『思い出のマーニー』こんな写真が出て来たの

物語の大詰め。
湿っ地屋敷を撮ったモノクロ写真のプリント裏面に
「私の大好きな家
マーニー」
と手書き文字が書かれています。この写真については、養母（頼子）が
「杏奈がうちに来た時、ずっと握り締めてたものよ。施設の人が言っていたわ、あなたのおばあちゃんのものだって」と証言しています。
杏奈は、ボート上で少女の姿のマーニーが名前を名乗った時、「聞いたことがある名前だ」とか、それに類する反応を一切しておらず、湿っ地屋敷を見た時の「あのお屋敷、知っている気がする」という反応と対照的です。つまり、“５歳の杏奈は、被写体である屋敷自体は記憶にとどめたが、まだカタカナが読めなかった”という理解でいいのでしょうか?
（なお くだんの写真は、縦横の折り目がはっきりつくほど、プリント側を内側にして折られていました。したがって、杏奈が幼い時 写真の裏面に目が行かなかったため「マーニー」という人名に記憶がないのだ、という理由付けは排除できることを付記しておきます。）

No.1 回答者： petit_mais 回答日時： 2017/07/21 11:46

裏側にある文字を見たとき、

「はっ・・・」と今初めて見たような反応だったことから、
その写真はおぼさんが保管していたのでは、と思います。
「あなたが握りしめていたものよ」と聞いた時に、
「あぁ、そうだったな」という反応がなく、
写真の存在自体を覚えていない印象を受けました。
自然な流れで、特に疑問は感じませんでした。

この回答へのお礼

> その写真はおぼさんが保管していたのでは、と思います。

はい、杏奈が保管していたとは考えられません。


> 写真の存在自体を覚えていない印象を受けました。

おっしゃる通りでしょう。頼子さえ、「古いアルバムを見ていたらこんな写真が出て来た」時、そう言えば初めてあの子がうちに来た時に・・・と、７年ぶりに思い出したみたいだったくらいですから。


> 自然な流れで、特に疑問は感じませんでした。


私も、ストーリーの流れから言って、このシーン自体にも登場人物の所作にも、なんら不自然なものは感じません。


で、私の質問へのお答はどこに書いて頂いたのでしょうか?　それとも、

写真の存在を忘れているということと、

そこに記された映像・言語を憶えていないこと
は、常にイコールだ、

という御主張でしょうか?

もしそうでしたら、
なぜ杏奈は「あのお屋敷、知っている気がする」と、七夕の夜に感じたのか
という質問と読み替えてくださっても結構です。

よろしくお願い申し上げます。

お礼日時：2017/07/23 10:56