
古代中世あたりの時刻について調べています。
当時の人々はどこかに外泊している際、一番鶏(=にわとり)が鳴くとそれをきっかけに出立し自宅に戻って行く、という事例を良く見かけます。
特に、男性が恋人の家を訪れた場合などは、未だ暗いうちに退出するのが一般的なマナーであったようですが、そのようなときも鶏の鳴き声を聞いて別れを惜しむ・・・という内容を読んだことがあります。
この<一番鶏が鳴く時刻>とは具体的に何時頃なのでしょうか?個人的にイメージとしてはAM3:00~4:00くらいかな、と・・・。
昔近所で飼っていた鶏もかなり早朝に鳴いていたような気がするものの、厳密には覚えておりません。(確かその鳴き声が朝っぱらからウルサイ!と周辺で問題になっていたような(^^ゞ)
御存知の方、どうぞ宜しく御願いいたします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
♯2さんのおっしゃるとおり、鶏は「何時に鳴く」のではなくて「夜があけかかったら鳴く」ので、一番鶏は季節によって違うというのが実情でしょう。
また古代中世の人たちも「今が何時である」ということを知りたかったのではなく、「もう行動できる状態になった時間帯なのかどうか=夜が明けたかどうか」を知りたかったために、鶏をあてにしたのではないでしょうか。ちなみに後朝の別れにはあまり鶏は関係ありません。とにかく暗いうちに帰ることが大切だとされます。女のもとに、人間に姿を変えた神が夜訪れる(日の光にさらされると正体があらわになる)という古代信仰のなごりでしょう。平安時代の和歌には一番鶏と結びつけたものもありますが、これは中国の風習(鶏の声で関をあける等々)を和歌のなかに置きかえてみたものだととるのが自然かと思います。
No.2
- 回答日時:
かつて、私の家で鶏を飼っていました。
その鶏は、早い時には午前2時頃には鳴いていました。(近所の皆さんにはご迷惑をかけました)が、恐らく車などの灯火に反応して鳴いたのだと思います。つまり、夜が明けたためではなく、人為的な条件によって(もしくは鶏が間違えて)鳴いてしまった場合は「一番鶏」とは言えないのではないかと思います。
特殊な例は除き、一般的に「一番鶏」は、鶏が活動をはじめる(鳥目の鳥が見えるようになる)時間、「空が白みはじめるころ」とすべきではないかと思います。午前4時前後かな?
ichao様、まず、鶏をお飼いの方を不快にさせる様な発言をしてしまい、誠に申し訳ありません。記述中に「そういえば昔近所でも飼ってたなあ」となにげなく思い出した結果ですが、配慮に欠ける行為でした。にもかかわらず、詳細な御回答を頂き心より御礼申し上げます。
なるほど、夜明け空の明るさを感じ取って鳴く、と考えると分かりやすいですね。鶏特有の体内時計でもあるのかなあ、と思っていました。
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