ショボ短歌会

携帯のデーター通信用の設備は世の中のどこにどのようなものが設置されているかに興味があります。(完全な素人で知識がありません。)

①三大キャリアのインフラはどういうものがありますか。(例えば有線としては電柱をはわせていて、ビルなどに無線用の子機的な機器をとりつけているイメージなのでしょうか)

②またそれはどれくらいの間隔で設置されているものなんでしょうか?(例えば半径100mに一つの無線機とか一駅に一つぐらいとか。各電柱に一つとか。)

③格安SIMの会社は自社のスピードが下がらないように、具体的になにか機器やインフラに関与できるのでしょうか?(三大キャリアの通信網をただ借りていてどこのMVNOを使っても同じなのですか?)

④上記が可能ならば、何をどういったところに設置するのでしょうか?(全国網にするなら相当な数の設置工事が必要かと想像され、そんな事できるのか疑問に思いました。)

以上 よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

> 三大キャリアのインフラはどういうものがありますか


素人さんなら こういう説明図の方が理解し易いでしょう

ケータイ電話はどうやってつながるの?
https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/network/


> どれくらいの間隔で設置されているものなんでしょうか?
場所と利用者数により千差万別です

1つのセルでカバーする範囲は半径1km、

利用者数は2,000接続を1単位とするのが

基準ですが出力次第でコレ以上にもコレ以下でも運用が可能です

そして基地局運用において単セル運用は絶対に無い構成です


> 具体的になにか機器やインフラに関与できるのでしょうか?
・MNO(キャリア)との契約帯域を上げる(高コスト&支出増)
・既存のインターネット網 接続点の契約帯域を上げる(高コスト&支出増)
・インターネット網 接続点を増やす(高コスト&支出増)
・利用者数を減らす(低コスト&収入減)

MVNOが打てる手は これ以外にありません


> どこのMVNOを使っても同じなのですか?
いいえ、全く違います。docomo系MVNOが遅い最大の原因は

MVNO各社が秘匿しているインターネット網 接続点の数と

その契約帯域の太さ にあります

古くからインターネット接続サービス(ISP)事業を手掛けていた企業なら

複数の接続点を持ち またトラフィック・コントロールするだけの

設備もノウハウも持ち合わせていますが新進気鋭のベンチャーの場合

設備は無いし ノウハウも無い から 結局、接続点は1箇所

接続帯域も大金を注ぎ込めない資本力なので1Gbpsスタート

というのが実情です そんな少ない帯域に利用者が一気に増えれば

答えは見えていますよね


> 何をどういったところに設置するのでしょうか?
インターネット網 接続点を増やす契約をするのが限界です

そのコストはMNOとの帯域契約より難解で

しかもリニアには対応してもらえず

半期単位で更新が続き契約帯域に対して逼迫量が多ければ

相応にペナルティ(罰金)を食らう そういう契約が主体です

なのでMVNO各社は自社設備の中で

トラフィック コントロール設備を設け

帯域を食い潰さないよう常に上限ちょい前で

全体の通信に規制を掛ける仕組みを導入してます

これがMVNOが全体的に遅い理由です


この説明を理解すれば

「MVNOは生まれた時から既に積んでる事業形態」

という事が判明するワケですから

こんな事業者に電話番号を預けるような

馬鹿な真似はしない方が良いという話です

MVNOの正しい利用方法は

大切な電話番号を預ける必要の無い

「データ通信専用契約で利用する」

が正解なのです これなら いつ潰れてくれても

被害は皆無で即時、他所の契約に切り替えられますから

実害はゼロで済みます
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この回答へのお礼

非常に丁寧に分かりやすくご回答いただき大変勉強になりました。
ご親切に感謝いたします。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2017/03/18 00:06

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