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犯罪を犯した未成年を保護するのが「少年法」ですが、この制度、正直見直されるべきだと思うんです。
世の中には、様々な理由で犯罪に手を染めてしまう未成年がいます。私の知っている話だと、親からの虐待が酷くて耐え切れず、ついには手を出してしまった・・・、という理由で殺人を犯してしまった子もいるようです。そういう「明確な動機」がある子は保護されるべきだと思います。
ですが問題は、なんの動機もモラルも持ち合わせていない、未成年の愉快犯に対しても、同様の措置が得られるという現状です。人が死ぬところが見たかったから、ラインの既読を無視したから・・・大人が聞いたら頭を抱えてしまいそうな理由で、残虐極まりない犯罪行為に手を染める人間(?)がいる事もまた事実です。未成年の犯罪係数が減少していると言いますが、その分、一つの大きな、衝撃的な事件が定期的に発生している気がします。
そういう犯罪を犯した未成年に対してまで、この少年法が適用される必要ってあるのでしょうか?快楽目的で犯罪を犯す奴が、ちょっと少年院に入っただけで更正するとは到底思えません。実名報道もされず、社会的制裁も喰わない。世間をにぎわせたニュースの犯人が、いつの間にか社会復帰して何食わぬ顔で生活していると思うと、背筋が凍ります。
こういう、誰が見ても異常で残酷な犯人に対しては、少年法を適用する必要なんて無く、実名報道をして、実刑を与える必要があると思います。未成年だからと言うだけで須らく少年法が適用されるのではなく、その犯人の動機や異常性を見極めて「この子ならきっと大丈夫」「この子はダメだ」と、適用の有無を判断するように法を改正すべきではありませんか?
というか、どうして少年法は改正されないのでしょうか?

A 回答 (4件)

日本の少年法は、世界的には「厳しすぎる」と非難されていますが・・。



たとえば少年法は、家裁送致が原則で、家裁の判断で、成人と同じ公判が行われる場合もあります。
しかし成人には「不起訴処分」があり、公判請求されるのは、全刑法違反の8%に過ぎず、略式起訴を含めても35%程度です。
すなわち成人の刑法違反者の6割以上が不起訴です。
安易に少年法の適用年齢を引き下げれば、未成年の刑法違反者の大半が不起訴処分になることになりますよ。

また、現在の少年法は、18歳で死刑判決が出る可能性がありますが、そんな国は世界でも稀で、少なくと先進国には存在しません。

加えて、少年犯罪が増加しているとか、凶悪化していると言う事実も存在しません。
犯罪件数は1981年をピークに、現在は75%も減少しています。
少子化を考慮しても、60%以上の減少となります。
凶悪事件に至っては、1961年をピークに90%近い減少で、少子化考慮でも80%強の減少です。

これには警察行政も、少年犯罪の取り締まりを強化している点が挙げられるのですが、特に1990年代後半あたりから、少年犯罪の罪状が、より重く科せられるようにもなっています。
たとえば万引きした少年が、逃亡する際に店員を突き飛ばしたりすれば、強盗犯として検挙されたりしています。
これが成人だと、ちょっと腕の良い弁護士を雇えば「窃盗+傷害」で、上手く示談交渉すれば、上述の通り不起訴処分も有り得るし、初犯であれば、最悪でも罰金刑で済む場合がほとんど。

更に言えば、メディアの影響も強いです。
少年による凶悪犯罪は、高度経済成長期より以前の、日本が貧しかった時代に多く、その当時は少年の凶悪犯罪は珍しくもないので、余り報道もされていなかったのです。
それが現在は「激減」したため、少年の凶悪犯罪にニュース性が生じ、報道される様になったと言う側面もあります。

少年法を語るのであれば、もう少し実態を調べてからの方が良いかと思います。
ごく一部の少年による凶悪犯罪のみを注目して、少年法の改正や、適用年齢の引き下げを行うのは、治安悪化なども含め、かなりリスクを伴うことは確かです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
回答者様の情報のソースが知りたいですね。
「18歳で死刑判決が出る可能性がありますが」との事ですが、それで実際に死刑になった人がいるんですか?実例が無い以上は言及するべき問題でもないと思いますし、死刑になるって事はそれ相応の犯罪を犯したって事でしょう?なら死刑判決も不当ではありませんよね。
私が言いたいのは「未成年だからと言って無駄な配慮をして実名を隠す必要は無い。大人と同様に報道すべき」という点、もしそれが出来ないのであれば「法で守るべき未成年と、その必要も無い程の大罪を犯した愉快犯・大量殺人犯・レ○プ犯に対しては、成人に対してと同様の処分を下すべきである」という事です。
犯罪係数が減ろうが減るまいが、凶悪事件の件数が減ろうが減るまいがそんなことはどうでもいいんですよ。実際に、連日のように少年の悪質な犯罪やいじめ行為が報道されているんですから。そういう奴らを守る法なんていらないし改正すべきだ、と思っているんです。

お礼日時:2017/11/09 17:16

> どうして少年法は改正されないのでしょうか?



未だに「エエ格好師」の弁護士達が多いからと言うのも一つでしょうね。
もはや少年法は時代に見合っていない。
立法府の国会議員のセンセイ達も火中の栗を拾いたくないから逃げ腰と言い訳で他に逃げていって取り組もうともしない。
少年法を知って犯罪に走る者も昔よりは増えているでしょうし、何の抑止力にも為らない旧石器時代の法律は見直すべき。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
火中の栗を拾いたくない、面倒ごとは背負いたくない・・・最近の政治家達の言動を見ていれば良く分かりますね。
国民の意思を反映するのが政治家の仕事なのに、それすらも出来ていないとは・・・。少年法の改正も、当分先送りにされてしまうのでしょうね。

お礼日時:2017/11/09 15:16

義務教育終わったら、少年扱いしなくていいよ。


死刑もありでかまわん。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですよね。義務教育終わってるのに未だ少年扱いとか甘過ぎです。もう自分で責任を取る年齢なのですから、刑に関しても成人と同じ扱いでいい筈です。

お礼日時:2017/11/09 13:44

選挙が18歳からなら、少年法は17歳までが適用とならなくてはいかん。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、19歳とかもう成人一歩手前なのに、「少年」の名の付く法が適用される事には違和感を覚えます。

お礼日時:2017/11/09 12:50

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