらいたいとかは「小志」と言える、と思う。
両方あるのがバランスがとれているということで私はそれが良いと思うのだ
が、昭和までは「大志」のために「小志」を犠牲にするなんていうことがあ
ったことはあったと思う。
平成になると「小志」ばかりで「大志」が価値のないものになっている、そう
言っていいと思うが、どうだろうか?