プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
最近、研究室でabaqusという解析ソフトを使うことになりました。私としては解析ソフトを使うことが初めてで、英語のマニュアルを必死に読むことで日々勉強をしています。

私は、長方形のソリッド要素に四層積み重ねた複合材料を割り当て、一軸方向だけに圧縮をして破壊するシミュレーションを行いたいのですが、ソリッドではハシン則が使えないことや、異方性は定義できない(?)といったエラーが発生してしまい行き詰っています。(研究活動も進みません・・・)
質問としては
複合材料を割り当てたソリッド要素を破壊するために必要な物性等を教えて頂きたいです。

現状としては、abaqus student editionを使用して複合材料を割り当てたシェル要素の破壊挙動は再現出来ました。

研究室でabaqusを使用しているのは私だけで質問できる人もいません。
ご存知の方がいらっしゃれば教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

アバカスは使ったことがありませんが,一般に有料の汎用ソフトはエディション(値段)に応じて機能が異なります。

値段が高いほど多機能になります。ただし,できあいのソフトを使うわけですから,マニュアルにある材料特性以外を使おうとすると,昔は user subroutine というのをリンクできたりしました。無ければ追加できません。マニュアルをご覧ください。英語のマニュアルくらい読めないと大学生としては失格。
 ですから,できあいの「複合材料要素」を使っているので,そこで指定できる材料特性以外は指定できません。例えばその複合材料が繊維補強材であれば,繊維を棒要素か何かでモデル化して特殊な節点接合(剛体要素を使ったりするのかな?鉄筋コンクリートの鉄筋をどうモデル化するかをマニュアルで見てください)をすることで異方性をモデル化できる場合もありますが,要素数が某大になります。また破壊規準や降伏規準も制限がかかっているのではないでしょうか。また圧縮座屈(弾性であれ塑性であれ)でシェルが破壊することを考えておられるなら,「有限変位」の範囲の設定をしなければいけませんよね。だって座屈は微小変位理論では解けない。ま,増分理論が正しくモデル化されていれば解けますけども。その student edition が有限変位理論も扱えるのかどうかを見て判断してください。たいていの汎用ソフトは,有限変位や特殊な要素・材料モデルを加えると値段が高くなります。
 結論:一番簡単な解決法は,FEM プログラムを自作すること。僕の後輩は,解析は自作 FEM で実行しますが,プリ・ポストを汎用ソフト附属のものを使っています。データファオーマットは公開されていますから,自作ソフトとプリ・ポストの情報のやり取りは簡単にできます。
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