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No.2ベストアンサー
- 回答日時:
私は、以前、学士入学で法学部に入りました。
学士入学にしろ、編入学にしろ、まだ本格的に法律の勉強をしているわけではなく、法律を学ぶにあたっての基本的知識があるか否かを問うことが目的の試験だと思います。
与えられた問題に対して、自分の持っている知識を素直に、しかも分かり易く表現できればそれで良いのです。
具体例をあげることができれば、より一層分かり易くなるから良いでしょう。
条文の知識のみならず、基本的な判例の知識もあれば、「この点についてはこのような判例もある」等と書くことができるので非常に良いでしょう。
ですから、「論文の書き方は・・・」などと構えて考えて、何か特別な書式のようなものをマスターしなければならないなどと思わずに、まず基本的知識を身に着けることが先決だと思います。
法律学は、全てにおいて、まずその学問の概観を早めに捉えることが重要です。
プレップシリーズは、割と分量も少なめでありながら重要な点についても簡潔・的確に網羅されており、短期間に数種類の法律の概観を押えるには有用だと思います。
憲法ならば、
『憲法』芦部信喜/岩波書店/定価2900円
あたりが手頃ですが、教授によって、自分の講義で使用する特定の基本書を指定する場合がほとんどですので、今から専門書を色々と勝手に取り揃えるのは得策とはいえないと思います。
それでも、とにかく法律論文の書き方が知りたい、というのであれば、
『法律論文の考え方・書き方』
広中俊雄・五十嵐清編
有斐閣選書R
定価1500円(10年前)
のような本もありますが、これは修士論文や博士論文を念頭に置いた内容のもので、一般の学部生や、ましてや編入学試験程度においてはほとんど必要のないものです。
その他に、例えば憲法ならば、
『論文試験 憲法』菟原明編/学陽書房/定価1800円(10年前)
等もあります。
これなどは、内容的にはかなり本格的なものになってきますので、読みこなすことができれば通常の法学部生と同等かそれ以上の知識を得ることができ、また論文試験においても非常に有用であると思います。ただ、編入学試験程度のために、ここまで必要かどうかは疑問ですが。
兎に角、基本知識をしっかりと身につけ、問題に対して素直に分かり易く回答できてさえいれば合格できると思います。
本格的に法律の勉強しなければならないのは、それからなのですから。
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