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生物学はまったくの素人ですが趣味で勉強している者です。細胞を培養するときは37℃、二酸化炭素5%で行うというのをあるサイトで見たのですが、37℃は理解できるのですが二酸化炭素5%って高過ぎじゃないのかなぁと思いました。空気中にはそんなに高濃度の二酸化炭素はないはずだと思ったからです。一般的に二酸化炭素は5%なのでしょうか。だとしたらその理由を教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

何の細胞ですか?

この回答への補足

私が見たサイトでは人間のリンパ球(T細胞)でした。

補足日時:2004/10/07 13:45
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液体培養液のPHを維持するために慣習的に用いられています。



大抵、DMEMなどの液体培地にはフェノールレッド等で赤く色がついていますが、細胞を長時間、飼いますと、色が黄色くなってまいります。
それを少しでも維持するためです。
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この回答へのお礼

なるほど、PHの問題ですか。もし二酸化炭素がない状態で培養すると培養液がアルカリ性(逆かな?)になって細胞にとって良くないということでしょうか。

御回答有難うございました。

お礼日時:2004/10/07 14:38

細胞は肺で呼吸している訳ではないので、培養液に取り込むのには結構高濃度が必要なんだと理解しています。

通常培地はNaHCO3炭酸水素ナトリウムを用いて緩衝しています。ここでより培養に適したpH=7.2-7.5程度に維持する為に、ある適当濃度のCO2を培養液にとけ込ます必要が有ります。
密閉系での培養ではHEPES等のpH維持の為に他の試薬が使われることもありますが、細胞によってはその試薬が良くない場合もありCO2が一番問題が少ない為に用いているというのが現状だと思います。
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大気圧760mmHg中の二酸化炭素分圧5%ってどれくらいでしょう?


38mmHgですよね。
この二酸化炭素分圧って、動脈血二酸化炭素分圧とほぼイコールじゃないですか。
つまり、体内環境と一緒の状態を作っているわけです。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます!大気圧のことなど考えもしませんでした(大気圧が760mmHgというのも初めて知りました)。

お礼日時:2004/10/08 18:16

補足です。


酸素と二酸化炭素は大気中にそれぞれ約21%と0.03%存在します。大気中の酸素分圧は約150mmHg、二酸化炭素分圧は0.2mmHgです。この条件下では肺胞内の酸素分圧は100mmHg、二酸化炭素分圧は35mmHg付近になります。この大気との分圧差によって呼吸としてのガス交換が可能になっています。
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この回答へのお礼

No4の方に対する御礼でも書いたのですが、大気圧という概念そのものがありませんでした。高校の化学で習った記憶はあるのですが。

有難うございました。

お礼日時:2004/10/08 18:19

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