オウム真理教は富士山ろく上九一色村の建築物をどうやって作ったのか？

オウム真理教の教祖、幹部の死刑が執行されました。
各TV局でオウムが徐々に勢力を伸ばしてきた歴史などを放送していましたが、ひとつ疑問に思うことがあります。
オウム真理教はなるべく他との接触を断ち、教団内の生活を自給自足でやっていたように見えます。自分たちで作れないものでも金で買えるものは金で購入したり、材料を買ってきて教団内で加工することはできたでしょう。（食糧や教団の制服など）
しかし富士山ろくに次々と作られた教団施設（サティアンと呼ばれたもの）は、鉄骨建築で4,5階立てとなっています。建築途中の映像もありましたが、都市部の開発で見られるように足場を組んで、建築重機（クレーン）で鉄骨を組み上げていました。
犬小屋程度なら素人の日曜大工でも建てられますし、材料だってエンドユーザーがホームセンターで小銭で購入可能なモノです。壊れたところで犬が怪我するだけですから違法なこともありません。
（ま、細かいことをいえば”犬小屋が壊れて犬が怪我したら動物虐待じゃないか！　違法じゃないか！”　という人が居るかもしれませんが、それはさておき）
しかし建築重機を使って鉄骨立ての4,5階建ての建築物を建てるのは並大抵の能力ではできないでしょう。オウムの出家信者にはインテリが多かった、と言われていますが、工業高校、工業大学の建築学科を卒業したからといってビル建築がすぐに一人でできるわけではありません。それなりの規模の組織がなければ作れないのではないか？　と思います。材料だってそこいらへんのホームセンターで売っているようなものではありません。ホームセンターにはクレーンで吊り上げなくちゃならないようなビルディング建築用の鉄骨材料は売っていません。（それともどこかのホームセンターでは売っているのでしょうか？）

また、そもそも住居建築物を立てる際には市役所、村役場に建築申請を出して許可を得なければ建築許可さえ下りないと思いますし、建築したあとは固定資産税の支払いも必要になってきますので違法建築はできないでしょう。（ま、このあたりはあまり知識はありませんが、聞く話によると市役所は毎年航空写真を緻密に分析して建築物の増減を確認し、未申請の建築物を発見した場合は調査をする、と聞きます）

あれら富士山ろくに作られた建築物はどうやって建築したのでしょうか？
地元の建築会社に発注して合法的に建築したのでしょうか？（あのころ、オウムはすでにいろいろな問題を引き起こしていたので、引き受ける会社があったのか、非常に疑問です。カネさえつめば何でも引き受けるような”倫理観や危機感を持たない建築会社が引き受けた”というなら話は別ですが）
それとも設計図から重機の手配、釘一本、サッシ窓ひとつ、鉄骨に至るまで、すべてオウム真理教内で手配、自作したのでしょうか？　素人には
「工業高校、工業大学を卒業した者が一人二人集まっただけでビル建築などできるモノではない。
　きちんとした数十人単位の職能集団を組織しなくてはビル建築などできない」
と思うのですが、実はビル建築というのは紙の上で得た知識だけで建築十分であり、材料もすべて電話一本で手に入るようなものなのでしょうか？
また上九一式村役場への建築申請や固定資産税の支払いなどはどうしていたのでしょうか？（犯罪集団ですから、そんなものは全部無視して周辺住民や役所をすべて敵とみなしていたのかも知れませんが、下手に積極的な違法行為をすれば役所に立ち入り検査の口実を与えることになりますから、その辺は彼らは慎重になっていたのではないでしょうか？）

詳しい方、お願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： shoyushoyu 回答日時： 2018/07/17 05:14

あの施設を建てる時、東京に実在する会社の名義を買い取り、その名義で申請が通ったと報道されていたので、建築会社へもその名義で頼んだのではないでしょうか。

市役所側も会社名義での申請であったため、オウムだとわからなかったと言っていました。

といっても、サリン事件が起きる前は金さえ払えば宗教団体だろうが受注していました。
オウムに在籍していた土谷氏の名義で科学研究用の機材を発注していたので、名義さえなんとかできれば可能だと思います。
2000万円の特殊な機械を頼む時も、会社側は特に気にしなかったと述べていたので審査が今より甘かったのでは。

今の時代だと警察の許可がないと買えない物がたくさんあるので、今は無理だと思います。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>あの施設を建てる時、東京に実在する会社の名義を買い取り、その名義で申請が通ったと報道されていたので、建築会社へもその名義で頼んだのではないでしょうか。
市役所側も会社名義での申請であったため、オウムだとわからなかったと言っていました。

なるほど、会社の名義を借りて隠れ蓑にしていたんですね。

>今の時代だと警察の許可がないと買えない物がたくさんあるので、今は無理だと思います。

サリンの原料になりえる薬品などはそれなりに許可が必要でしょうけど、そうではないもの（建築物）は今も昔も警察の許可など必要ないですよね。いつまたオウムが道場など建てたりしないか心配です。

お礼日時：2018/07/17 05:38

No.2 回答者： 銀座Clubママ 回答日時： 2018/07/17 07:57

当時は選挙に出馬

ダマイラマとも面会
ロシア政府とのパイプ
テレビ出演も頻繁で、
資金力は抜群でしたよね
芸能人や政治家だって、
交流あった方は
かなり居ますからね
信者には弁護士や
公安関係者や公務員
もちろん建設業もいる
全然可能でしょ

事件を起こす前は、
単に宗教団体でしたからね

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>信者には弁護士や
公安関係者や公務員
もちろん建設業もいる
全然可能でしょ

弁護士は一人でできる商売ですけど、ビル建築は一人ではできない商売でしょ？
信者に建設業に従事している者が居たとして、その者一人でビル建築はできないと思うんですけどね。

まあ、おそらく第一回答者様の回答がもっとも正解に近いと思いますが。

お礼日時：2018/07/17 23:11