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この羽織はどのようなときに着るものなのでしょうか。(画像あり)
和服の羽織について質問です。


①この羽織の種類や呼び方

②どのようなときに着るものなのか

③羽織を洋服と合わせて着ることについて


以上3点について教えて頂きたいと思っております。



先日、夏羽織を頂きました。

・画像右側
  色は黒一色で絵や柄はありません。
・画像左上
  背面に1つ、紋が糸で縫ってあります。
・画像左下
  生地の薄さになります。


当方、20代前半、女、学生、未婚です。




①この羽織の種類や呼び方

 当方が調べた範囲では、『一つ紋の紋付羽織』という種類の羽織だという結論に至りましたが、正しいのでしょうか。



②どのようなときに着るものなのか

 こちらについても様々調べたのですが、黒一色で何の絵柄もない点と、紋が着いている点からフォーマルなときに着るものだという解釈になりつつも、女性の羽織は紋付でもフォーマルなものにはならないという話も見るため、どれが正しいのか分からなくなっています。
 そのため、この羽織は「フォーマルなときに着るもの」なのか「普段着として着れるもの」なのかと、その理由を教えて頂きたいです。

 また、紋付はフォーマルなものなので紋の糸を抜いてしまえば普段着として着れるといった話もありましたが、この羽織が「(紋があるから)フォーマルなときに着るもの」の場合は、糸を抜いてしまえば「普段着として着れるもの」になるのでしょうか。



③羽織を洋服と合わせて着ることについて

 当方、普段着として洋服に羽織を合わせて着たいと思っております。

 合わせて着る洋服ですが、Tシャツとジーンズに羽織をはおるというイメージでお願いします。
 このような着方について、どう思われますか。

 また、普段着として上記のような着方をする場合、画像の羽織は不向きなのでしょうか。
 画像の羽織が不向きな場合は、どのような羽織が向いているのでしょうか。



 今回が初めての質問投稿となりますので、不手際等お手数をお掛けすることもあるかと思いますがよろしくお願い致します。

 和服の知識は殆ど無いため、間違った部分があるかと思います。ご教示頂けると幸いです。

 質問項目が多くお手数をお掛けしますが、よろしくお願い致します。

「この羽織はどのようなときに着るものなので」の質問画像

A 回答 (3件)

①紗あるいは羅の一つ紋の紋付き黒羽織、だと思います。


絽の場合は横段に絽目が入ります。画像ではそれが見えませんので紗か羅の羽織となると思います。
薄物(うすもの)と呼ばれる夏羽織で着用時期は6月~9月です。
6月、9月は単衣(透けない裏地なしの着物)の上に、7月、8月は絽などの盛夏の着物の上に羽織ります。

②紋付きなので少なくとも普段着ではありません。
ただ仰る通り、女性の場合は正装で羽織は着用しません。
強いて言えばセミフォーマルという括りになるかと思います。

昭和30~40年代頃、女性の黒羽織が大流行しました。
卒業式ではお母様方が色無地や江戸小紋の上に黒羽織を着るスタイルが定番でした。
またお通夜の席などに地味な着物の上に黒羽織を羽織って略礼装としました。
しかし夏羽織は大変に珍しいですね。
夏でもよく着物を着ておられた方の持ち物かと思います。

紋は染めの紋のほうが縫い紋よりもフォーマル度が高いです。
ただこれは薄物なので染め抜きの紋を入れるのは難しかったのではと思います。
そもそもがセミフォーマルなので袷の場合でも縫い紋を入れることも多かったです。
糸を抜くと仰いますが、素人にはなかなか難しい技だと思いますよ。
それに抜いても針目が残ってしまいます。
紋を抜いたとしても黒一色ですから完全な普段着としては違和感があると思います。
たとえば刺繍で裾や袖に模様を入れたりすればオシャレな夏羽織として着られるでしょう。

③上記の説明はすべて和服として着物の上に着る場合の話です。
洋服に合わせるという事であれば、その時点でルールも何もありません。
紋がついていればフォーマルとかそんな概念からは程遠い路線となりますから、気にするのが陳腐というものです。
洋服に羽織を羽織ったファッションとして堂々と着られたら良いと思います。
洋服の上に羽織るのにふさわしい羽織というものはそもそも存在しませんから向きも不向きもありません。

個人的にはそうして古い和服を洋服に合わせたりアレンジしたりするファッションは素敵だと思いますよ。
ただセンスを要するのでファッションの腕の見せどころだと思いますね。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
 この羽織は元の持ち主の方が服の整理をしている際に処分するものを頂いたのですが、当方の手持ちに和服が無く、しかし着ずに仕舞っておくのも勿体ないと思い洋服と合わせて着ることを考えていました。とはいえ、洋服と合わせて羽織を着るという、和服としての羽織からするとイレギュラーな状況でも、「和服」というジャンルでこの羽織の持つ意味やルールが完全に無視できる訳ではないのではないかと不安に思い、この度質問させて頂きました。そのような時に「洋服に合わせるという事であれば、その時点でルールも何もありません。」「気にするのが陳腐というものです。」という意見を頂けたので、とても安心致しました。
 ただ、仰るようにセンスが必要になってくると思うので、まず手持ちの洋服と試行錯誤して合わせていきたいと思います。
 また、紋の糸も下手に抜いてしまうよりはそのままにしておきたいと思います。裾や袖に刺繍で模様を入れるというのは考えもつかなかったので、とてもオシャレで素敵だと思いました。
 その他、和服や羽織に関して丁寧にご説明いただきありがとうございました。

お礼日時:2018/09/10 03:02

先ずね、


洋服に「紋付の羽織」を着る状況自体が、本来の和服の概念から完全に逸脱する事なんで、
謂わば、何でもアリです、

其をする事で、周りの評価や雑音に聞く耳持たぬ姿勢を保持し続けられるならです、

何に合わそうと、どんな着方をしようと、質問者の自由です、一切の制約から解き放たれます、

紋付、
本来の意味合いは、その紋を纏う事で、自身が紋を掲げる「家に所属する者である」との外部への意思表示です、
フォーマルな意味合いとは次元が違います、紋のあしらわれ方とは関係無しに、
紋は、糸で形を造るのでは無いです(其は刺繍です)、
糸を抜けばの発想は起こり得ません、
紋は、着物の生地色を「抜染」と云われる技術で脱色して着けられます、

①は、名称・種類は合ってます、
②は、画像では解りませんが、夏羽織と有りますんで「単衣(ヒトエ)」の仕立、
更に、画像に手が透けたのが有るので
素材は「呂」と呼ばれる盛夏用です、
着用の時期は新暦での6月1日から「盆」辺りまでが一般的で、最終は9月30日迄、「呂」以外の物、

通常は、訪問着と呼ばれるカテの上に重ねます、
和服にフォーマル・アンフォーマルの概念は有りません、
黒の無地は該当しません、
唯一「喪服」だけが区別されます、

着用目的と、着用主旨で色・柄行を選択します、

③は、全体像を文頭に書きました、
唯、「呂」仕立の様なんで、盛夏以外は本来を逸脱して尚且つ生粋の「おバカ」は保証出来ます(そうでも無いか!?)、

繰り返しますが、
質問者さんが、どんな着方をしようと、どのように使われ様と一切が自由、

ニューファッションに成るかも知れませんね、

問い掛けの多くには答えて無いとは思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
 洋服に羽織を着るという状況でも、羽織が「和服」というジャンルの中で持つ意味やルールが完全に無くなる訳ではないのではないかと思い、今回質問させていただいたのですが、何でもアリとのご意見を頂けたので手持ちの洋服と合わせながら着てみたいと思います。
 貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/10 02:16

夏の訪問着くらいかな。


普段着にしてしまうなら自由に着こなせばいいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
着こなせるよう、試行錯誤してみたいと思います。

お礼日時:2018/09/10 02:06

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