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こんにちは。高校1年生の者です。
地学の質問ばかりですみません…

ノートまとめをやっていたのですが、玄武岩柱状節理は六角形になることが多いことがわかりました。しかし安山岩や流紋岩などではどのような形になるのか気になり、質問しました。
その形とできればそれになる理由も教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「なぜ六角形になるのか」という議論は,そのほうがエネルギーが最小になるからという理由らしいです.



柱状節理が発達しやすい条件は,平行な2方向から徐冷された時です(深成岩ができるよりは急冷).玄武岩質溶岩だと,粘性が低くマグマ噴出量も多い場合があり,だらーっと大量に厚く溶岩を流したりできます.すると厚い溶岩上面は大気により冷却され,溶岩下面は地面により冷却されて,節理(割れ目)が上下方向に入っていきます.このようにして「柱状」になります.

安山岩や流紋岩溶岩でも同じですね.
例えば福井県の東尋坊は輝石安山岩のとても立派な柱状節理が発達しています.自殺の名所らしいですけど,こんな立派なものを見たら感動して自分は確実に死ぬ気は失せますね(笑)
また,流紋岩溶岩と火砕流はあまり区別できない場合もあるのですが,例えば北海道の天人峡は流紋岩質の火砕流堆積物が柱状節理を作っています.
冷却速度が速い(溶岩が薄い)と,柱が発達する前に破砕してしまいますので,玄武岩に比べると噴出量の少ない安山岩や流紋岩溶岩では,柱状節理が発達している例が少ないのでしょう.

ちなみに,そのへんの水たまりの泥や,水を混ぜた小麦粉なんかでも,乾くときに六角形の柱状節理(柱状と言うには厚さが足りないけど…)ができますよ.
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この回答へのお礼

天才やな

分かりやすい回答本当にありがとうございます!!

お礼日時:2017/06/25 17:30
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