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A型就労支援って障害者なら誰でもうけれる?

私は身体5級です。

A 回答 (1件)

結論から先に言えば、必ずしも「障害者なら誰でも就労継続支援A型を利用できる」わけではありません。


まず、利用開始時に65歳未満の障害者であることが必要です。
そして、具体的な対象者としては、次の2つが想定されています。

1.就労移行支援(いわゆる訓練。給与・賃金はなし。作業所のようなもの。)を利用したが、企業などでの雇用には結びつかなかった人

2.特別支援学校を卒業して就職活動を行なったが、企業などでの雇用には結びつかなかった人

A型では、原則として、雇用契約を結びます。
就労移行支援のようなわずかな工賃ではなく、給与・賃金が支給されます。社会保険にも加入できます。
要は、一般企業の社員と、大した違いはありません。

一般企業にかぎりなく近いため、障害者であろうと、継続的に就労が可能であることが望まれます。
また、事業所側の立場から見ると、当然、人件費というコストが多額にかかるため、利益があがるだけの労働能力を持っている人のほうを採りたくなります。
つまり、障害者福祉というよりは、事業所としての利潤の追求という性格が強く出ます。

結局のところ、「一般企業などで働くには少々無理があるために採用されないが、障害者福祉的な要素のある施設であれば雇用契約をちゃんと結んで雇えるだけの力を十分に持っている」という障害者である、といった条件が付きます。
労働能力(スキル、スピード)や労働意欲・習熟(飲み込み)の速さはもちろんのこと、対人関係の良好性や円満度(同僚などとのトラブルを起こさず、チーム目標を達成できること)、障害状態の安定度(頻繁な通院などを必要とはせず、欠勤の連続などもないこと)も問われます。
一般企業であれば、ごくごくあたり前に求められることばかりです。

言い方は悪いかもしれませんが、「障害者のうち、かなり能力の高い人(あるいは、これから高い能力をつけられる可能性が大きい人)」に限定されてくるのが実情です。
はっきり申し上げて、あなたの能力次第でしょう。
その能力がどのように評価されるのか、で決まります。
A型で雇用するには無理がある、と評価されてしまえば、結果的には、利用することができません。
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