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1783年に浅間山が大噴火し、その噴煙が天明の大飢饉の原因ともなりました。
現代、同じ規模の大噴火が起こったと仮定します。
そのときの農作物の被害、とくにお米の被害はどれくらいになりますか?
お米は改良がすすんでいますので、壊滅的な打撃をうけることはないのでしょうか?
それとも同程度の凶作になってしまうでしょうか?

A 回答 (3件)

灰が降れば作物に降り注ぐでしょう。

稲の場合は振り払う事が殆ど無でしょうから、雨などが降れば灰が水を吸い重くなって倒れるかもしれませんね。
キャベツやレタスなどの野菜は葉っぱの間に灰が入れば、出荷前に取り除く事が面倒になるので、出荷が大変になりますね。
稲でなければビニルハウスを使用することも考えられますが、灰が雪のように何センチも降り積もるようならそれも無理になるので、かなりの被害になると思います。
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>お米は改良がすすんでいますので、壊滅的な打撃をうけることはないのでしょうか?



いくら品種改良されていても、生育環境そのものが変化していまうような自然災害には無力です。
植物は光合成をしているので、葉に灰が付着すれば光合成が阻害される事になります。

一時的にうっすら積もる程度の少量であれば、風雨で飛ばす事も可能でしょうが、これが何日も続くと生育に影響することになります。
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 火山の大噴火の影響は、灰が直接農作物に降ることもありますが、灰が成層圏に達すると北半球全体を覆ってなかなか落ちてこないため、太陽の光が遮られて気温が下がるためです。

天明の飢饉のころは、フランス革命の直前で、フランス革命が起きたのも農作物が不作になったからと言われています。
 食べ物がなくなって、「パンがない」と民衆が言ったら「パンがなければケーキを食べればよいのに」とマリーアントワネットが言ったという逸話(真実かどうか知りませんが)は、有名ですね。

 お米の品種改良は確かに進んでいますが、最近の改良は冷害に強い品種というよりは、美味しいお米を目指していますので、必ずしも冷害に強くありません。昨年や平成5年に冷害になって不作になったのはそのためです。

 どのくらい大量の噴出物が出るかによりますが、成層圏にまで達して気候に影響を与えるようだと、お米は凶作になってしまう可能性はありますね。今は、お米はもっと暖かい東南アジアや南半球のオーストラリアから輸入もできるので、飢饉にはならないと思いますが。
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