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私は中学1年生で吹奏楽部に入りました。
トランペットのパートになりました。だから、なんでもいいので、トランペットについてたくさん教えてください。お願いします!!

A 回答 (3件)

経験者です。

多くの事は述べられないので一つ。
「アンブシャー」(アンブッシャーとも言う)という言葉があります。
マウスピースに対しての唇の形という意味です(※)。
「もう一度、初心者になれたら、アンブシャーを変えたい」と言う管楽器奏者は非常に多いです。

その原因は、一番最初にとにかく音を出すときに「くせ」が付くのです。
中学生初心者(1年2年)程度でしたら、とりあえずは演奏ができることが優先されるので、くせなどどうでも良いのですが。
高学年になると、ファーストパートやソロパートの演奏も要求されます。
そのとき「くせ」が邪魔をするんです。
良くある癖が「ダブルアンブシャー」です。低音時の唇と高音の唇が違うのです。
オクターブ上の音にスラーで上がる曲が正確にできません。
苦肉の策で「聞いていてわからないぐらいのタンキング(アタックとも言います)をする」テクニックを身に着けます。
コンクールでの「そこだけ吹ければ良い」ケースですと、練習を繰り返して「そこだけはできる」ようになればめでたしめでたしですが、いかんせん「ダブルアンブシャー」が治ってるわけではないのです。
この癖があるプレイヤーは、例えば有名高校へ吹奏楽での特待生などで行くと、伸びしろを癖で邪魔されてしまうため「高校生から楽器を始めた人」に追い抜かれてしまうケースがあります。

せっかくトランペットパートになったのでしたら、一生の趣味とできるように「最初に変な癖をつけないように」なさると良いです。

金管楽器では、シラブルという言葉があり、アンブシャーと対になって話されることがあります。
「シー」と発音する時の舌の位置、唇の状態を指します。
「スー」発音のシラブルですと低音、「シー」シラブルですと中音(チューニングのベー)、「イー」シラブルで高音というように使います。
このシラブルという概念は「ルイ・マジオ」というクラシックトランペットプレイヤーが考えだしたものです。
マジオリップスとも言います(※2)。
特徴としては「唇の形」を御猿が唇を前に突き出した形をお手本にしてる点です。

ピーと発音したときの唇とか、唇の先を中に巻き込むとか(昭和30年代のアンブシャーの考え)など「唇の形はこうする」という教えは多いのですが、マジオリップスではどうでも良いレベルで「音を出す」のです。

ルイ・マジオは冬の道で転んで前歯を全部折るという事故に逢いました。トランぺッターにとっては致命傷です。今の表現でいう「根性」でマジオは復活しました。
そのときのマジオのアンブシャーが「御猿が口を突き出した形」にマウスピースを当てて音を出す奏法でした。

マジオリップスは日本で紹介され多くのプレイヤーが学びました。
中級者レベル(高校の高学年から大学上級生)では、マジオリップスにする練習により、音そのものが出なくなってしまったという者もいたそうです。

いままでの癖を矯正するというのはとても難しいことです。
フルート奏者で故人吉田雅夫(元NHK交響楽団首席奏者)が生涯口にしたことが、冒頭にて紹介した
「もう一度、初心者になれたら、アンブシャーを変えたい」と伝えられてます。
私は某雑誌での取材記事内で、これを本人が口にしたという記事を読んで覚えてます。

一つ、述べたかった事は「最初に音を出したいがために、妙な癖をつけると、それを除くのが非常に難しい」ので「正しい音の出し方を身に着けてね」です。


広い意味で、唇の形だけでなく、座り方から、楽器の持ち方、構え方などすべてがアンブシャーだという意見もあります。
「その楽器を演奏する上で必要とされる構え」をアンブシャーとする人です。
単にアンブシャーというと唇の形から顎の引き具合を指してるのが多いです。

※2
「ルイ・マジオ」「マジオ・リップス」で検索すると出てくるでしょう。
メイナード・ファーガソン(超高音、大音量での演奏で有名)がこのマジオリップスでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/24 19:53

音がデカイので吹く場所が無い。

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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

お礼日時:2017/05/24 19:54

金管のなかでも、全体をリードする花形ですし、音も割りとすぐ出やすいですが、練習をしないと、音が響きません。


特技として将来の役に立つし、しっかりこの楽器の良さを知ってください。
トランペットの名手の昔の演奏を聞いたり、コンサートにいったりして、よく感性を磨けば、
それは一生ものになります。
なにより、部員との関係をよくするとか、団結しないと、仕上がりもよくありません。
私なら、過去に戻って自分にムチ打って、またしっかりやり直したいです。
とにかく、楽しい思い出を残してください。それは、何年経っても、あなたの心の支えになるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます❣❣

お礼日時:2017/05/24 19:54

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