
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
黒人への参政権は合衆国憲法で保証されていました。
しかし文盲テストというものが投票に際して行われ、これでほとんどの黒人がはじかれて、実質的には黒人の中でも超エリートしか投票できない状態でした。
黒人投票権法にジョンソン大統領が署名したのは1970年、いわゆる文盲テストの廃止です。これが実際に発効となったのが1971年という事です。
だからアメリカ南部の半数以上の黒人は1971年になってようやく選挙人登録がなされ、投票権を得ることができました。
No.4
- 回答日時:
「文盲テスト」追記
肌の色での差別は禁じられていても、識字率のテストで大半の黒人がはじかれていたのです。1965年の投票権法で黒人のほとんどは救済されていません。
http://www.geocities.jp/showahistory/history3/40 …
この回答へのお礼
お礼日時:2004/11/20 13:10
詳しい説明をありがとうございました。アメリカの人種差別の根強さにあらためて驚きました。世界中にアメリカの民主主義を広げようとする思い上がりはどこからくるのでしょうか?アメリカがまともな方向に向かうことを願う今日この頃です。
No.2
- 回答日時:
♯1さんのおっしゃるとおり、黒人の投票権が認められたのは1965年の投票権法においてです。
アメリカは女性参政権もたしか第一次大戦後に認められたはずで、案外こういうところは保守的だったりします。1971年という年号のことですが、もしかしたら1870年ではないでしょうか? この年、南北戦争の終結をうけて、合衆国憲法が修正され
第15修正(黒人の選挙権)
第1節 合衆国市民の投票権は、人種、体の色、またはこれまでの労働の状態を理由として、合衆国、または州により拒否されまたは制限されることはない。
第2節 連邦議会は、適当な立法によって本条の規定を執行する権限を有する。
という修正条項が成立しました。ただし実質上は州の規定や法律によって、黒人の選挙権はほとんどないも同然にされていましたので、投票権法の成立が必要だったわけです。
No.1
- 回答日時:
実質的な参政権が認められたのは、1964年の市民権法、65年の投票権法からのようです。
71年に何があったのかはよくわかりません。参考URL:http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/staff/yasuoka/WWW/am …
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