
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
『籠手(こて)』です。
鎧をつける前の鎧下の装束を、「小具足姿」というのですが、小具足で検索しても、コレ!という画像が見つからなかったので、私が持っている本の画像を貼ってみました。非常に画像が悪いので、キビシイかも…。(^^;
『籠手』も細かく言うと、No.1様やNo.4様がおっしゃられたものや、現在の剣道の防具など、いろいろあります。bananataxi様がお探しになられているのは、No.4様の『双籠手』だろうと思われます。
yahoo!百科事典の丸写しで申し訳ございませんが…
【籠手】
甲冑(かっちゅう)の小具足(こぐそく)の一種で、戦闘時に腕を防護した。小手とも記す。古代には手纏(たまき)、覆臂(たおおい)といい、中世には手蓋(てがい)とも称した。騎射戦を主とした中世初期には、射戦を行う武士は弓射の便から左手のみにつけ(片籠手(かたごて))、徒立(かちだち)の接戦を主とした下卒などは両手にさし(諸(もろ)籠手)たが、戦闘が熾烈(しれつ)化し太刀(たち)打ち戦が盛んになるに及び諸籠手が普通となった。籠手は座盤(ざばん)の形状や製法によって種々あり、古くは、袋状に仕立てた布帛(ふはく)製の家地(いえじ)に座盤・肘金(ひじがね)・鯰(なまず)手甲(てっこう)などを綴(と)じ付けた鯰籠手を用いたが、座盤を3分割、5分割して蝶番(ちょうつがい)付けした筒(つつ)籠手や、篠(しの)とよぶ細長い板金(いたがね)を鎖繋(くさりつな)ぎにした篠籠手なども賞用され、室町時代の激しい合戦は座盤・手甲などの間に鎖を多用することとなった。近世に至り当世(とうせい)具足が流行すると、綿噛(わたがみ)に鞐(こはぜ)付けする構造をとり、座盤を瓢(ひさご)形につくった瓢籠手(小田(おだ)籠手)、小篠(こしの)を鎖繋ぎにした小篠籠手(越中(えっちゅう)籠手)、鎖地に筏(いかだ)を散らした筏籠手などが盛行し、また、上膊(じょうはく)の座盤のかわりに小形の袖(そで)を仕付(しつ)けた毘沙門(びしゃもん)籠手が用いられ、やがて置袖(おきそで)という小形の袖を併用することが、流行した。現在では、剣道の技や防具の名称の一つとして使われる。
↑この説明を見ると、「籠手もいろんなタイプのものがあるのだな」というコトが、分かっていただけるのではないかと思います。

gin-chiyoさま、お答え下さってどうもありがとうございます!
この画像を見る限り、やはり籠手の一種でまちがいないようです。本当に色々な種類があるのですね。興味深く読ませて頂きました。機会があれば、わたしも資料集を探してみようと思います。
丁寧な回答をありがとうございました。とても助かりました。
No.4
- 回答日時:
素肌に直接ではないですが肩から胸、袖を覆うものであれば篭手を両手につける双籠手(もろごて)の可能性もありますね。
大鎧では弓を射るために片腕に装着しておりますが、
胴丸などで長刀などをとり回すのは両手に装着するもののようです。
参考URL:http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_n …
この回答への補足
お答えくださりありがとうございます。
確かにリンク先の画像を見るととても近いもののように思います。籠手の一種なのでしょうか…両腕という形式はあまりメジャーではないのかもしれません。
どうもありがとうございます!

No.3
- 回答日時:
「帷子」かたびら ではありませんか。
防御用に鎖でできたもので「鎖帷子」などはよく聞きますよね。
この回答への補足
どうもありがとうございます。
確かに、裏地のない単の衣=帷子=下着という文章を読んだことがあるので、帷子の一種なのかもしれません。ただやはり、画像を探すと着物の型をしているものが多いので、私がイメージしているもの(袖だけ覆うようなタイプ)と同じかどうか定かではありません。
回答ありがとうございました。参考にして引き続き調べてみます。
No.1
- 回答日時:
サイトを引っ張ってくるだけの回答で申し訳ないですが、ここを調べたら名称が分かるかもしれません。
参考URL:http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_n …
この回答への補足
お答え下さりありがとうございます。
貼ってくださったページにある『射籠手』がかなりそれに近いもののように思います。ただ、両方の肩から腕を覆っていたのと、素肌に直に着ていたように記憶しているので…(それとも、記憶違いなのでしょうか)。
どうもありがとうございます。サイトもとても参考になりました。
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