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コレって誰が悪いんだ?


女性を差別する国日本と言う評価が統計的に数字で出ている文を目にして、その中で目を引いたのが『女性の働ける環境が少ない』『妊娠・産後にも働ける体制が整ってない』とか書いてたわけだけど。

ここで目にするのも有るし実際に見聞きする事でもあって、男から専業になってくれって言う事もあると思うけど本人が働かずに子育てに専念したいとかそもそも働く気が無くて結婚を受ける条件で『働かなくていい』という物があったりで、正直別に差別って言うかなるようになってこんな体制なんじゃねーの?
と思い至った次第。

やっぱ過去の貴族体制とかも影響するんだろうけど、実際現在当人たちはどう感じてるんだ?と個人的に思って投げてみる。

A 回答 (5件)

基本的に欧米を基準とした「男女平等」の指標では、日本の男女関係について的確に表現できていないことがありますし、日本女性が求める「社会で活躍する基準」は欧米のそれとは異なっている、のです。



欧米の「男女平等」または「女性解放」というのは「男性と同等の権利を得る代わりに義務を果たせる証明をする」というところから始まっています。
なぜなら、女性解放以前の欧米女性には財産権などの「自立して社会で生きる権利(義務)」が無かったからです。簡単にいえば、今のイスラム女性同様、常に男性の庇護の元にあり、立場としては子供と同様であった、ということです。

これがなぜ自立できないことになるか、というと「自分で得た収入も、自分を保護する男性の財産として監督される」からです。19世紀の欧米女性は(国によって違いはありますが)自立して自分で生活を営み、社会に進出する、ということが事実上不可能だったのです。

これが転換するきっかけになったのは、第一次世界大戦で、多くの男性が出兵し労働者が足りなくなったため、多くの仕事に女性たちが従事したことに始まります。つまり「女でも社会を動かす仕事はできるのだから、保護される必要はない」ということです。

これが女性解放運動の基本であり、欧米の女性解放運動は「男性と同じ権利」ということだけでなく、その裏には「社会運営に参加する権利と、それらに付随する義務を同等に負うこと」という意識があるのです。だから、国連などの統計でも「政治参加」や「企業経営者」などの項目があり、逆に主婦は「無生産者」としてニートと同様の存在とされるわけです。

ですから欧米人の価値観から言って「結婚を受ける条件で『働かなくていい』」というのは、言い出したのが男性なら「お前は無価値でいい」と言っているのに等しく、女性側が言ったなら「私は無価値だから子供のように保護して」と言っているのに等しいわけです。


日本の女性に「主婦はニート同様」と言ったら、激烈に怒るでしょう。それは日本では「主婦は家庭を預かり、家族の幸福のために日々努力することで、社会に貢献している」という考え方があるからです。

これは、日本では元々「男女の区別なく、財産権などが個人にあり、自立して生きられた」からです。ただし、女性は子供を産む性でもあったので、仕事の内容を男性=外向き、女性=家庭(奥向き)に分けた、のです。

明治初期に生まれ夫と共にアメリカに移住した杉本鉞子は「武士の娘」と言う本の中で「妻は家庭の銀行家である」と記しています。妻は家庭の銀行家として子供たちや夫に不自由のない生活を営めるように常に工夫する、ということであり「だからこそ夫の給料を預かることができる」と記載しています。今でも日本の家庭のうち専業主婦なら8割が夫の給料を全額管理し、共働きでも4割近くは妻が全額管理しています。残りは共同とされていますが、実際の大蔵大臣は妻であることがほとんどでしょう。

 欧米では今でも専業主婦の家庭の8割が「夫による家計管理」です。妻は仕事をして家計を支えることで初めて「家計に関与できる」のです。日本とは全く逆な家計管理、社会的な男女関係のあり方が底辺にあるわけです。

それを踏まえたうえで
>男から専業になってくれって言う事もあると思うけど本人が働かずに子育てに専念したいとかそもそも働く気が無くて結婚を受ける条件で『働かなくていい』という物があったりで、正直別に差別って言うかなるようになってこんな体制なんじゃねーの?

と言われれば「日本は古来からそういう体制です」としか言えないわけです。女性が社会進出するのは、そういう底辺の違いを踏まえたうえで考えないといけません。もし欧米的に男女平等にするなら「共働きの日本女性は、夫に家計管理の半分を返す必要がある」ということにもなるわけです。

これをして初めて、女性は家計とか家事と言うことから解放されます。よく「欧米人の男性は家事を手伝ってくれる」といいますが、当たり前なのです。

自分で稼ぎ管理しているお金が家庭でどのように使われているのかを確認するのはどうしたらいいと思います。答えは「現場で作業するのが一番いい」わけです。洗剤一つだってタダではありません。妻が使いすぎれば洗剤代が高くなります。食器だって、妻が内緒で(私の金で)やたらに高いものや趣味のモノを買っているかもしれません。「あなた掃除機が古くなったから買い替えたい」と言われても、十分使えるなら「ダメ」と言えるわけです。
欧米男性はそういう管理と決断の権限を維持するために家事を行う、といえます。

日本ではどうでしょう。洗剤が高くても妻が「これはいい匂いがするからこれ」と言われれば夫は逆らえません。掃除機なんかいつのまにか新しいものになっていても不思議はないでしょう。文句を言っても「私が掃除してきれいな家にかえってこれるならいいじゃない」と言われれば黙るしかありません。

つまり、所得を管理し支出権限をもつことは「権力」であり、それをよくわかっている日本女性は「権力を手放さないようにしつつ、社会的に活躍する」と言うことを目指しているわけです。

この違いが「男性並みに社会に出ないと『解放されたとは言わない』欧米」と「夫の給料を握りつつ、社会にも出ていこうとする日本人女性」の差になっていき、それが統計に表れるのです。

一番大きな違いは欧米の統計では「主婦はニート」であるということです。ところが日本では「主婦は有意義な仕事」でもありますから、仕事をしつつもなるべく「家庭の仕事も充実させたい」ということになり、それが働ける環境対策の遅れにつながっていきます。
 
 日本女性が働ける環境を作るには、ある意味「欧米のように家計管理を夫がする」ようにすればいいのです。そうすれば保育園の送り迎えや、洗濯や家事などを男性も「自分の仕事」としてやるようになります。女性は「家庭内の主婦としての権限」を失うことになりますが、その分バリバリと男性並みに仕事をすればいいでしょう。それで初めて男女が対等になって、どちらも「育児休暇」を取れるようになり、それらを勝ち取るための政治権力として「女性議員」が増えることになるといえます。
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この回答へのお礼

読み終わるとなるほど民族性の問題に帰結しつつ、欧米に随する現代だから出て来た数字だったんですね。
時々目にするモラハラ旦那みたいのも行きすぎて無ければ間違えても無いんだな…

全体的な内容から理解しやすかったです。

お礼日時:2017/10/10 00:44

お前の文調が分からない。


現代小学校を卒業した者が分かるような馬鹿でも分かる平易な文にしてくれませんか。
馬鹿には分からないとおっしゃるのは無理です。
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この回答へのお礼

要約すると
女性側から男女差別を訴える事が最近多いけど、本人たちはその手の主張に対してどう思ってるんだ?
納得してるのか?それともやはり差別を感じてるのか?
かな?

言われてみれば主語と問う対象を大分曖昧にしてましたね。失礼をば。

お礼日時:2017/10/07 16:25

その統計って、きっと先進7か国しか統計とってないのでは?



仕事って与えられるものだという奴隷根性が身についてるからそんな設問になるんだと思います。

既に1975年には日本の家族制度は撤廃され、長男が丸々相続できる世の中でもなくなりました。
よって女も働かねばならぬようになりました。

出産は女性の特権で、男性はありません。
くれと言っても無理なのです。
それ差別ですか?

違いますよね。
よって、その矛盾を多くが宗教で定義しています。

キリスト教・ユダヤ教・イスラム教
→男は汗して働く、女は出産の苦しみを味わう
 ↑
これがヒトの原罪です。

日本は古くから道教の教えに則り、働かざる者食うべからずと教えてきました。
今は教えていませんけど、基本的概の根底にそれがあります。
自主独立が基本なのに、誰かに養って貰う。
養って貰う身分で仕事の自由などありませんね。
欧米ではこの考えがまずないのです。
女性であってもキチンと労働したがるのです。

その基本的日本人のような甘えがまずないのです。
なので、ベビーシッターのやる仕事はママの仕事ではないのです。
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人間も動物として、子育てが最も大切なの


です。

仕事などは、安定した子育てが出来るように
する為に存在するだけです。

その点、専業主婦、という制度は非常に優れています。

やるべきは、女性の社会進出ではなく、女性が
子育てに専念出来る環境作りです。

亭主の稼ぎだけでやっていけるようにすれば
良いのです。




コレって誰が悪いんだ?
  ↑
一番悪いのは、男女平等、という思想です。

これは本質的に、男女の価値に違いはない、という
意味なのですが、現実世界に当てはめて運用
されると、男も女性も同じことをやれ、という
ことになってしまいました。

子供を妊娠し、産み、育てる性である女性を
男と同じに扱うのは、子孫繁栄、という点からは
不合理なのです。
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この回答へのお礼

つまり
生物的手段を目的と反転させている勘違い?

ただ女性側も『男と同じように働ける』と主張してるのが現在の状態ですよね?
個人的にこの辺りの主張をする人達がどう思ってるのかが知りたいとこです。
実際稼げてる人が居れば、その結果どうなったのか。とか

お礼日時:2017/10/07 07:14

男が1人で働いて1人で稼いで貯蓄した財産で1人で妊娠して出産して子孫を残せれば問題は全て解決します。

そうなると女性は地球上に必要なくなるから宇宙の法則で2人でひとつの子孫繁栄方法が採用されてます。誰が悪い?神が悪いです!
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この回答へのお礼

神が悪いなら仕方ない。

お礼日時:2017/10/07 06:41

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