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万緑に とべばましろき 鳥ならむ
という俳句があるのですが、最後の「らむ」は切れ字ですか?最後に切れ字がくるときは、その切れ字は切れ字といいますか?

質問者からの補足コメント

  • 御二方ともありがとうごさいます。
    中学2年生なのですが、テストで切れ字を選びなさいという問題がありました。
    私は、この俳句を選びましたが、答えは
    「白藤や 揺りやみしかば うすみどり」という句でした。この句も「や」が切れ字なのはわかりますが、何故「万緑に〜」の句では駄目なんでしょうか…

      補足日時:2018/11/14 18:40
  • 答えが2つあるミスですか?

      補足日時:2018/11/14 18:40

A 回答 (4件)

切れ字十八字 と呼ばれるものが下記です。



かな・もがな・し・じ・や・らん・か・けり・よ・ぞ・つ・せ・ず・れ・ぬ・へ・け・いかに

現在使われているのは 「かな」「や」「けり」ですが、「らむ(らん)」も切れ字に含まれると考えてよいでしょう。
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芭蕉は「伊呂波四十八文字、これ皆切れ字なり」といいました。

すなわち、特定の語句が「切れ字」の役割をになっているのでなく、作者が「切れ字」として使ったものが「切れ字」だという原理です。
「万緑に とべばましろき 鳥ならむ」の切れ字は「む」です。「なり+む」で終わっています。
初夏のすべて緑色の山をバックに飛び立った鳥は、それは真っ白な鳥であるだろう(もともと白い鳥なのだが、その白と緑の対照の美しさを詠んだ)

>最後に切れ字がくるときは、その切れ字は切れ字といいますか?

この、「万緑」は中村草田男が初めて使った季語で、以後盛んに使われるようになりました。
 「万緑のなかや吾子の歯生え初むる」(草田男)
切れ字は、五・七・五のどこにあっても「切れ字」です。上記の句は、中七の3字目にあります。
「ばんりょくの なか<や>あこのは はえそむる」
 ついでに言いますが、「切れ字」と短歌の「初句切れ」「二句切れ」「三句切れ」「四句切れ」と混同する人がありますが、短歌の場合は歌のリズムと関係しますけれど、俳句の場合の切れ字は内容に関係します。(わざと区別をしたのは、その違いを知ってもらう為で、どちらも内容に関係あります。「俳句」を「初句切れ」「二句切れ」など言わないように)
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#1です。



現在では、「かな」「や」「けり」の3つが一般的な切れ字ということになっているようです。
「らむ」も切れ字のひとつですが、現在ではあまり使われていないので正解にならなかったのかもしれません。
この3つが切れ字と覚えるほうが無難だということだと思いますが、俳句に詳しい先生なら正解にしたのではないか、という気はしますね。
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>最後の「らむ」


そもそも「らむ」は存在しません。鳥+なら(断定)+む(推量)ですから、句末は「む」です。また切れ字はそこに詠嘆や感動を込めますので、詠嘆の助詞「か・や」や助動詞「けり」などでないと切れ字とはいいがたいと思います。
ご提示の「万緑に」には切れ字は見当たりません。
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この回答へのお礼

なるほど…難しいですね…
ありがとうございます。

お礼日時:2018/11/14 19:52

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