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ごみリサイクルの弱点っていったい何ですか?

A 回答 (10件)

リサイクルするものを集めるためにかかる経費、


リサイクルするのにいる機械や設備の経費を、
誰がどこから捻出するかってことでしょう。
新しく作る方が安いというリサイクル商品が多いのです。
集めやすい、リサイクルするのにあまり手間のかからない方法を考えないと。
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こんにちは。



今までの大量生産、大量消費、大量廃棄社会で作られた膨大な生産物は、最後は捨てればいいという前提で作られているので、再利用しやすい形にしにくいという特徴があります。これらをすべて処理してしまうまでは、膨大な手間とお金がかかってしまうのが最大の弱点だろうと思います。

また、そういう社会が長く続いた事で、リサイクルという感覚がなくゴミの分別程度の事さえ、浸透しにくい意識構造がはぐくまれてしまいました。

さらに、リサイクルを勘違いしてとらえている人たちも非常に多いです。

私の住んでる自治体では、ペットボトルを潰して回収し、とかして化学繊維にしてじゅうたんやカーペットを作ってるそうです。

しかしこれではペットボトルの生産量は減らず、その為のエネルギーや資源を消費するのを抑えることはできません。昔の牛乳ビンの様に使い回して、傷や破損で使えなくなったのをとかして・・・なら判るけど、こういうとんちんかんなリサイクルが結構やられています。欧米では、ペットボトルはつぶさずに回収し、平均4回程度使い回されて、プラスチック原料になるそうです。

こういう意識がはびこっているのも弱点だと思います。

あと経済的には、リサイクルは市場にのりにくい商品であるといえます。

つまり再生品の売り値や原料となる回収物の買い値の相場にかかわらず処理しなければいけないので、需要と供給が釣り合ってる時はいいけど、釣り合わないときは、どちらかが必ず逆ざやになって停滞すると、リサイクル全体が停滞してしまって、利潤になりにくいことがあります。
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ゴミリサイクルの欠点はコスト。


消費者は低価格の物を好むから、コスト問題でしょ。
また、リサイクル品とは言え、かなりの品質を要求している
事もコスト増の原因かな・・・。
例えば、トイレットペーパー。
日本のトイレットペーパーは、真っ白。
リサイクル品のペーパーが存在しているけど、大きな市場では
ない。価格を安くしても、やはり、真っ白なふかふかな紙を
使っているトイレットペーパーを多く利用している。
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こんにちは。

えーっと、皆さんの意見もっともです。システムと意識、それからコスト・・・。
そこで私はちょっと別の観点から・・・。実は、私はちょっと理由があってごみの分別を結構シビアにやってます。これがまた、分別ってとにかく、難しいんですよ。たとえばダンボールを縛っている紐・・・。これはきっと廃棄プラスチックです。でもリサイクルにはもう少しきちんと分けなければなりません。さてそこで問題です。これはポリプロピレンでしょうか?ポリエチレンでしょうか?割れたガラスがあります。これはガラスですが、再生可能なガラス(普通のガラス)でしょうか?再生不可能なガラス(強化ガラス)でしょうか?さてお次はダンボール。宅急便の宛名書きをはがさなければなりません。ガムテープもはがさなくては・・・。ん?ガムテープは燃えるごみか?
みなさんはここまでしてないよ、というかもしれません。でも本当はここまでしないとリサイクルって出来ないんです。だからいつも思うんですよ、家庭から出るごみの分別の程度でほんとにこの後リサイクルしてるのかなって。こういうのも改善しなくてはいけないし、理解もしなくてはならないし、けっこうたいへんでしょう?
いつもごみ捨てるときにゴミ箱の前で日々悩んでる、vishnuでした・・・。
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皆さんコストを考えられてるようで…。


確かに短期的にはコストも問題ですが、それよりも問題になってくるのが、エネルギーです。
たとえば、一度使ったものをそのままの形で利用する、と言う「リユース」ならばエネルギー効率は明らかに+ですが、「リサイクル」の場合、溶かしたり壊したりといろいろエネルギーを使います(そのもっともたるものが核の再利用です)。ところが、モノを作るときに消費したエネルギーよりそれらが低いかというと必ずしもそうではないんです。となると新しく作ったほうが安い上にエネルギーも消費しなくて済む、つまりその商品を作る際に原料を使うかエネルギーを使うか、の違いだけになってしまうわけです。
現状ではそのエネルギーというのは電気、しかも核やら石油やらで作ったもの、となりますんでリサイクルしても大してメリットは無くなってしまうのです。
とりあえずこの辺が弱点でしょう。
もちろんメリットもあるので即やめろ、と言うことにはなりませんが。

以上、お役に立てたら幸いです。
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コスト以外に.もっとも妨害になっているのが不純物。



有名なものでは.着色ガラスビンや着色プラスチックビンのリサイクルの目処が立たず使用を停止したとかの話でしょう。
木材の場合には.防腐剤の砒素・クロム・銅化合物
鉄の場合には.防錆処理に使われている表面の亜鉛メッキによる亜鉛
一般用プラスチックでは.かそ剤として使用されているステアリン酸鉛による鉛汚染
自動車用プラスチックは.種類が多すぎてどうにもならないのが現状です。

食品腐敗物を堆肥として農家に押し付ける雰囲気がありますが.農家の場合には.製品のロットのばらつきが問題ですし.普通の堆肥が2次発酵をさせて.油脂やリグニンまで分解させているのに対し.スーパーの作る堆肥は数日間の一次発酵までしかしていないので.根ぐされの原因になったり.発芽抑制物質が入っていたりして使い物にならない。これも不純物でしょう。
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実家が故紙(業界では古紙ではなくこう呼びます)


のリサイクルをしている者よりコメントさせていただきます。

そこで思い付くのは、消費者の意識です。
集めることがリサイクルで、それを使う意識がまだ低いところにあります。
再生紙の使用率は高まってきましたが、それを回収率の上昇が上回っています。近年増加しているのは家庭からの雑誌、新聞の類いです。

これらの故紙は質が低くトイレットペーパーにしか成りません。
トイレットペーパーはまだまだパルプの物が安く売っています。
やはり消費者としては安い物をかってしまうでしょう。

大量に集められ使い道のない紙は故紙市場にだぶついてしまいます。
近年はこれらを燃料として使うという使い道も出てきていますが、
灰が多くまだ、うまくいっていません。

集めると共にリサイクル品を使うという消費者の意識をかえることが必要でしょう。
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リサイクル製品の需要について.一般大衆に求めるのは.困難かもしれません。


トイレットペーパーを例に考えてみますと.都内のある家庭では.
6時起床.7時出社・登校(塾を含む).9-12時帰宅.睡眠
ですから.寝ている時間帯を考えると.ほとんどトイレットペーパーを使用しません。
トイレットペーパーを使用する機会の多いのは.交通機関であり.企業であり.学校であるわけなのです。
企業のコスト意識を改善しないと.リサイクル製品の需要は増えないでしょう。

又.廃棄処理コストを含めた全体の経費を考えると.ガラスビン容器(計量法特定容器に限る)がペットボトル容器よりも低価格です。しかし.ガラスピン容器では廃棄に関する経費を企業が持ちますが.ペットボトル容器では.地方公共団体が負担します。
ペットボトルが普及した原因は.企業の利益第一主義によるものであり.全体の廃棄コストを考慮したものではありません。
個人の意識改革よりも企業の意識改革の方が重要でしょう。特に.ペットボトルの再処理能力程度しかペットボトルを生産しないわけではなく.ペットボトル再生が決定したとたん.処理能力を上回る分量を出荷したのはペットボトルメーカーですから。
地方公共団体での.処理能力を上回るのであれば.商店は処理能力を上回る分量を販売しないようにすれば良いでしょう。特定容器に切り替えれば簡単にできることです。
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ひとくちにリサイクル、といっても、アルミ缶などは、回収アルミ缶からインゴットを経て、新品のアルミ缶ができますので、リサイクルといえますが、ペットボトルなどは、別のもの(衣類など)の材料になるだけで、一方通行の寄り道が増えるのはリサイクルじゃないと思います。


ダンボールは、減っていくものと新しく入るものとあって、まあリサイクルにちかいといえるでしょう。(いつまでもダンボールからダンボールをつくれないのがアルミと違う)

「まぜたらゴミ、分けたら資源」ということばがありますが、最初から分けやすい商品で出てきてほしいですね。ダンボールをとめるテープも、最近は、剥がさずに再生に回せるやつが出ています。
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「環境保全への貢献度」という点では、何度か出てきてる意見を「4R」という言葉でまとめられると思います。



多くの行政組織は「リサイクル率アップ」を掲げ、目標達成しているのですが、重量比較すると、実は大幅に増えています。特にペットボトル。つまり、「大量生産、大量消費、大量リサイクル」の流れができています。(しかも、サーマル・リサイクル、つまり、熱のリサイクルは、ぶっちゃけた話、「効率よく」だけど、燃料にしているだけだし)何でもかんでもリサイクルすればいい、ってものではないわけのようです。(ちなみに、古紙100%の紙ですが、100%にすると、2度以上のリサイクルに耐えられないというようなことも聞きました。)

つまり、リサイクルは大事だけど、リフューズ(ごみになるものの購入、仕入れを拒む)、リデュース(ごみとして出すものを減らす)、リユース(再使用)、マテリアル・リサイクル(原材料のリサイクル)、サーマル・リサイクル(熱のリサイクル)という優先順位を守らなければ、必ずしも地球環境保全に貢献しない、ということです。

リサイクルのサイクル(輪)をまわすエネルギーやマネーのコストを、物流や人件費をも含めて考えなくてはいけないですし、静脈産業として成立し、うまく循環するよう、システムや需要も生みださなくてはいけないわけです。
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