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水槽の中に小砂利と砂混じりの土を3~4センチ程入れてカナヘビを飼っています。
当方、北海道に住んでいます。
最近、涼しくなってきました。
それでお聞きしたいのですが・・・


1 冬眠に向けてどのような準備をしなければならな  いでしょうか?
2 冬眠中の場所ですが外や車庫でもいいですか?
  (冬はー2度~-10度)

宜しくお願いいます。

A 回答 (1件)

目安は大体11月に入ってからですが、カナヘビの体が太っているのに、餌食いが落ち、ぽかぽかした日向で長い時間うつらうつらし始めたら「冬眠したくなった」印です。

餌の量を落とし(水はふんだんに与えます)、床材の土を厚くし、落ち葉などを敷き詰めて様子を見ます。
できれば、冬眠用のケージを用意します。

ケージの底にぬらした水苔を敷く。

落ち葉混じりの土・腐葉土を15~20cmの厚さで敷く。  
※深くは潜りませんが、温度変化を少なくするためにある程度の厚さが必要です。
床材には湿ったところと乾いたところを作り、落ち葉を3cmほど敷く。
その上に、木の枝やシェルター、石などを並べてみる。
水入れを作ってやり、餌も普段のように入れて様子を見る。
真っ暗ではなく、半分ほど薄暗くして様子を見る。

カナヘビが潜って日中でも高いところにあまり姿を見せなくなってきたら、ケースの周りを覆って光が入らないようにする。蓋はまだ覆わなくてもいい。このままの状態で、室内の日の当たらないところに移動する。
  
姿をあまり見せなくなったら、外の日陰に移動する。  
数日様子を見て、出てこなくなったら、落ち葉を足す  
※木の枝やシェルターはそのままに落ち葉をふんわり乗せる。
※土の中に潜る個体もいるが、石の下や木の枝の下に潜るものも多いので土は潜りやすいような軟らかさをもたせること  
霧吹きで湿り気を与え、ケースごと段ボール箱などをかぶせて暗い状態にする。  
屋外の寒い日の当たらない場所に置き、時々霧吹きで湿り気を与えて春まで放置す   る。春に日中の気温が上がり、虫が出始めると、自然に目をさまします。
 野生の生き物ですから、冬眠させる方が、体力も消耗しませんし、何より自然の理にかなっていると言えます。よく「冬眠させるのが怖い」「冬眠中に死んでしまうのではないか」という言葉を聞きますが、野生のカナヘビは当たり前のように冬眠して、春にまた目覚めてくるわけです。人間なら、冬眠はしないですが、彼らにとっての冬眠は、ごく普通の冬の過ごし方なのです。
冬眠の仕方は簡単です。眠くなったら、寝させること。環境だけ整え、冬眠の時期も、場所もカナヘビ自身に選んでもらえばよいのです。
しかし、このような時は、冬眠させると危険です。冬眠中に死ぬ危険があります。


秋に餌が不足して、十分太っていない。(やせて脇腹の皮がたるんだようになっている)
日光浴の不足でクル病のようになっている。
活発に餌にとびつかずに夏の終わり頃から元気がない。
外傷がある
このような時には、やむを得ないので、保温して冬を越させます。


越冬飼育
25度くらいにケージ内を保つように保温します。
ただ、気温の移り変わりのメリハリは必要だと思います。また日照もなければいけません。ケージの壁は案外冷たくなりやすく、熱が逃げるので、3方を覆ったり、ケージを設置した下から冷えてくるので、厚手の敷物の上に置くなり、じんわり暖かい家電製品の上に置くなりの工夫をします。
 照明も、朝いきなり明るくするのではなく段階的に明るくし、日中は明るく強く、夕方にかけて淡くといった工夫をし、夜は温度も20度以下に下げる方が、カナヘビが普通の生活をしやすいようです。しかし、どんなに工夫して温度変化をつけても、餌食いは落ち、脱皮の間隔も長くなります。餌は夏と同様に、いろいろな種類の虫を与えますが、冬は虫の種類も数も少ないです。越冬飼育の難しい点はそこにあります。
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この回答へのお礼

kerokerokerogonさんアドバイスありがとうございます。
詳しい説明に 感謝!! です。
自宅での越冬飼育難しそうですね。
長文とても参考になりました。

これで質問を締め切らせて頂きます。

お礼日時:2004/09/23 12:27

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