
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>「も」と訳しても主格の意味を成せるのですか?
前回会等の口語訳の通り主語が複数あり、主たる主語がすることと同様のことを副たる主語「も」する、と言うような場合は「も」が「が」に代わって主格を表します。
なおこの時代には、特に高貴な身分の場合、この「格」を格助詞で直接表現することは避ける傾向があります。というより「誰が誰を」と言わず、敬語を用いて身分関係から「誰」の部分を間接的に推測させるという表現法を用います。例えば「笑はせ給ふ」という最高敬語によって天皇か中宮が「主格」であることが分かります。「が」は明確な主格の格助詞ですが滅多に使われることはなく、伊勢物語の「昔、男」で始まる文章は印象的です。「男、散歩します。」という感じですが、「私、行きます。」のような「が抜き主語」は今でも見られます。
No.2
- 回答日時:
「に」は本来場所を表すのですが、主格の人物につけてその人物に敬意を表します。
「御前におかせられては」のような形で使います。普通は「には」になることが多いのですが、この場合は同じ係助詞でも「は」でなく「も」を使って、外の人と同様にという「も」本来の意味を生かして使っています。別の例で、近・現代でも過去には「陛下におかせられては」のように使われましたが、最近はほとんど使われません。
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