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小学6年の息子からナゼって質問されて困ってしまった親父との会話の中で…ナルホドと思いつつ即答できなかった単純な質問・疑問…なんですが…

(小6の息子)
「おっとう、解らへんから、教えてぇな、大阪都構想て何でやねん、東京の23区みたいにする、と何べんも何べんもヤットルけど、おっとう学歴アラヘンから、まぁヤヤコシイことはドーデモええけど、コレだけは教えて欲しいねん?」

(41歳の親父)
「何やねん、学歴はないけど、お前よりはアホちゃうで、大阪都構想がどなしたんや?」

(小6の息子)
「都構想って、吠えとるんが何で大阪だけやねん?」

(41歳の親父)
「えっ、どういうこっちゃ…?」

(小6の息子)
「全国に政令都市があるやろ、神戸や京都や横浜や…、堺市もなったで、全部で今20くらいあるらしいわ」

(41歳の親父)
「人口も多い大きい市のこっちゃ、それが政令指定都市や、そんなもんくらい知っとるわ、それがどなしたんや」

(小6の息子)
「そやから、東京みたいにしようやと都構想都構想…とシャカリキなって吠えとるんは何で大阪ダケやねん?」

(41歳の親父)
「そりぁ、アホみたいな二重行政の無駄を無くしてコスト削減して…、要は大阪市民の得と幸せを考えてのことやろ…」

(小6の息子)
「ほんなら、神戸市も京都市も横浜市も…、大阪市以外の他の全部の政令指定都市は、何で都構想都構想…と大阪と同じように吠えへんねん?何で吠えてシャカリキなっとんのが大阪ダケやねん?」

(41歳の親父)
「いや、それはやな、うーん、そやそや、そやねん、それだけ大阪が頑張っとるからや、他の政令市か、気がついとらんのや、アホやから、大阪は気がついとるから頑張っとるんとちゃうか…」

(小6の息子)
「アホはおっとうちゃうか、チャンとマジで教えてくれや」

(41歳の親父)
「わかった、もう寝る時間や、今日はこのヘンにしといたるわ、続きはまた明日や…、ほんならな」

この小学6年の単純な明快な疑問・質問に対して、この41歳の親父が答えるべき正解・正答について、教えてくださいますか。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

東京都が始まったのは、1943年からです。


たった75年前ですね。
東京市になったのが、1889年からです。
1878年までは区です。
1888年に市制・町村制が施行されて、今まで廃藩置県で政府直轄地を「府」、その他を「県」としておりました。
明治になり、村落がすべて「村」または「群」単位と変わりました。
東京は、それまでの「江戸」から、天皇が江戸城内に宮殿を構えて、お住まいになられたので、現在の千代田区を宮城区とし、東京15区をを江戸八百八町をそれぞれ区分けしたのです。
※江戸城本丸は東京空襲で焼け落ちました。

なので明治元年に天皇が京都から江戸に引っ越したので、都は江戸に遷都されたのです。京の都は「宮殿」のある場所なので、京都という地名は残しつつ、江戸が消えて東京になったという経緯です。

なので大坂を都にするには、天皇の住まう宮殿を大坂に作らねば意味をなしません。
これが唯一の「首都移転条件」なのです。
政府機能もでもなんでもないのです。

アメリカで言えば、ホワイトハウスのあるところが首都です。
けしてトランプタワーの建ってるところではありません。
アメリカのそもそもの首都はボストンでした。
その後、独立戦争で一時的にニューヨークに遷都され、1年後にフィラデルフィアへ遷都されました。
で、最終的にワシントンへ遷都されたのです。
ニューヨークは、経済都市であって、大阪や横浜のような立ち位置です。

大坂に都になるには、行政区云々ではなく、天皇の自宅が必要です。

当別政令区になるのに、そもそも都にする必要がありません。
市町村合併で、府条例で「州」という自治体を名乗れば良いのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/20 12:52

単純なはなし大阪市が力を持ちすぎで、大阪府がやることに口を出しすぎてるので


区に分割して、それぞれの住民サービスを充実させようって話ですわ
(どちらかといえば分割して市にしてしまう感じだよね)

たとえば・・・
・府立大と市立大
・水道事業
・港湾事業

府がビル建てたら近くに同じようなビルを市がたてたり、ホント無駄なことばかりしてるから
どっちか1個でまとめようや、ということ

また今の大阪市内の区細分化されすぎていて行政区の役割をなしてないので
それぞれ独立した行政区になるくらいの規模にまとめたいみたいです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/20 12:52

まともにお答えします。



東京はほかの政令都市と違う、のです。

大阪を含めた他の政令都市は「県と同等の権限がある」とされていますが、実際にはそうではありません。たとえば条例も県条例でやっている部分と市条例でやっている部分があります。

子供向けに言うなら、青少年育成条例は大阪府も神奈川県も県条例、建物の消防管理は市条例と範囲が異なる部分を組み合わせてやっているのです。

しかし東京「都」だけはこれが一体なんです。
青少年育成条例にしても、消防管理の条例にしても出すのは「都」で、都下の市町村は「独自の条例を作ってもいいけど都条例を守る」と言う原則でやっています。23区は「都」なので、他の政令都市のように県の条例や許可&市の条例や許可の2重構造になっていないんです。

だから東京の23区は「特別行政区」と言って、市町村のように区長を選挙で選びます。「都」の次の行政単位が「区」だからです。普通の政令指定都市は道府県知事→市長になっているので「区」は「単純に大きな市を分割して行政をやるための区分」でしかないのです。

大阪が「都」になりたい、と言っていたのはこういう「行政の実務」の部分で、大阪府と大阪市の2重行政をやめさせるため、という話でありました。堺市とか東大阪市のような自治体は「大阪都の特別行政区にはいりたいならいいよ。市のままでいたいならそれでもいいよ」という話だったと思います。

だから堺市あたりで都構想の大反対がおきたときに「何も変わらない」と説明していたのは「特別行政区にならずに市のままならそのまま同じ」ということでウソではなかったといえます。

こういう「行政構造が簡素なやりかた」は今のところ「都」しかないので「大阪都構想」と呼んでいたわけです。これが出来た時に「大阪都」とするか、または別の呼び名を作って「大阪特別府」とか「大阪D.C.」などと呼ぶかはどうでもいいことなんです。

で、なんで維新の会が「都構想」を出してきたかというと「2重行政の弊害が目に余る」と思ったからでしょう。この辺りは私は府民ではないので、いろんな意見があると思います。

ただ、都営でやっている様々な事業や、都の行政事業などと比べると大阪府と大阪市の2重行政は効率が悪いことは明らかなようで、反対派も「都にしないでも、府と市が連携すれば解決できる」としていますので、この辺りは認めている部分なのでしょう。

で、元々府と市の折り合いが悪かったから、都で一本化しようとしたのが「都構想」だったはずです。維新の会で知事も市長もやっているうちはいいのでしょうが、これが違う政党になったら非効率に戻ってしまうかもしれません。

個人的な感想としては「都構想はあり」だと思います。

実を言うと私は関東の「政令都市が3つある県」に住んでいるのですが、まったく政令市の意味合いが分かりません。仙台とか福岡のような地方の中核となる都市を政令都市にするのは意味があるのだと思います。そうしないと都市部である政令都市部分と田園地帯や山間部である地域での行政機能が違いすぎて、非効率になってしまうからです。
(たとえば都市部は鉄道や道路などの機能や防災・防犯対策が重要な課題だが、田園部や山間部は治水や災害対策などのほうが広域(つまり県)で必要になるので、それを分けるのは合理的)

しかし、東京や横浜・大阪などの高度に集積した都市に関しては、行政区分の見直しはアリだと思っています。

そもそも政令市が3つもあったら県の立場なんてほとんどありませんよ。でも実際には県の権限はあるわけです。

橋下氏は道州制の賛同者でもあるんですね。私も日本は道州制にすべきだと思っています。
そのためには「どこかから行政の変更をしなくてはならない」わけで、前例が嫌いな日本の役所でも「大阪都ができたんだから道州制もありじゃない」という機運ができることはいいことだと個人的には思っています。

とはいえ、現実の生活の中にはいろいろな問題があるんですよね。うちも政令市の入札仕事をしていて県のほうは資格がなかなか取れなかったので、大阪のように「都になったらうちの入札資格はどうなるんだ」という不安もでてきたでしょう。

だから反対派もたくさんできるのはしょうがないんですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/20 12:52

都構想を進めようとしているのは大阪だけではないです。


「中京都構想」という愛知県と名古屋市でも同様の構想はあります。
ただ、大阪の方がマスコミやインターネットを通して全国的に発信されていること(中京の方はあまり発信されてない)が大きいでしょう。

新潟でも「新潟州構想」というものがありますが、大阪や愛知と違ってこれは法律の制限で無理だろうというところです。
それに新潟県知事も変わっちゃいましたし。

大阪は経済的に日本を代表する都市の1つですが、行政の面で見れば二重行政の面で効率が非常に悪かったんです。
「府市合わせ」と揶揄され続けてきたぐらい、府市の仲の悪さは伝統的でした。
大阪市が税金をかなり無駄遣いしていたことも背景としてあります。
職員への定期的な制服支給などの過剰優遇やカラ出張の横行がありました。
他には、阿倍野の土地整理事業の費用のかさみ方、数々のハコモノ事業の失敗など枚挙にいとまがないです。
平松市政時代には環境局員が河川清掃の際に金品を横領した件がありましたが、この件は内部告発した人までクビにしたことがありました。

都構想は、二重行政を無くすため広域的な課題は府に、住民向けのより狭い課題は特別区にと権限を整理・分担を明確にすることが主な目的です。
大阪「府」が大阪「都」になるわけではないでしょうし、そこらへんはイメージ的な反発もあるでしょう(とはいえ、行政的なしくみを東京都のしくみを参考にしつつ、より洗練したものにして明確に府と特別区の間で権限を切り分けることが都構想の本質)。
今は幸い、府市とも維新の首長ですから連携は比較的スムーズにできてますが、今後の選挙次第ではその連携はあっさり崩れ去る可能性もあります。
なので、選挙結果にかかわらず行政を効率化させるためには都構想は必要だろうと私は思ってます。
「首都」だ云々といった話は都構想の本質から離れたどうでもいい戯言です。

かつて太田房江府知事時代に太田府知事が新都構想という現在の都構想の源流を打ち出したことがありますが、このときは大阪市側が猛反発してポシャったんです(今の太田元府知事は新都構想を打ち出した張本人なのに都構想には反対という何とも矛盾した行動をとってますけどねw)。

他の政令指定都市とかは大阪の行方・変化の様子見というところもあるでしょうし、警戒しているところもあるでしょう。
例えば、神奈川県と横浜市では県側は連携をすれば良いでしょと乗り気ではありません(連携なんて選挙結果次第ではあっさり崩れるんですがね)。
各地で同様の構想が出てくるかどうかは結局のところ、政治家と地域の住民次第なんです。
大阪は少なくとも「今までのような政治は嫌だ」という勢力が出てきて住民(有権者)はそこを支持したというのが大きいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2018/01/20 12:53

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